戦友とすごした日々はプライスレス 七つの罪源編
『それを作れば彼はやってくる・・・か』
ミソボンの位置につぎつぎとやってくる、ボンバーマンのあの日いつものステージをプレイしていた仲間達がやってきた。
零体がうすいいろから、青ボン、緑ボン、赤ボンといろづいていく。
シロボンはいった。
『み、みんな!!』
つぎつぎと藤堂のまわりに投下されていく爆弾。
『くそ、よけきれない!はさまれた!』
『ルーイー』
爆弾の向こうからきこえたのはグリーンルーイーに乗った高速移動型のルーイーを利用しているアイリだった。
『藤堂さん!だいじょうぶ?』
『離れていろ!俺は焼かれても死なん!』
『でも!!』
そういっている間に爆弾が破裂した。
『ぐぁぁあああ!!』
『くっ!!』
『ハハハ!やかれしぬがいい!』
『あにじゃっ!!』
焼かれながらも飛び出してきた藤堂にきられる兄じゃ。
『こんな終わりもありか・・・!たのしかったよ、さようならだ弟じゃよ』
『兄じゃあああああ!!!』
両ひざをついうなだれるクロボン。
『すぐにいくよ。兄じゃ』
『深井さま!俺に爆弾を!復活するのです!』
ミソボンになる白ボンの兄じゃ。
『すまぬっ!おれのために!しねぃ!』
深井はクロボンに爆弾を投げつけた。
悲しげにサムズアップするクロボン。
やかれた。
ミソボンになるクロボン。
『ゲームクリアの文字がそらにドット絵てうつしだされている!』
『ありがとうっ!きみたちのおかげてたのしめたよ・・・』
そういうとシロボンの体が少しづつ消えていく。
『ありがとう!』
クロボンもシロボンに続いてうすくなっていく。
『ありがとう!』
『さんきゅーな!』
『Ty』
『『『『『 Thx 』』』』』
ゲームのチャットのようにきえていくボンバーマン達、かれらはいまはなきボンバーマンオンラインの英霊をたべたまものたちだった。
敬礼する藤堂。
それをみて慌てて敬礼するアイリ。
深井だけが不快そうにしていた。
『何をやってる貴様らああああ!!!だれがいっいいといった!このごみむしども!』
かたひざをつき天に向かって叫ぶ深井。
『ありがとう、深井さま・・・』
五人のボンバーマンが深井を囲む。
『あとはお願いします。ありがとう、最高の瞬間だったよ・・・』
ボンバーマン達は光に包まれ天にめされていった。




