Esports DPSコンサルタント深井
深井はげんせにもどってくると、考え方や価値観が大きく変わっていること気付いた。
世界がどう変貌したのか。
それはまだわからない……。
だが自分のすべきことはわかったようなきがする。
経営コンサルタントからオンラインゲームの瞬間火力をだすためのスキル回し改善提案をおこなうコンサルタントになるときめた。
現代生活の戦場を経営学からオンラインゲームにかえることにした。
実際の戦場でまなんだむだのないうごきを合理的に突き詰め火力と生存についやす努力をする。
実生活にも応用できるはずだ。
そうかんがえたのだ。
このあとまちうける人生の変化をしらずに深井は人生というなの線路の分岐点のほうこうをすこしかえてみた。
あまたのRTAにおいてデータを残して経験を積んできた深井は何度も反復して最適解をみちびきだす、コンマ一秒のずれ、わずかなちから加減、バランス、そんなミクロといえるわずかなちいさなことが大きく影響し成功と失敗、時間短縮、パフォーマンスの向上につながるのがいかに大事かみにしみて覚えた。
時間が戻ることをしった深井はどうすればよりよい世界というゲームに最適解がもたらされるかをかんがえはじめていた。
そんなある日ゆめのせかいでまたであった。
『むむむ、役目を果たしたでR』
『あぁ、あんたがいってる意味がすこし理解できたよ』
『神に反逆する神喰をつくるために地球という蠱毒のつぼに魔人を100たいつくらせたのでアール、それがわがはいの願いでR』
深井はあーあというとまんまと踊らされた気がして、でも嫌な気分ではなかった。
『なぁあんたなんてったっけ?』
『幸運卿でR』
『俺には親がいねぇしかぞくもいねぇ。だからゆうきがすげえだいじなんだ』
『だから、ゆうきをたのむ』
『ジュテーム、目には目を成果には報酬をでR』
白髪の老紳士はかみをとぐとひげをつまんでくるりとカールさせながら紅茶をのんだ。
『人はよいでアール。なにせ紅茶をつくったのでR』
『ゆうきの面倒を見てやるでソワン!』
しゅぼっという効果音を残して夢から消えていった。
夢から目覚めるとそこには百鬼夜行の面々がいた。
『開けちゃおうねぇ……』
『新時代の幕を開けちゃおうねぇ……』




