深井とアイリ 調教と愛の理 七つの罪源編
転じてアイリと深井はふたりきりになってみつめあっていた。
『あんたたち、なにがしたいの?』
『ちがうんですよ、わたしはあなたが好きなんです』
『はぁ??』
アイリは理解できず戦慄していた。
こんなにも変態がまわりにいることに恐怖していたのだ。
『私は経営コンサルタントをしている深井ともうします』
『どうでもいいわ、きえなさい!』
アイリは不快感をしめす。
『不快ですねぇ!不快感マックスですよ!私は好意をしめしているにもかかわらず!この!対応!』
『いい年齢の女性の反応ではありませんねぇ。あまりに未成熟!制裁と調教が必要ですね』
『きもいのよ!わたし、あなたみたいな勝手に決めつける男だいっきらい!』
両手をしたにふりおろしていった。
『嫌よ嫌よもすきのうち!あなたがわたしを好きになることは確定的に明らか!』
ネガティブもすべてポジティブにかんがえてしまうメンタルは鋼をこえて金剛精神だった。プロントさんの語録をきにいっているブロンティストなので破壊力ばつ牛ンのパワーワードを連発させた。
深井は想像を絶する悲しみに襲われた。
『そうか、そんなに嫌いか』
落ち込む仕草がどんよりとしており、突如現実を受け入れる深井。
『愛情的調教が必要ですねぇ!』
『スクロール解放!』
もっている変態仕様の召喚スクロールを発動させた。
三角木馬と鞭と蝋燭と手錠と縄を召喚し、麻薬に魔力を注ぎ込んだ媚薬を収納BOXからとりだした。
早打ちガンマンのように麻酔ピストルをぬくとアイリに撃ち込んだ。
気絶するアイリをロープで亀甲縛りし、三角木馬にのせると解毒の魔法で麻酔を無効化した。
目覚めるアイリ。
『ちょっといたいわよ!』
ビシッ!と鞭をうつ深井。
『ご主人様とよべ』
『ふざけっひぃ!』
もう一度うってやろうかと鞭をふりかざす深井。
『蝋燭を太ももにたらしてやろう…かっ!』
『あつっ!!』
『やかましいっ!!』
鞭をピーンとひっぱる深井。
『声をあげるんじゃあない!いいかい?きみはいま自分の立場を理解して順応しなければならない!あんだーすたぁん?』
指のはらをおもてに左手に鞭をもち右人差し指でアイリに向かってポーズをきめた。
『だから、やめろっていっ』
びしばしとうちこまれるむち、垂れる蝋。
『ん"ん""ん"ん""』
声にならない悲鳴を上げながらアイリは意識を失った。




