時を操る婦人像 導入編 V
バイキンマンのみためは菌を培養してスケールを数兆倍にした菌のシルエットに人が混ざった姿をしている。
『ゆ、ゆ、ゆうき、ゆるさん!この屈辱はらさでおくべきかぁー』
『あいつまだいきてたんか?見た目変わってるけどきんもちわりぃなぁ、相変わらず』
『僕がさ、最強なんだぞぉ!ふ、ふざけやがってぇー!!』
『あのさぁ、どうでもいいんだけど君色々と迷惑なんだよね?きえてくれるかな』
『ゆうき!きをつけろ、そいつからは異様な魔力を感じる』
藤堂師匠が警戒しているのでゆうきも気を付けることにした。
『人デハナイ何カ』
ガワンバは腕を組み考えていた。
『イケ、チンパン人』
『うききっー!』
屈強なチンパン人が一斉に襲いかかる。
取り押さえるとバイキンマンはつぶやいた。
『また僕をいじめるんだね!ゆるざん!!』
『腐敗進行』
細菌たちが高速でチンパン人たちを腐敗させていく。
『うきっーいたいうきっー!』
『どいつもこいつもじゃまばかりしやがってえ』
『やめろ!チンパン人たちにてをだすんじゃねえ!』
『焔切』
『あづぅぃいー!』
バイキンマンはもえさかって消えていった。
『ばいばいならー』
『なんだったんだあいつは』
藤堂とアイリは呆然と見つめていた。
『しぬなー!チンパン人っー!!』
『ゆうき、うっき・・・!』
パタッとたおれると瞼を閉じた。
『くそっなんだったんだあいつわ』
ゆうきは現れてはきえていくバイキンマンに
嫌気がさしていた。
『あれがデビルズクローじゃないのか?』
藤堂が指差したさきにあったものは悪魔のつめのようなかたちをした綺麗な花だった。
『あれっぽいな、魔力の質量がはんぱじゃない』
デビルズクローは魔力を帯びていて質量がすごいことになっているのではこべない。
その場ですりおろしてポーション、エリクサーに変換した。
わずかな液体でも100キロ近い重さがあった。
加工作業をしていると、茂みのおくからなにかけはいがしたのでわけいってみると黒塗りの婦人像が錫杖をもってたっていた。
藤堂が鑑定の虫眼鏡を使うと時を操る婦人像とかいてあった。
くわしくしらべるために転移門を設置し研究所と婦人像の場所を行き来できるようにした。
婦人像はとてつもない魔力を垂れ流しておりおもくてはこべないからだ。
とりあえずはデビルズクローを液体で持って帰ることに成功した一行は任務の報酬をもらい休暇にはいるのであった。




