表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ランダムな能力を1日に一度貰えるようでした


 いつからだろうか、何故か朝起きると頭の中に文字が浮かんで来るようになったのは……


 頭の中に浮かぶ文字は毎回名前と使い方があり、頭の中に浮かんだ文字……能力と呼称する……を使うことが出来るようで、毎回その内容はバラバラだ。


 この場には私がその能力を自由に使い、遊び、時に役立てて来た事を書き込むことにする。




 まず、最初に使える様になった能力は 一度食べたことのある菓子パン を3個だけ出す事が出来る能力だった。

 この能力は初めて使った時はビックリしたな、何せ何もないところが淡く光って光が消えたところに思い浮かべた菓子パンが出てビックリしたのはいい思い出だ。 昼ご飯代が浮いたのはよかったな。


 その次の日にまた頭に文字が浮かんだため、その能力使おうと思ったがその能力が限定的過ぎて使うのに少し時間がかかりそうだっため、学校が終わったあとに使う事にした。 あぁ、因みに能力は 炭酸水を水に変える 能力だ。 使い所がなさ過ぎて笑ったよ…… それで学校が終わったあとコンビニに行って炭酸水を買って試して見たんだが……物凄く不味い水になったので本当に使い所のない能力だったな笑 それと菓子パンを3個出せる能力は使えなくなっていた。


 その次の日も、また次の日も朝に起きると能力が頭に浮かび、次の日には使えなくなっていた。 その事をいちいち書くのも何だから、印象に残っている物を書き込んで行くことにするよ。


 その日は学校で体育祭だったんだが、その日の能力が 自らが選んだ人物の事を転ばす 能力で、よく人の事を馬鹿にしているチャラ男の事を転ばした時は気持ちよかったな笑


 それから数ヶ月したときにテレビで記者会見してる人が居たんだが、その日の能力が 自らが選んだ人物を号泣させる 能力で、会見してる人を号泣させたら色々と色んな所に取り上げられちゃったっぽくて少し悪いなとは思ったな……





 ……その数日後に仲の良かった、親友と言っても良いぐらいの奴が……事故で死んだ…… それまで能力で遊んだり、悪戯したりしていた自分に対する天罰なのか!って思ったよ…… でもそれなら何故っ!自分が死ねば良かったじゃないか!?ってね……

その日の能力は 自分の体重の1.5倍までの物を持つことが出来る 能力だったよ…… せめて怪我を治す……みたいな能力だったら良かったんだけどな………………


 その後は暫く能力も使わないで引きこもってた。 本当に時間を掛けてようやく立ち直った日からは能力を他の人のために使おうと思ったな。 因みにその日の能力は ある程度の怪我を治す 能力だった、自分が親友が死んだときに望んだ能力を見た瞬間役に立てよう。って思ってね、そこから公園とかに行って怪我をしてる子供とかを治して回ったなぁ……


 ある時は怪我を治し、ある時は苛めをなくし、またある時は軽度の病気を治したりして過ごしていた…………そんなある時………………




 人を現世に肉体を持った状態で生き返らせる この能力が頭に浮かび、迷わずに使った……それが間違いだった…………淡い光が人の形になっていき、淡い光が消えるとそこには…………体 が 腐 っ た 親友がいた。












 何で?どうして?何で?僕をここに縛り付けるの?……ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ ネェ?ドウシテ?


 


 そう言った後親友は体が崩れ落ちたんだ……


 





 今でも寝てる間に夢に見る……私はどうすればよかったのかな? 今でも分からないや……クスクスクスクスクスクスクス タスケテ 



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ