C-33 指令
『諸君、ようやく集まったようだな。私は「ボワード・ウェイト」少将だ』
いきなり通信が入ったモノだから
リリルの入れてくれたココアを吹いてしまった
(ちなみに、この後リリルを宥めるのに2時間かかった)
「いきなり通信入れてくんなや!!」
「少将、お久しぶりです」
「…あ、ウェイト少将!お久しぶりです!」
『久しぶりだな、ジュイロ、リリル姫』
「姫は付けなくて良いですよ~」
『すまんすまん』
「で…このおっさん誰?」
ジュイロとリリルに思いっきりぶん殴られた
「好多殿!このお方は
ランスト防衛軍副司令官「ボワード・ウェイト」少将でござる!
拙者はこの方からスカウトされてここに来たでござる」
「リーガ復興支援の時に、私は少将にいろいろお世話になったんだ。」
『では、話を戻すぞ。今日君たちに通信をしたのは、命令を下す為だ』
「「「「「命令?」」」」」
『これから君たちは、様々なエヴィリゴンと戦うだろう。
恐らく中には、想像を絶するモノもあるはずだ。
そこでだ、君たちには新たな戦力を捜索して貰いたい』
「まだお仲間居るでござるか!?」
「どうせ桃菜、お前またDOK
※ここから室阿兄妹の兄妹漫才が後ろで延々続く
「その戦力と言うのは?」
『既にF.A.C.Eに教えている』
「F.A.C.E?」
「コノ先ニアル「D-9」ニ、目標、コードネーム:「NL」ガ存在シマス」
「NL?」
『それを回収した後
私たちの居る、「F-45」に位置する甲殻地下要塞「ゼロ・ベース」に来てくれ。
では』
そのまま通信が切れた
随分アバウトな指示だ…
「とりあえず、D-9に行ってみるか…」
「そうしようか!」
「それでは、行くでござるか…」
「てか好多、私のココア…」
行ってみないことには何も始まらない
と言うことで俺たちは(リリルを宥めてから)
D-9に向かうことにした
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~2時間10分後~
「あれ?室阿兄妹は?」
「あ…置いてきたでござる」
「戻るの?」
「仕方ない…戻るか」
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「お前かっこつけにも程があるだろ」
「え~!良いでないではござるか~!」
「大体お前は」
~続く~
てか早く進め




