Z-24 合体鳥竜ロボ!
中型エヴィリゴンは恐らくヒューマンタイプ
どうやら電波に障害を発生させる能力があるらしい
「ここでは狭すぎる!外に出るぞ!」
Neoの指示で俺たちはNeoの手の平にのり
天井から外に出た
外にはヒューマンタイプエヴィリゴン・バニッシャーの群れ
どうやら囲んで一気に潰すのが相手の目的だったようだ
Neoが策を思いついたようだ
「敵の群れの向こう側に行ければアサルト・ジェノサイドで殲滅出来るかもしれない、だがそこまで行く間に落とされる可能性もある…」
「なら、ニイサン、「合体」ならどうです?」
「…そうか、それなら各種出力を上げる事が出来たな!忘れていたぞ!」
「なあ…さっきから思ってたが…お前物忘れ激しくないか?」
「なんか後付けみたいに思い出してるような気がするでござる…」
「まるで初期になかった事を無理矢理付け足してるようでござる」
「これが小説なら相当内容絞り出しているのに苦戦している作者の作品だな」
「う、うるさい!!とととりあえずオマエラ、合体の邪魔だから
空中に投げるぞ!!」
「「「「はーーーーーーーーー!?!?!?!?」」」」
その後、俺たちの制止も聞かず、Neoは俺たちを空中に放り投げた
青い空に飛んでいる気分は普通なら清々しいだろうが
こんな急展開で清々しくなれるものか
NeoとRは俺たちよりも高く飛んだ
Rの各部位が展開され
そこにNeoが格納される
Rの腕部分が後方に回り
砲身を象った
「プログラム修正完了!」
「戦闘プログラム起動!」
「「R-L 合体完了!」」
R-Lと呼ばれる彼らは
俺たちを空中で受け止めると
超高機動で群れの反対側に回った
「「SMASH・BLAST!!」」
電子音が二重に鳴り響き
両肩の砲身がチャージを開始した
「「デラックキャノン…ブラスター」」
砲身から青白いビームが発射される
アサルト・ジェノサイドほどの火力はないが
小型且つ移動しながら撃てるというところに利点があるようだ
横に移動しながら群れをN-Rは次々に打ち落とす
群れはかなりの数が消え去った
しかし、まだ新型のヒューマンタイプが残っていた
するとN-Rが突然分離し
Rが前に出た
「SMASH・BLAST!」
Rの背中に着いていた羽型の部品を取り出し
Rは盾のように構えた
羽型の部品から桃色のビームが打ち出され
ビームは新型を打ち抜いた
新型の胴体は穴が大きく空き、大爆発を起こした。
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「って事があってRと仲間になったわけだ」
「ほー…ってNeoのこじつけ疑惑って…」
「まあそこに関しては…突っ込むな」
「あ、あぁ…まあ、とにもかくにもよろしくな、R!」
「はい、こちらこそ!」
X-30で俺たちと好多たちはなんとか合流できた
ボワード少将の計らいから
新たにアミリアさんとエリさん
そしてRが加わり
より強力になった俺たち「グランド・セイバー」
今まで以上に辛い戦いが待ち受けているのはわかっている
でも、俺には心強い仲間がいる
だから、きっと大丈夫だ
そう、絶対に負けない
そんな俺たちに向けられた新たな任務
それはウルフ・ノグ本拠地への進行作戦だった
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「ほぉ…やはりアナドれぬか、あのブタイ…」
「モサばかりがアツマっているようだな…テアわせしたいものだ…」
「しっかしこんなボロボロじゃあ、バクハするにもデキねぇなぁ…!
イいマッサツスポットはないかねぇ…!」
「とりあえずオちツけよ、サイショはボクがイくんだからさ
タノしみだなぁ…リリルとまたアえるなんてオモってもいなかった」
~22th Attack Compleat~




