服部深井の葛藤と軍曹式練兵 時空警察編
信長は怪訝そうにはっとりをみつめていた。
『一番槍のけん、みごとだった。褒美にナニを所望する?』
『はっ!軍の練兵をさせてください!』
『かかかっそうかまっこともののふよのぅ』
センスをあおぎながらくつろぐ信長。
片ひざをつきながら頭をさげる服部。
『そなたは海外に詳しいようだな。時勢につよくふかんしてものごとをみれるのじゃろ』
『南蛮の軍隊にもせいつうしているときいたぞ』
Tps好きでアメリカ特殊部隊シールズのマニアだった深井もとい服部はそのちしきを信長にいかせるとかんがえた。
『まことにございます!殿!承知しましたをサーッイエッサーといいます!』
『サーイェッサーか!南蛮のかおりがするのぅ!よし、それをもちいてやってみよ!』
『サーイェッサー!』
深井は黒衣衆となづけ、100にんの兵士を志願させた。
募ったところ50名を選抜し、精鋭としてきたえはじめる。
『おい!こノゴミムシ!おまえはかあさんのまたからひねりだされたくそっ!いかだ!』
『はぁー?そうですか』
『はい、軍曹とこたえろ!』
べしっと三度笠をたたきつけると神田とよばれる兵士はきをつけた。
直立し硬直した。
『おい!そこの黒いの!おまえだ!なぜ黒人がいる!』
『ニホンに漂流してソダチました』
『そうか!おまえ!なまえはなんという!』
『マイケルでーす』
『そうか!ぶりむし!おまえは、べんじょにこびりついたくそだ!』
『サーイェッサー!』
びどうだにせずこたえるマイケル。
それをみてウツロはマイケルってあのゆうきをそだてた師匠の一人か?とかんがえたが、答えが見つからなかったのでかんがえるのをやめた。
『これから毎日おまえらとかあさんより顔を会わす服部だ!よくおぼえておけごみむしどもっ!』
『へんじは!!??』
『おうっ!!』
『サーイェッサー!』
『へーい』
『なっとらん!へんじは!!??』
『サーイェッサー!』
50にんの声が重なり鳥たちが羽ばたいていく。
『山まで兵糧をかついでダッシュだ!はしりかたはこうだ!』
まずは現代式の走り方をおしえこむことにした。




