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寄生命体つのばやし  作者: GoodSunGGgaming
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戦利品と分配の法則

バイキングマンをたおしたあとは、デットイールとクイーンスパイダーからドロップした魔道具を分配する会議が行われた。


そのまえに税収として30%に値するエゾを払わなければならないのだが、現金がなければ修練のタワーからはもちだせないのだ。

そのかわり、手持ちがない場合業者市にだすことができ、手数料として10%もっていかれるが一ヶ月後に開催されるオークションで売却することができる。


『こんかいの戦利品は女郎蜘蛛の刃と魔力を凝縮した9mmのピストルが一丁、自動点灯爛漫がひとつとなっております』


ヤン教授はてなれたてつきで魔道具をならべると、性能を説明してくれた。それに、価値についても教えてくれた、流石教授といったところだ。


女郎蜘蛛の刃は刀身に毒の波紋がながれており、傷つけた相手を麻痺させる神経毒の効果がある。


魔力の凝縮したピストルは弾丸を放つさいに熱をおびた三倍の重量の弾を発射し、魔力によって減衰することなく標的に致命的な炎属性の貫通ダメージをたたきだせる。


自動点灯爛漫はそのなのとおりくらがりにいくと白い炎をともす。その爛漫の内部の熱は外気に影響しないが極めて高温のため蓋をあけてはならない地獄の不知火といわれ、あけたらウィルオーウィスプの鬼火に地獄の修羅道へといざなわれるといわれていると解説してくれた。


どれも高価な品のため業者市にだすてはずをとろうとしたがトクトウサンカには国のバックアップがついているので有用そうな三点の品をかいあげるよう、耳につけているBluetoothのイヤホンからユキの所属する情報処理班の判断が伝えられた。


『これらをかいあげたいのだが、いくら用意すればいいのか検討がつかない』


そういうとヤン教授の贔屓にしている古物商団体に査定を依頼することになり、そのけっか三点で5000万エゾにのぼる額となった。


『1500万エゾももっていかれるのかよ!』


『なんねん生活できるかわかんないわね』


1500万エゾをはらえばひきとれるということで国から経費としておとし、それが国へ戻るという現象がおきた。


堂々はアイリの武器にするため二つの装備を伊藤マイケルの工房に預けることにした。


刃と銃でガンソードにするか、短剣と普通に銃としてつかうかどうかと提案がなされたので、アイリはしっくりくるらしいガンソードをつくってもらうこととなった。


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