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森蘭丸と明智光秀と信長 恋のバミューダトライアングル
森蘭丸という美男子がいた。
明智光秀と恋仲になり二人は愛し合っていた。
そんなおり信長は蘭丸をじぶんの小性としてあつかうことにしたのだ。
明智はめらめらと怒りの炎をたくわえており、のちに本能寺をせめる要因となった。
この恋の三角関係をのちにきづいたウツロと深井が恋のバミューダトライアングルとなづけている。
信長は美男子をめでることで戦国の世のストレスのはけくちとしていた。
蘭丸は使者としての活躍も見られ、天正7年(1579年)「四月十八日 塩河伯耆守へ銀子百枚遣はされ候、御使森乱、中西権兵衛相副へ下され、過分忝きの由候なり」、天正8年(1580年)「正月廿六日、森乱御使にて、濃州岐阜御土蔵に、先年、鳥目一万六干貫入れおかれ侯」などの例がある。また、母の妙向尼は織田信長と石山本願寺との争い(石山合戦)の和睦成立に奔走した際に、成利を通じて情報を得て信長と直談判をしたとされる。
明智の嫉妬はれきしうごかすことになる。




