嫉妬の罪 七つの罪源編
嫉妬の罪アルタはマコトに嫉妬していた。
『ゆるせぬわ!神の寵愛を承ったにも関わらず、それを無下にするようなふるまいをするだなんて!』
人間界に降臨すると、マコトの眼前にあらわれた。
『な、なんだ!てめぇ!』
すぅーっとすいこまれるように、マコトの脳内へと溶け込む嫉妬の罪。
『ぁあ~なんかゆるせねぇなぁ!ただでさえゆるせねえのに!ゆうきのやつ!!』
歯軋りしながら指の爪をかむマコト。
『ぁ"あ"ああ"あああ"おかしくなるぅ"ー!!』
『そうか!殺そう!アイリちゃんをころしてゆうきを不幸にしてやろう!』
嫉妬の罪は神が、ゆうきとマコトがなかよくしないようにしたいと忖度したので行動を起こすことにした。マコトに精神干渉することで、アイリを殺しに組み合うように仕向けようとしたのだ。元々あった愛の憎しみの種が今、発芽した。
めばえたのだ。嫉妬の罪という栄養を含んだ水分と肥料によって。
種は目覚めた。
ツノバヤシとしても覚醒した。
頭を後ろにのけぞらし天をながめながらマコトはいった。
否。
イッタ。
『あ"あ"あ"あ"我慢しなくてよかったんだ。なんて、気持ちいいんだろう』
魔力が体内から溢れてくる。
質量がますごとに体の表面をおおう魔力の色がこいくなる。
つのばやしは気持ちよくなればなるほど、悦に浸れば浸るほど、魔力が高まりつよくなる。
人間にふよされた魔力は一定値から質量が増さなくなる。うごけなくなるからだ。
コップいっぱいになみなみそそがれて表面着力だけでこぼれないでいる水のように魔力があふれそうになる。
精神がコップとするならば、アルタはそこにはいる、一つの異物。
当然、こぼれだす。
魔力が。
『殺す殺す殺す殺すころすコロス!!殴りころす!!か殴りころす!ぶん殴りころす!!!ぶち殺す!!!!コロスコロスコロス』
『あぁ~考えるだけできもちよくなるなぁー!!!』
両手を広げいった。
『サイッッコーだ!!!』
マコトはいつどんなタイミングでどうころしてやるかプランをたてはじめた。
それはオゾマシカッタ。




