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救世のグランド・セイバー  作者: S・セリザワ
22th Attack「復活、空の流星」
97/146

Z-24 合体鳥竜ロボ!


中型エヴィリゴンは恐らくヒューマンタイプ

どうやら電波に障害を発生させる能力があるらしい


「ここでは狭すぎる!外に出るぞ!」


Neoの指示で俺たちはNeoの手の平にのり

天井から外に出た



外にはヒューマンタイプエヴィリゴン・バニッシャーの群れ

どうやら囲んで一気に潰すのが相手の目的だったようだ


Neoが策を思いついたようだ

「敵の群れの向こう側に行ければアサルト・ジェノサイドで殲滅出来るかもしれない、だがそこまで行く間に落とされる可能性もある…」

「なら、ニイサン、「合体」ならどうです?」

「…そうか、それなら各種出力を上げる事が出来たな!忘れていたぞ!」


「なあ…さっきから思ってたが…お前物忘れ激しくないか?」

「なんか後付けみたいに思い出してるような気がするでござる…」

「まるで初期になかった事を無理矢理付け足してるようでござる」

「これが小説なら相当内容絞り出しているのに苦戦している作者の作品だな」


「う、うるさい!!とととりあえずオマエラ、合体の邪魔だから


空中に投げるぞ!!」




「「「「はーーーーーーーーー!?!?!?!?」」」」



その後、俺たちの制止も聞かず、Neoは俺たちを空中に放り投げた


青い空に飛んでいる気分は普通なら清々しいだろうが

こんな急展開で清々しくなれるものか


NeoとRは俺たちよりも高く飛んだ


Rの各部位が展開され

そこにNeoが格納される


Rの腕部分が後方に回り

砲身を象った



「プログラム修正完了!」

「戦闘プログラム起動!」

「「R-L 合体完了!」」


R-Lと呼ばれる彼らは

俺たちを空中で受け止めると

超高機動で群れの反対側に回った


「「SMASH・BLAST!!」」


電子音が二重に鳴り響き

両肩の砲身がチャージを開始した


「「デラックキャノン…ブラスター」」


砲身から青白いビームが発射される


アサルト・ジェノサイドほどの火力はないが

小型且つ移動しながら撃てるというところに利点があるようだ


横に移動しながら群れをN-Rは次々に打ち落とす

群れはかなりの数が消え去った

しかし、まだ新型のヒューマンタイプが残っていた


するとN-Rが突然分離し

Rが前に出た


「SMASH・BLAST!」


Rの背中に着いていた羽型の部品を取り出し

Rは盾のように構えた

羽型の部品から桃色のビームが打ち出され

ビームは新型を打ち抜いた


新型の胴体は穴が大きく空き、大爆発を起こした。




-----------------



「って事があってRと仲間になったわけだ」

「ほー…ってNeoのこじつけ疑惑って…」

「まあそこに関しては…突っ込むな」

「あ、あぁ…まあ、とにもかくにもよろしくな、R!」

「はい、こちらこそ!」


X-30で俺たちと好多たちはなんとか合流できた


ボワード少将の計らいから

新たにアミリアさんとエリさん

そしてRが加わり

より強力になった俺たち「グランド・セイバー」


今まで以上に辛い戦いが待ち受けているのはわかっている

でも、俺には心強い仲間がいる


だから、きっと大丈夫だ


そう、絶対に負けない


そんな俺たちに向けられた新たな任務


それはウルフ・ノグ本拠地への進行作戦だった



----------------------


「ほぉ…やはりアナドれぬか、あのブタイ…」


「モサばかりがアツマっているようだな…テアわせしたいものだ…」


「しっかしこんなボロボロじゃあ、バクハするにもデキねぇなぁ…!

イいマッサツスポットはないかねぇ…!」


「とりあえずオちツけよ、サイショはボクがイくんだからさ



タノしみだなぁ…リリルとまたアえるなんてオモってもいなかった」




~22th Attack Compleat~

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