表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寄生命体つのばやし  作者: GoodSunGGgaming
20/131

ロマンチック忍者 ミ卍シュッ

ロマンチック忍者や伊藤マイケルの標的はこの時点でデビルオクトパスに定められた。


ゆうきと藤堂たちはいそいで避難しようとしたが会場をでてすぐの通路でロマンチック忍者とはちあわせになった。


藤堂の記憶ではロマンチック忍者は悪であるが流儀が一流で筋はいっぽんとおっている暗殺者なのでみのがすとしておきたかったが相手がそうはさせなかった。


『不死身の藤堂とおみうけする、お命頂戴いたす!』


ロマンチック忍者は魔力にむらがる、魔力蛍をかいならしており尻があかくひかっているのが特徴的で火の性質をもっている。


闇夜にうかぶ蛇行運転するテールランプのように硬質化した蛍が赤く光ながら藤堂に群がる。


藤堂は抜刀すると高速で周囲を切り裂き蛍をたたきおとした。


滞空する斬撃がうかびあがると、空中にとどまり振動しながら衝撃をはなった。


藤堂の使役する悪霊霧雨の悪夢とよばれる魔力が具現化した悪魔のような存在が藤堂を守る契約によって守護する。


死後肉体からソウルがぬけたとき魔力と共にその存在をうばわれることとなっている藤堂は肉体的にも性質的にも不死に近い存在となっていた。



『朧気なものよ、どうかちりあくたにかえれ、爆散!』



蛍が赤から蒼白くもえあがると爆発を起こして周囲の酸素を急激に薄めた。


たちくらみのするとうどうめがけて斬り込むロマンチック忍者。


すっとふところに薔薇をいちりんさしこみやみにきえていくと一言いって消えていった。


『私は不確かなものがすきだ。すなわちきみもね』


鳥肌が立つ藤堂だったが上半身がはだかになってさむかったからかもしれない。


ゆうきとあいりは一瞬の出来事に身構えていたが、無事だった。


『かっけぇ!忍者と侍のぼーいずらぶってやつ?!ユキがいたらよろこぶだろーなぁ!』


『かっけぇかっけぇうるさいわね、それいがいの感想がないわけ?おいしそうだったでしょさっきのやつ』


『は?大丈夫かおまえ・・・』


『うっざぃわぁ、なんなんおまえ』


『仲良くはできないのかね』


『出来るわけないでしょおまえみたいなへんたいと』


ゆうきの魔力がマゾのかいかんによってたかまっていった。


『あつい』


額がねつをもって快感をうむ、魔力が増幅し、膨張する。


『あっ!!』


角が生えてきてゆうきのいしきがきえていった。

暴走状態となったゆうきがアイリと藤堂をおそう。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ