F-45 黒金の地下
ジュイロが落ち着いたので
隠し入り口を教えて貰い
そこから入った
エレベーターで降りて見たモノは
電気の光が照らす
巨大な格納庫(?)だった
「月山遊撃隊長!こちらへどうぞ!」
「お、おう(遊撃隊長なのか俺…)」
兵士に連れられて
俺たちは大きな部屋にたどり着いた
そこに一人の男が立っていた
「無事に来てくれたか」
男はそう言って振り向く
「私がランスト防衛軍副司令官「ボワード・ウェイト」少将だ」
「あんたが…」
「まぁ、とりあえずそこのソファーに座ってくれ」
ソファーに五人で腰掛けた
「君たちにここまで来て貰ったのは訳がある。
これを見て欲しい」
少将に見せられたのは
巨大兵器の設計図だった
「これは、君たちの新戦力だ。名前は自由に付けて良い。
これの為にNLが必要だったのだ」
「「「「「これの為?」」」」」
「これの中核に、NLが必要なのだ」
「おい…それってNeoを機械同然に使うって事じゃねぇか…」
「何…?」
怒りにまかせて目の前のテーブルを叩き
俺は立った
「ふざけんじゃねぇ!
俺はアイツを機械としてでなく
人として戦わせるように約束したんだ!
それが結局は中核に利用するだけだと!?ふざけてる!」
そのまま俺は部屋を飛び出した。
人間なんてみんな同じだ
自分の為に他人を利用することしか考えてない
「おい好多、さっきの話は本当か?」
Neoが話しかけてきた
どうやらコンピューターに割り込みを掛けて
聞いていたらしい
「最初からヤツラはオレを利用する気だったのか…」
「らしいな」
その時、アラートが鳴り響いた
近辺にエヴィリゴンが出現したのだ。
「敵エヴィリゴン、ビーストタイプ・LEVELⅣ「ギガルフェン」
全長50mノ狼型デス」
50m
今まで聞いたことも無い大きさだ
「Neo、行くぞ」
「断る」
「は!?」
「何故利用するしか能の無いヤツラに手を貸すのだ?」
確かに、こんな奴らを助けるのに意味はあるのか?
前々から人の助けになりたいとは思っていた
しかし、所詮人など他人を利用するだけの存在
それを助ける意味はあるのか?
「好多~!先に行ってるよ~!」
リリル達はギガルフェンとの戦闘に行った
だが俺は、とても行く気になれなかった
時間だけが、ただ過ぎていく
~続く~




