天空と深海の魔物、それと自衛隊
深海魚の竜宮の使いという魚が純粋な殺意によって漁師にころされ、リヴィアサンとなった。
空ではマヨイコンドルのリー君が航空自衛隊にころされ、善意、正義という、悪意によってバハムートと化していた。
隕石飛来、以来この世はカオスとなってしまった。
各地で多発する魔物被害に国は自衛隊でもツノバヤシの部隊を編成することとなった。
国家予算の3割をさいてつくったこの部隊は人工工学のエキスパートたちによってつくられた最新鋭の装備を重機から銃器、ナイフ、文房具にいたるまで特殊な魔道具で武装していた。
それらの調達は魔物の排除とコキュートスからの産出物買収によってなりたっている。
エゾの調達は公務員冒険者と非所属冒険者の所得エゾ税によってまかなわれており、一年あたりの確定申告の15%が国に搾取される。
街に魔物が現れると警報がなりひびき、危険度がしらされる。エゾレートによって分類されあらすじで紹介されている分類よりしたは反社会魔物的勢力と位置付けられている。
警察官にはすぐに自衛隊にしらすようパトロールをさせており、緊急時オプスレイという輸送機で現場に戦力を投入する。
リヴィアサンは海上自衛隊との戦闘で死者を50名だしたが鎮圧され葬られた。バハムートのリー君は海上自衛隊からのがれ巨体となったいま、富士の樹海に隠れゆうきとの連絡をとろうとしていた。
ユキにもらった通信機をはち切れそうなポーチからとりだしゆうきへと通信を試みるがなかなか電波が届かなかったので、巨体をちいさくするためのスキルをみにつける特訓をした。
一月でものにしてある町のビルのうえで通信してみた。
『ゆーき?いるとりーか?』
『あ、あ、きこえるぞ。どうしたナイトリー君』
『ひとにねらわれてる、たすけてとりー!』
そういうとナイトリーはゆうきの、家へとむかった。




