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救世のグランド・セイバー  作者: S・セリザワ
6th Attack「黄色の刃」
27/146

C-58 月は輝いた

セット・アップ



カルメルドに突撃する

が、消えた


場所が解らない



「右77度」


指示と共に右77度を切り裂く。

するとカルメルドに攻撃が当たる。

再びカルメルドは姿を消す。


しかし、そのたびに

指示通りに攻撃する。

左75度

右47度

右66度

左32度


すると、急に指示が出なくなった。




悟るのが遅かった

カルメルドは兄上と好多殿を狙っていた

明らかに間に合わない

すると



好多殿が立ち上がり、正拳突きを放った。



すると、それは消えていたカルメルドの腹部に直撃した。



「さっきは…よくも虐めてくれたよなぁ…倍にして返してやるよ!」


腹部にライズフレイマーを突き刺したまま

プラズマーに切り替えて、光の刃を突き刺す好多殿


「好多、打ち上げろ!」

「っしゃあっ!」


その横から兄上が叫ぶ。

好多殿は真上にカルメルドを放り投げ

兄上がそこにロケットランチャーの追撃

カルメルドは吹き飛んだ。



「トドメ行くぞ桃菜!」

「心得た!」



ブライトクリエイターを発動。

目標をロックし、発射する。


カルメルドを吹き飛ばしたかに見えた。

しかし、カルメルドはギリギリで回避

致命傷を負うも倒すまでに至らなかった。



走りながら逃げるカルメルド

しかし、その前に、先ほどの殿方が立ちふさがる



「これ以上先には行かせぬ…」

と言い放つと、殿方は携帯機のような物を取り出し

開いてダイヤルを回し、携帯機を左腕に当てて叫んだ



「…セット・アップ…!」



すると、殿方の周囲を風が取り巻き

侍のような姿を現した。



「ジュイロ・シーター…参る!先に言おう…貴様を貫くのは、この刃だ…」



そう言い放つ殿方

殿方に最期の攻撃をと言わんばかりのカルメルド


すると、殿方は刀を素早く引き抜き

切り裂いた


-居合い斬り-


素早く抜いた剣の一閃は

強固なエヴィリゴンの腕を切り裂いた。



そして、刀の柄頭に先の携帯機を差し込んだ


『SMASH・BLAST!』


すると、殿方は刀で半円を描き

カルメルドを切り裂いた。


すると、カルメルドの半身はどこかに消え

残った半身は爆発し砕け散った。




---------------



「あの…助太刀、感謝でござった!」

「何、元々ここに来る予定でござったよ」

「ん?ってことはお前って…」

「コノ方ガ、合流グループノメンバーノ一人「ジュイロ・シーター」デス」

「左様、拙者が「ジュイロ・シーター」にござる」

「てことは、今後も一緒に戦ってくれるのか!?」

「左様」

「よっしゃー!百人力だぁぁぁっ!」

「これで近接が3人か…俺の支援がより必要になってくるな!」



年上二人がワイワイやっている中

拙者はこっそりとジュイロ殿の元へ



「ジュイロ殿…よろしくでござる…!」

「うむ、よろしくでござるな…!」


侍と忍者

ちょっと近いお仲間が増えて

拙者はちょっぴり嬉しかったのでござった




~続く~

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