人生ゲームは戦国時代で 時空警察編
これだからやめられねぇとウツロと深井は不確定要素のつよい人生というゲームに没入していた。
ロールプレイーー。
信長の部下として働く人生リアルゲームだ。
『天下とらすぞぉ!』
『おうょ!ところで歴史通りいくなら天下とれないよね?』
『たしかに、とる寸前までサポートしてあとは流れにまかせよう』
かっちゅうをはずしながら、どろをはたきおとしていくウツロ。
地面には血の混じった土がふつうのつちと混在していた。
『藤堂はおるかの?』
『はっ!』
時の坂登を経験したことのない藤堂は記憶がなかった。不死身の藤堂が不死身のでなかったときの話だ。
『あやかしや悪魔がでるぞ今宵の林は・・・・・・』
ウツロがそういうと服部は収納BOXをとりだした。
『カッパじゃ』
亀と人の魔人できゅうりをこのんでたべる。
みどりいろの細身のおっさんがでてくると藁の腰装備をとりだしつけ始めた。
『これでもかぶっとれ』
皿を渡すとマセキをのせてとなえた。
『さらがわれたらしぬぞ。死ぬ気で皿をまもれ』
まがおでそうカッパもとい緑のおとこに告げると輝き始めて童話通りのカッパのすがたになった。
『かかかっ!しんかしたようじゃな!』
ウツロはなんとなくしったかぶりをしてみせた。
『へへぇ、これを進化というのですな!ちからがみなぎってきますぞぉおおお!』
『これをつかえ』
ウツロはレイピアをとりだすとこれで突きをきわめろといった。
緑のカッパは素直に聞いた。
それを素直にまもりつづけ1日1000かいの刺突をくりかえしみにつけた、さらが魔力によって変化し甲冑へと姿を変えていった。
それがのちの緑の騎士の祖先とされる人物であった。
『いつかりっぱな騎士になれ!』
そうウツロはかっぱにつげて野におくりだした、残党ガリをさせるついでにだ。
のちにかたられる、かっぱの伝説誕生秘話である。




