因果を絶つ、黄金騎士 七つの罪源編
Garoのあのうたを歌いだす。
『なにゆーえーたたーかうーのかぁ!』
『それは!』
『ケツに』
『聞け!』
くるりとバレリーナのようにおどりケツヲツキダス豚三匹。
『性技だとーかー!』
『あーいなど!』
『俺は追いかけないー!!』
三匹でポーズをきめるとまだつづきそうだったので、ミオサマが調教を始めた。
『おだまりっ!!!』
即座にブタゴリラに猿轡が装着される。
『かっかてねぇ!!!なんてぶたぢからだ!』
黒い背景に稲妻が走り、顔が写し出される。
オーラちから的な。ダンバインです。
『オマエガナンバーワンだ・・・!ブタロット・・・・・・!』
カカロットである。
『だめだこいつら、はやくなんとかしないと』
アイリは呆れてものをいうのがやっとだ。
『すきありっ!』
豚猿王のケツにカンチョウをするゆうき。
『な、なぜオレのケツが重度のいぼ痔であるとわかった?』
消えたふりをしていた豚やろうがいった。
別の意味でもいった。
『御免』
『できればぼくを・・・・・・ゆるさないでほしい』
故にワビスケといいそうな台詞をブリーチ風にいうと深井があいだにわっていった。
『卑怯ものめ!さすならわたしを挿せ♂!』
『おまえマジか?』
『マジ』
見つめ合う二人。
アイリが腰に帯びている銃にゴムダンをこめる。
『調教が必要ね』
『ちょっそれはら、らめぇー!!!』
乾いた炸裂音と変態の断末魔が木霊する。
それをみていたのこりのものたちはポカーンとしている。
何をみせられているのだ私たちはと、殺しあいをするのではないのかと。
しびれをきらしたのはコロスケナリだった。
『らちがあかないなり、この五右衛門という侍崩れからうばった斬鉄剣できりさいてやるナリヨ』
『こい!』
ゆうきは凄むと抜刀体勢にはいった。
これしかない。
何度も繰り返し、反復し体に染み込ませた、なにも考えずとも構えればでる動作。
そう、抜刀居合だ。
はなれようと走り出すアイリとそれをおいかけるミヨサマ。
藤堂はベンゾウと対峙した。
アイリはいった。
『それで女王さまのつもり?まるでお遊戯会ね♀豚っ!!』
『ちょっと?!あなたにいわれたくないわ!二匹のブタにすかれてるからっていいきにならないで!』
鞭をしならせアイリにうちつける。
『遅いのよプロゲーマーこえてる動体視力なめんナッツの!サドンアタックというFpsでTRGライフル使ってキルデス75ぱーだっつーの!』
鞭をつかんでぎりぎりとひっぱりあう二人。
その近くでコロスケナリとゆうきは抜刀体勢と上段ふりおろしのかまえでむきあっていた。
刹那も気を抜けぬいっしゅんであった。
深井が収納ボックスから軍用のレーザーポインタをとりだしコロスケナリの目に当てた。
いいこはまねしないでね!
一瞬の隙をつき。
『焔切!!』
じゅわっという音ともにきりさかれる。
コロスケナリが倒れる。
『無念・・・・・・ナリヨ』
パタッと気を失う。
きったのはコロスケナリというサイボーグを動かしていたチョンマゲにあった核だった。
ベンゾウが叫ぶ。
『コロ助~ーー!!』
ぐるぐるめがねをはずしわなわな震えるベンゾウ。
『コロ助のかたき!うつべし!たおすべし!』
『いや、死んでないナリヨ』
『オートリジェネの核がはなれただけで、無傷ナリヨ』
『ほっとした』
ベンゾウがさけんでいるのを律儀に待つ藤堂。
それらをみてしびれをきらすマコト。
『もういい!!おまえらにはた、たよらん!』
マコトはゆうきの上に剣というにはそれはあまりにも分厚く大きい剣を召喚した。




