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これが私の友人です

「毎日お熱くて羨ましい~っ」


「は?」


 それは、先輩の絡みから逃げ出して教室に辿り着けた時。……鬱陶(うっとう)しいのが一名、仁王立ちでニヤニヤしていた。

 先輩の次は友人、と来たか。面倒臭い。

 窓側という居眠りに最適な自分の席に座る。実を言うと、ここの席はあまり気に入っていない。


「よいこらせっと」


お婆さんか、とツッコミたくなるセリフで、友人が私の前の席に座った。つまり、そこが彼女の席なのだ。

隙あれば根掘り葉掘り色々な事を聞かれ(ほぼ先輩の)昼食は私の弁当を半分くらい平らげ(まだ一口も食べてなかったハンバーグを略奪)放課後はガールズトークに花を咲かせ(友人だけ一人で盛り上がる)そこでまたもや先輩の話題になり(もっとデレなきゃ駄目とお説教)やっと終わったかと思えば今度は私の貴重な休日を潰す予定を入れ(ゴロゴロして過ごすという計画が崩れた)最終的に解放されるのは外が薄暗くなってからという振り回されっぱなしの私の苦労に誰か同情してほしい。


「んで、今日は朝から彼氏とどんな話したの?」


とりあえず、そのにやけ面は何とかならないのか。


「なんか変な勘違いしてるみたいだから言っておくけど、先輩とは別に――――」


「うん、ツンデレね。んもー超可愛い!リアルツンデレきたこれ」


息がちょっと荒い気がするんだけど大丈夫かな。頭。


「人を萌えキャラみたいに扱わないで気持ち悪いよ奈津香」


「寿々が可愛すぎるのが悪い!」


「はぁ」


寿々というのは私の下の名前。そして、説明無用の奈津香。


頭がちょっとアレなのが欠点の、私の友人。



早起きしたのでちょっと執筆( ..)φ

奈津香から、私と同類のにおいがします←

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