第9話
新王国歴7267年4月20日
「メルナ、できたか?」
「はい。ガイルはどうですか?」
「俺はいつもと同じだ。メルナの方が大変だろ?」
「私も慣れてますから。それで、どうでしょうか?」
「いいな。それもよく似合ってる」
白に近い黄色のドレスに着替えたメルナが、部屋から出てくる。
濃い色のドレスも似合うが、白いメルナには薄い色の方が似合うな。腰は十分に細いから、コルセットを巻く必要も無い。
それに対して俺はいつもの軍服……なんだが、鎖骨のあたりには勲章をジャラジャラ付けて行かないといけない。それと、ハンドガンとサーベルも忘れずに持っていく。
「では参りましょう、メルナ殿下」
「やめてくださいますか、ガイル」
「分かってる。行こうか」
そして2人で階段を降り、オートビークルの駐機室へ向かう。
まあその途中にはリビングとかがあるから、あいつらも……もう揃ってたか。
「お兄ちゃん、メルナお姉ちゃん、いってらっしゃい」
「先生、いってらっしゃいませ」
「……ガイル……姫様を、お願い」
「レイ、ポーラ、少し待ってろよ。シェーン、お前は俺が信じられないのか?」
「……ワザと」
「まったく。じゃあ、行ってくる」
「行ってきますね」
こいつら……特にシェーンは連れていっても良いんだが、俺と離れないといけない時に多少面倒なことになるからな。
それにメインはメルナ、その配偶者扱いで俺が呼ばれているのだから、体面的にも若干不都合が生じる。
「さて……姫様、お乗りください」
「からかわないでくださいますか?」
「すまない。じゃあ、行くぞ」
こんな時のための高級車タイプの黒いオートビークルに乗り、発進させる。2人乗り用にしたシートの右に俺、メルナは左だ。
ちなみに、こいつは一定の基準を満たした人物じゃないと造成できないんだよな。その基準はこれから行く場所に入れるか、なんだが。
「時間は大丈夫なようですね」
「誘導は……許可も来た。そのまま行くぞ」
その目的地、王城までは3分もかからない。近衛の誘導に従ってオートビークルは門を潜り抜ける。
そして正面玄関が左手に来るようにオートビークルは止まり、俺は先に降りる。そして左側へ動いた。
「手を」
「はい」
そのままメルナの右手を取り、腕を組んで王城へ入る。オートビークルは既に待機場へ向けて動き出していた。
「今回は相当集めたみたいだな。近衛が多い」
「私達が出るからというのもあるでしょう。貴族の方々も大勢いるそうですよ」
「話をしたい面々は多いだろうし……っと、案内か。任せるぞ」
「はい、任されました」
立場上、俺よりメルナの方が良いからな。
装飾やら何やらを大量につけた軍服を着込む近衛……勲章ジャラジャラの俺が言えたことじゃないか。
「メルナ殿下、シュルトハイン元帥閣下、ようこそおいでくださいました」
「陛下のご招待です。断るということなどありえません」
「殿下のおっしゃる通りです。それでは、案内を」
「了解しました。こちらの控え室でお待ちください」
こういう場で近衛の前だと、メルナを立てるようにしないといけない。近衛も新入り以外は気にしないだろうが、形式的に、だ。
案内された部屋へ俺達が入ると、扉が自動で閉まった。……装飾は古いんだから、手動アシストでも良いだろうに。
「メルナ、何か飲むか?」
「ガイル、2人きりなのですから……」
「ここは俺にやらせてくれ。嫌いじゃないからな」
「ではドルを」
「かしこまりました、お姫様」
「やめてください」
確かこの棚の中に……焙煎も粉砕も終わってるのか。いや、その方が楽でいいな。
時間も無いし、抽出だけで済むならその方が良い。
「流石ですね。美味しいですよ」
「伊達にはまってないからな……良い出来だ」
菓子も取り出し、しばらく待つ。
やっぱり専属の料理人がいると、味のバリエーションが豊富だ。
「陛下はどういうおつもりなのでしょうね」
「さあな。まあ、大した理由は無いはずだ」
「そうなのですか?」
「卿は100人以上いるが、他の参加者が少ない。俺の明日の予定も考えると、ただの顔見せってところじゃないか?」
「政治家がほとんど呼ばれていないとなると、大きな意味は持ちませんからね……あら」
「来たか。入れ」
生体義鎧の聴力をなめてはいけない。
扉に付けられたベルが鳴らされる前に、鍵を開けることで応えた。
「殿下、閣下、お時間です。ご案内いたします」
「分かった。殿下」
「はいガイル、お願いしますね」
「お任せを」
再度メルナと腕を組み、近衛の後について行く。
メルナだけのせいとは言わないが……ここを歩くことにも慣れた。
『メルナ-ファルトルム=ティア-バーディスランド殿下、ガイル-シュルトハイン元帥閣下、御入来!』
「さて、行くか」
「はい」
扉を開けられたその先、直径が100mを余裕で超える大きなホールへ、2人で入っていく。
「殿下だ……」
「いらっしゃられたのですね」
「お美しい……」
「元帥閣下もだ。行くぞ」
ホールの壁際やバルコニーなどありとあらゆる場所に専用のパワードスーツを着た近衛が立ち、給仕も近衛か専門の訓練を受けた者達だ。この警備は王国でも随一だろう。
だがこの中で唯一、俺だけが攻撃的な武装している。第1から第10戦略艦隊の司令長官と戦略艦隊総司令官だけが、こういった場での武装を許可されているからだ。
もっとも、これは最も早く敵を排除しろという意味でもある。
「メルナ殿下、お久しゅうございます」
「いや殿下、今日もお美しいですわ」
「本当ですね。羨ましい限りです」
「それでありながら国のために前線で尽くす、素晴らしいものですな」
「お久しぶりです、皆様」
そして、俺達へ声をかける者も多い。
挨拶してきた順に、大きな兵器研究所の所長であるスターメルトニー卿。
王国で一二を争う有名メディア会社の社長をしているキースマードック卿。
多方面に対して専門性の高い教育を行うことで有名な大学の学長を務めるアインシュタッド卿。
シュルトヘインズに駐屯する陸軍第10軍団軍団長かつ元第971特殊機歩混合師団師団長のオットー-スコルツェニエスト元帥。
これはまた、有名どころをお集めになられたようで。
「シュルトハイン元帥閣下、お久しゅうございます」
「お久しぶりです、スターメルトニー卿。卿の作った兵器のおかげで、我々は安心して任務に臨めます」
「いえいえ、あれは研究員達の努力によるもの。私などただ部署の調節をしただけです」
「そのおかげで良い物ができているのですから、誇るべきでしょう」
「そうでしょうか?いやはや、元帥閣下にお褒めいただくとは誠に嬉しいこと」
「本当のことではありませんか」
スターメルトニー卿、本名はアッシュ-コルニーチェ=スターメルトニー。本人は卑下しているが、開発の才は今の王国でもかなりのものを誇る。陸軍や海軍への試験機だけでなく、戦略艦隊や近衛軍にもかなりの種類が納品されているからな。
っと、慌ただしくなってきたか。
「そろそろか」
「どうされましたか?」
「いえ、最後の方々がいらっしゃられたようですから」
俺達の後に入ってくるのは、この方々以外にはいない。
『アストーグ24世国王陛下、ミリネア-アンティルス=ベン-バーディスランド王妃殿下、シュン-アンティルス=ベン-バーディスランド王太子殿下、ルルア-アンティルス=ベン-バーディスランド王女殿下、マリナ-アンティルス=ベン-バーディスランド王女殿下、御入来!』
「本当ですな。流石でございます」
「耳は良いもので。では、自分達から」
「もちろんでございます。どうぞお先に」
入るのが遅い方ほど序列は高いんだが……500年前より後に、俺とメルナがこの位置以外にいることは無かった。
まあ、駆け引きが短くて済むのは良いことだ。
「メルナ」
「遅いですよ」
「すまない」
2人で誰よりも早く陛下の前に出、俺は左手を右肩に当てて右膝をつき、右の拳を垂直に床に立てる最敬礼を捧げた。
だがメルナは立ったままドレスの端を軽く持ち上げ、頭を下げる。
「本日はお招きくださり、感謝の念にたえません、陛下」
「いえ、メルナ様。こちらこそお越しくださり、感謝いたします」
「陛下、そのようなお気遣いは無用でございます」
「王族の長であらせられる貴女様に敬意を払わず、誰に払うとおっしゃるのですか」
メルナ-ファルトルム=ティア-バーディスランド。
生体義鎧となった唯一の王族であり、大将の中で唯一御前会議に席を持つ人物。それがメルナだ。メルナは国王であられたお母上の反対を押し切って施術を受け、帝国との戦いに身を投じてきた。
そのため影響力はとても大きく、市民の間では国王以上じゃないかと噂されるほどだ。本来のパーティーでは、政策についてなどで色々と聞かれる。
まあ答えられるだけで、本人は政治になんてほとんど興味が無いんだが。
「シュルトハイン元帥、本日は来てくれて感謝する」
「自分は王族ですらない臣下の身、そのような扱いは不要でございます」
「そのようなことを申すな。救国の英雄ではないか」
「それは結果として自分が役目を果たしただけでございます。自分を英雄と言うより、全ての戦士を讃えるべきかと」
「それは一理あるが、英雄と呼ばれるだけの戦果をあげたのも事実だろう。そんな者をいつまでも跪かせておくわけにはいかない。立ってくれないか」
「了解しました」
臣下として、形だけでもしっかりした礼を取る。こういう形式ばったことは苦手なんだが、皆の前だし仕方ない。
ん?心の中とはいえ、こんなことを思っていいのかって?良いんだよ。
「それでガイルさん、今夜1杯どうですか?」
「すまないが、今夜は帰らないとレイ達がうるさい。ザルツ、明日でもいいか?」
「では、シュン達の後に」
「分かった」
実際はこんな気さくな関係だからな。
王太子だった頃に軍事学を何度か教え、プライベートで町を散策したりもした。解放後の国王の中でも、最も親しいと言っていい。
ちなみに、ザルツはこいつの本名だ。
「ところで、シュルトハイン上級元帥は来ておらんのか?」
「申し訳ございません、陛下。父の立場が無くなってしまいますが故」
「いつものこと、ということだな」
「その通りでございます」
父さんはいつも、息子かつ部下より序列が下は困るという建前で断っている。ただし、本音はこんな場所に出たくないだけだ。
俺だって出たくないってのに。
「来ぬ者を無理に呼ぶ必要は無いか……すまんな。では、楽しんでくれ」
「失礼いたします」
「はっ」
俺達が退くと、卿達が我先に……なってないな。
やっぱりただの顔見せか。
「よろしいですかな。メルナ殿下、シュルトハイン元帥閣下」
「ええ、どうぞ」
「メランシーアス卿、どうなさいましたか?」
「いやはや、早く挨拶をと思いましたが、スアーメルトニー卿に取られてしまいましてな。遅れてしまい申し訳ない」
「いいえ、私は気にしていませんよ」
「恐れ入ります。それで、シェーン様はいかがお過ごしでしょうか」
「自分の期待する以上の働きをしてくれることもよくあります。ですが、地上勤務の方がよろしかったですか?」
「そういうわけではありません。あのように立派なお方が我が家から出たというのは、とても光栄なことでございますから」
「私も、彼女とともにいられて幸せですよ」
シェーンはメルナの元お付きで、本名はシェーン-ハイシェス=メランシーアス、メランシーアス家の生まれだ。俺と2人は王侯貴族への戦術論講演で初めて会い、直接の軍事学指南役を経て、約1800年の付き合いになる。
そしてエリのシュクルレスティア家とは違い、メランシーアス家はこんな感じの対応だ。多分、分家全てで同じだろうな。
「メランシーアス卿がいらっしゃるのであれば、シェーンも連れてこればよかったですか?」
「それでは卿がかわいそうですよ」
「ははは、それは遠慮したいですな」
ちっ、連れてこればよかったか。
「それで、どのようなご用件でしたか?」
「大したことではございません。ただ、甥が軍に入ったので、話をしておこうかと」
「なるほど、どちらへ?」
「今年から、王都の海軍士官大学に通っております」
「それはちょうどいいですね」
「殿下?」
「ちょうど来週、自分が講演に行くからです」
「閣下が?それは生徒達にとってとても良い経験になるでしょうな」
「買いかぶりすぎです」
毎回毎回簡単なことしか言ってないから、入門には良いかもしれないが。
そうしてしばらく話していると、今度はバルコニー横にある小扉のあたりが慌ただしくなってくる。ってああ、楽団か。
「始まりますか。では、シェーン様によろしくお伝えください」
そう言って、メランシーアス卿は他の卿の所へ行った。というか……
「シェーンのことを心配しすぎだろ」
「大丈夫ですよ。他の家でも大なり小なり変わりはないのですから。それよりもガイル、行きましょう」
「そうだな、踊るか」
「はい、失敗しないでくださいね」
「メルナに合わせる」
最初に踊りに出たのは俺達の他に、国王陛下と王妃殿下、王族の方々が数人、それと卿が何人か。王城でのパーティーでは決まりとして、入場が最後の方の面々が最初に踊ることになっている。
つまりは、そういうことだ。そういうこと、なんだが……
「ん?何だこの曲は」
「確か……今人気のアニメの主題歌だったはずですよ」
「またか……楽団にも物好きが多いな」
最近、クラッシックの使用頻度が減ってる気がする。
だいたい100年ごとか?こういう時があるんだよな……
「あら」
「メルナ、どうした?」
「あちらを見てくださいますか?」
暗闇だろうと、生体義鎧なら見通せる。メルナが目を向けたのはバルコニーの奥の方、その人目につきにくい所に1組の男女がいた。
互いに卿の子である2人は……
「確か……ハーベスティア卿とスターメルトニー卿の?」
「ええ。どうやら、恋仲のようですね」
「おいおい、親同士は競争相手だろうが」
「まあ、ライバルといった関係なので、大きく反対されることは無いでしょう」
そうだとしても、いろんな意味で騒動にはなるだろ。
それに、双方の両親が近づいているのもよく見える。
「どうする?行くか?」
「フィリレスに蹴られますよ?」
「その比喩、今時使わないだろ」
「いえ、流行ってますね」
「え?」
「今の若者達の間で、古い慣用句を使うことが流行っているそうですよ。ガイルが使ったことの無いものまで、掘り出されているそうですね」
「流行ってのは分からないな……」
そしてそう言っている間に、互いの両親に見つかっていた。まあ、頑張れ。
俺達は数曲踊った後に円から出て、集団から少し離れて2人だけで話す。すると、そこへ走ってくる人影が2つあった。
「シュルトハインさん!」
「メルナ様ー!」
「どうなさいましたか、シュン殿下、ルルア殿下」
「王族たる者、ふさわしい行いをしてくださいね」
「うっ、ごめんなさい」
「はい……」
シュン殿下は12歳、ルルア殿下はまだ10歳なのだから、気にしなくていい……と言ったら、メルナに怒られそうな気がする。家庭教師かよ。いや、子どもからしたらメルナは祖母以上……これ以上はいけない。
というか殺気が飛んできた。
「それで、どうなさいましたか?」
「あ、えっと、明日、よろしくお願いします」
「初めてですけど、お願いします!」
「了解しました。誠心誠意、勤めさせていただきます」
「ガイル、その言い方はワザとらしいですよ」
「どうせ明日は緩い話しかしないからな。今日は固くてもいいだろ」
……駄目と言われた。しかも、しばらく小言を受け続けることになった。そしてシュン殿下もルルア殿下も、空気を読んでいなくなっていた。
いてくれれば少しは減ったかもしれなのにな……
そうこうしているうちに、時間が来たようだ。
「皆の者、今宵の会はこれで終いとする。これからも王国のため、力を尽くしてほしい」
『アストーグ24世国王陛下、ミリネア-アンティルス=ベン-バーディスランド王妃殿下、シュン-アンティルス=ベン-バーディスランド王太子殿下、ルルア-アンティルス=ベン-バーディスランド王女殿下、マリナ-アンティルス=ベン-バーディスランド王女殿下、御退出!』
軍人達は最敬礼を捧げ、卿達は敬礼と同様に左手を右肩に当てつつ頭を深く下げる。俺とメルナ?最初と同じだ。
そして退出順は、入場の逆になる。
「皆様、本日はありがとうございました」
「これからも国を良くしていってくれ」
『メルナ-ファルトルム=ティア-バーディスランド殿下、ガイル-シュルトハイン元帥閣下、御退出!』
俺達は大扉から出て、一直線に正面玄関まで行く。
そこには設定通り、乗ってきたオートビークルが待っていた。
「ご苦労だった。これからも王国への忠義を尽くせ」
「疲れてるでしょうけど、もう少し頑張ってくださいね」
「「「は!」」」
送迎のためについてきた近衛へ声をかけ、2人で乗り込む。
「ふう、政治家がいない分楽だったな」
「ええ。私達は軍人、法案について語られても詳しいことなんて言えませんから」
「メルナはできてるだろ。ただ直接的な影響力は無いから、これを止めさせることもできない、と……いや、こんなことを考えてもどうにもならないか」
「それもそうですね。それで、明日の教材作りは終わっていますか?」
「何十回とやってるから、流石に終わってる。10年前の流用だけどな」
「それで大丈夫ですか?」
「必要なところは新しいものに変えたから大丈夫だ。後でチェックしてもらえるか?」
「はい、任せてくださいね」
このチェック、多分レイやポーラもやるんだよな……まあ、問題は無いはずだが。
・近衛軍
王族や政治家の護衛、王宮や政治の中心機関の防衛、国家基幹区画であるシステム中枢コンピューターや軌道エレベーター、宇宙港の管理・警備などが任務。儀仗兵的な意味合いも強い。この任務は陸軍から選ばれた約20億人の精鋭が行う。
また王族専用の艦とその護衛艦隊もあり、こちらは海軍から選ばれた約1億人の精鋭が行う。
トップは近衛軍令長で、階級は上級元帥。
・バーディスランド王国貴族
昔から続く家の他、王国に大きな利益をもたらした者が認定される。第3次世界大戦前までは「公侯伯子次」の位があったが、その後「卿」に統一された。
昔は絶大な権力を誇っていた時代もあったが、バーディスランド王国が立法君主制へ移行したと同時に権利は減っていき、「卿」に統一されたことで伝統だけとなった。ただし貴族としての義務は多少残っている。
一族の者は名字の後ろに屋号を付けることを許され、その家の中で当主にあたる者が「卿」を名乗る。
・バーディスランド王国王族
王国成立から途絶えることなく続いているやんごとなき血筋。ただし、王族と認められるにはいくつか条件がある。だがそれは認められるかどうかであり、1度認められたため、戸籍が怪しくなっているメルナも王族のまま。
王族は政治的には絶対中立。議会の進行役や御意見番などを務める。
国王は王号を名乗り、在位の間に王号が変わることは無い。
・フィリレス
馬に似た6本足の哺乳類。扱いもほぼ馬と同じ。つまり、そういうこと。