1000那由多の歯車がうまれた時 時空警察編
時空警察がうまれたのはそのときだった。
マコトのはらませた情婦の子孫がニート田中の子孫とてをくみあってつくった組織である。
100年後の世界だ。
カラフルな高層の建物がならぶまちなみに、空中にうく3Dビジョンが未来の世界であるとわからせてくれる。
どれもが企業の広告でなりたっており、つのばやしは一般的な存在といえた。
馴染んでいたのだ。
ゆうきの死後、クロノダイバーを利用して時の治安管理をしているのがクロノポリスだ。
だが、うちわもめで私腹を肥やすためにクロノダイバーをりようしようとしたもののせいで組織は瓦解し分離するところであったのだが、クロノダイバーを保管していたマコトの子孫ウツロがころされそうになった瞬間、時に潜り戦国時代へとタイムスリップした。
怪我をしていたウツロは脇を刀できられており、桶狭間のたたかいの野戦病棟の近くにしにていで命からがら着地したのだ。
時の婦人像がうみだされた時代がこのときであった。
ウツロを治療した女医がクロノダイバーをきて魔石にふれると同時に硬直しもっていた錫杖に魔力がながれこみ時を操る婦人像が完成した。
世界は大樹のようにえだわかれしており、その世界線ではことなる事象が起きているのだが、本流は一本の世界でできている。
ウツロは不老不死のちからをもってうまれ、17のときに成長が止まっており、現代にもどるまでひそかに時のながれがいびつになってしまわないよう管理している。
ときにもぐれなくなってしまったが、魔力をもった唯一の存在として現存している生命体といえた。




