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第二回解説コーナー

今回のゲストはなんと本当の読者様!ありがとうございます!

「はい。こんばんわ。毎度おなじみジョナサンことジョンです」

僕はカメラに向かって一礼した。最初の様な緊張感はあまりなく少し慣れたと自分のことながらに思った。さっそく今日のゲスト紹介だ。

「えー。では本日のゲストです。おっ、初の読者さんから登場のシーさんです。どうぞ!」

前回より大幅に改良されたステージの門からゲストが登場した。

「こんにちわ!」

元気よく皆に挨拶したのはエキップテクノロジーの読者様のメガネがよく似合うジョンと同じ高校生の女の子だった。

「どうも初めまして。よろしくお願いします」

と言って僕は手を差し出して握手をしてもらう準備をした。彼女はその手を取りながら苦笑いをした。

「私は初めましてじゃないんだけどなぁ…」

困ったような声を出されてしまった。

「いえいえ、お会いしたのは初めてじゃないですか。それの初めましてです。いつも読んでくださりありがとうございます!」

「ああ!そういうことか!良かったぁ!!」

彼女の声が明るくなってほっとした。

「えー、ではシーさん」

「はい!」

「僕は小説のキャラクターを主観的に説明するので読者様代表として客観的に質問などお願いしますね」

「了解しましたー!」

彼女はピシっと敬礼のポーズをした。

「では登場順に紹介したいと思います」

僕は資料を見ながら説明をはじめる。

「では僕からいきたいと思います。名前が最近つけていただきました。ジョナサン・スウィフトです。身長が174㎝で体重が69㎏です。出身はイギリスで16歳です。本当の両親は父親がヨーロッパの血筋で母親はアジアの血筋ですが父親の血が濃かったようで見た目はヨーロッパ系統の見た目になっているみたいです」

「へー!お母さんアジア系なんだぁ!それって言っても大丈夫なの?」

「大丈夫ですよ。紹介してるだけなので」

「そ、そっかぁ。ジョナサンは学校通っているの?おうちは準備できて普通より豪華な暮らししてるみたいだけど!」

「確かに僕がいた紛争地帯の暮らしぶりからは想像出来ないほど豪華な暮らしを送っていますよ。朝昼晩三食食べれますしいつも安心して寝られるところがあるなんて天国のようで毎日お義父さんやお義母さんに感謝しています。ですがまだ{学校}というところが長期間の休みで通ってはいませんが入学の手続きは出来ているようです」

「そうなんだぁ!良かったね!!そう考えると私の生活も豪華って言えるんだなぁ…お母さんとお父さんに感謝しなくちゃね!」

「そうですよ。親孝行なんて当たり前なことなんですよ」

「じゃー次いってみよー!!」

「了解です!ではグラサンの男の紹介いきます!」

「おー!あのイケメン風のお兄さんかあ!」

「そうですね。名前がエミリア・ウルマンで女性の様な名前ですが…本人が良いと言っていたので気にしないでいきましょう。僕と同じでヨーロッパ系の血筋で28歳。身長が182㎝で体重が75㎏。かなり大きい方ですよね。いつもスポーツサングラスを掛けていてかなりミステリヤスな人物なんですが、生まれた場所の治安が悪く喧嘩が強く口が少し喧嘩腰な様です。」

「へぇ~。口が悪いのも納得だね…」

「身を守る為に周りに馴染む為でしょうね…彼も大変なようです」

「今は警察官になったんでしょ?色んな人を助けてほしいね!」

「そうですね。彼は心が汚れていないからこそ僕達少年兵を助けてくれたんだと思います。その調子で多くの人を助けてほしいですね」

「ちなみに僕を撃った名前が無い隊長さんなんですが、刑務所に入れられて現在服役中の様ですね」

「そうなんだぁ…良い人になって帰ってくるといいね!」

「シーさんは心が綺麗ですねぇ。その発想はなかったです」

「そう?えへへ…ありがとう!」

彼女は頭を掻きながら照れていた。

「では、時間のようです」

「えええ!?早くない???」

「そうですねぇ…シーさんとは会話が楽しくて早く感じました!」

「ほんと?また来ていい?」

「もちろんです!エキップテクノロジーは読者様のご希望に出来る限りお答えするつもりですし大歓迎です!このコーナーに出たいや作品に出たい等もお待ちしております」

「なんか番宣みたいになってるよ…」

彼女は苦笑していて僕もはっとした。

「あっすいません…。いつでも大歓迎です!」

「わかったぁ!じゃーまた来るね!」

「はい!では皆さんご清聴ありがとうございました!」

幕が静かに閉まろうとしたその時だった。

「ちょっと待てーい!!」

観客席から見慣れたスポーツサングラスの男が僕を観客席へ突き飛ばして幕の中のスタジオに入っていった。

「俺はウルマンだ!スポーツサングラスの男じゃねぇ!」

椅子の角に頭をぶつけて鈍痛が頭に響いた。

「いてて・・・」

幕の中から何やら聞こえてきた。

「シーさん!」

「なっなんですか?」

「メアドを…」

まずい!僕が助けなければ!

「でっではこれにて第二回解説コーナー閉じます!お疲れ様でした!」

僕はカメラにお辞儀をして幕の中に勢いよく消えていった…。

「コラーーー!」

これからも少しずつ解説していくので質問やこれに出して!作品に出して!

このアイデアどうかな?などドシドシ待っています!

それからシー様ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。

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