表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寄生命体つのばやし  作者: GoodSunGGgaming
26/124

進学

ヤンは強敵をたおすと役目をおえたかのようにいっきに若さをうしない衰えていった。


『信賞必罰、滅私奉公せねばなりませぬ』


ゆうきたちはヤンを警戒しつつ聖域の効果で回復をもくろんでいたが、ヤンはゆうきたちを敵視していなかった。


『見目麗しき男女諸君我が教徒となりなさい』


藤堂とゆうきはアイコンタクトで敵対しないようにと合図しあった。


『は、はい。さきほどの戦いぷりみごとでした!ぜひ私も近くで色々なことをまなばせていただきたいです!』


『私も同じ考えです』


『藤堂さんにおなじく』


『よきかな!よきかな!良縁ですぞ!おたがいによいであいとなりましょう!』


ヤンは衣服をただすと三人がいきのびたことも『また運命である』といった。


『デビルオクトパスのくずどものせいで熱心な信者が五十数名なきものとなってしまいました。私は心がいたい。まだ生あるあなたたちを我が学舎に招待致しましょう』


十字をゆびできり、信仰の証をたてた。


『凄惨な事件となりましょうぞ。神に日々をおあたえたもうたことに感謝しましょう。また新たなる神業、重罰断罪ヘヴィーパニッシュメントを得られたことにも感謝』


『アーメン』


ゆうきたちは学舎にいくこととなり、すみやかに地下競売所から脱出することになった。人食いワームがほったあなからぬけだすと雪原がひろがっていた。


『純白の雪原をけがしてはなりませんな、きがとがめます』


そういうとワームホールのように円の空間をつくりだし移動魔法をとなえた。


『さ、まいりましょう』


『へぇーここががくしゃかぁ!』


ゆうきは高校をやすみがちだった。


喧嘩をむりやりさせられるからだ。


そんな学園生活のなかみにつけたのが、右手をジャブにてっして左手で砂をめにかけてから両手でラッシュするという戦法だ。


すさみきったゆうきの学園生活からときはなたれそうな希望の光がみえた。


希望の学舎『エスポワール』であった。


『藤堂さんおれすっげえかよいてぇ!』


『たのんでみるか?』


『歓迎いたしますよ武人であり信徒となるのであれば』


無線でユキから連絡がはいった。学舎にそのまま潜入するようにと。


『よろしくおねがいします!』


こうしてゆうきとアイリは学園生活をおくることとなった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ