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笑ってはいけないオフ界 ~ギルド編~  作者: 著・ジョナサン 原案・太陽いるか
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地雷原!新人控室 その1

唯「この通路の先に談話室、トイレ、そしてあなたたちが基本いる事になる新人控室があります」


智「新人・・・控室・・・」


智は鎧を鳴らし、尻をさすりながら言う。


この通路に来るまでに壁からCO2ガスが出たりして大変だった。


そして智が尻を叩かれたというわけだ。


唯「ここがトイレです」


道を進んで、トイレの前で止まった。


唯「・・・」


智「唯ちゃん?」


唯「・・・」


龍斗「・・・ w」


デデーン 橘 アウト


龍馬「今の何処に笑う要素があったんだ・・・?」


唯「では行きましょう。あなた達の持ち場はもうすぐです」


智「はいはい」




――――――――――




~新人控室~



唯「こちらからの指示があるまではここにいてもらいます」


新人控室とやらは、棚が2つ、ポットと謎のティーバッグ2種類、事務用の机(その上にメンバー証と思われるもの)と椅子が4つくっついてさらにその中心にはなぜかPS(プレイステーション)用コントローラとキノコ型のボタン。

そして大きなプラズマテレビと下にレコーダー。


龍馬「ミカゲの応用が凄すぎるだろう・・・」


コントローラよく作れたな。


龍斗「きっとこれもtale of genesisの応用かぁ」


考えたら万能だなミカゲ。


唯「では私はこれで・・・へくしっ」


去り際に唯はくしゃみをして去って行った。


智「・・・w」


デデーン 七宮 アウト


ガチャッ!

閉まったばかりのドアが開いて来巧が入ってくる。

黒服だけでなく今度はサングラスもだ。


バシン!!


智「フェアっ!」



あきら「・・・ああ。とりあえず皆、座ろう」


机に名前の付いたプレートとが置いてあったので自分たちの席がどこなのか簡単に分かった。


龍馬「よいしょっと」


全員が座る。が。


智「え・・・あれ?・・・・グアゥ!!」


智の体がぐらりと後ろに傾いた。

そしてそのまま智は重力に任せて頭を打ち付けた!


3人「くっwwww」


デデーン 坂本 橘 佐藤 アウト



バシン!×3



龍馬「ガッ」


龍斗「うぅうっ」


あきら「ギギギッ」


智「うぐ・・・・いたた。背もたれが急に外れて・・・」


龍斗「初めから外れてたんじゃないすか?」


龍斗はそう言ってギルドメンバー証を手に取って眺める。裏に自分の写真も貼ってあった。


智「いつ撮ったんだろうね、この写真」


あきら「ホントに・・・、ブッwww」


あきらが自分のギルドメンバー証を見たとたん吹き出した。


自分のは何も書いていない、全くの白紙だったからだった!


デデーン 坂本 佐藤 アウト


バシン!


龍馬「ウグハっ」


あきら「ガウッ」


智「あれ?何時の間に龍馬君笑って・・・フフフッw」


龍斗「どれどれ・・・?フッフフフww」



デデーン 七宮 橘 佐藤 アウト


バシン!×3



龍馬の写真が、懐かしい懐かしい、コ○コ○コミックのマスコット、コ○コ○ドラゴンがアイコラで入っていたからである。






龍馬「しかし普通の部屋だな・・・これ以外は」


龍馬は机の上のキノコ(型のボタン)とPSコントローラを指差して言った。


龍馬「何なんだろうな、このボタン・・・っておいあきら!」


あきら「え?」


龍馬が止めたときにはもうあきらはボタンに手を伸ばし、押し込んでいた。


次の瞬間、テレビに電源が入る。

映ったのは―――



♪テレッテッテレッテ♪


ゲーム画面と共に、マ○オが始まった。


あきら「ふくっwww」


龍斗「フフフwwww」


智「うっwww」


デデーン 七宮 橘 佐藤 アウト



パシン!パシン!パシン!



3人が尻を叩かれる。


来巧も慣れてきたのか音にキレが出てきた。


智「音にしては破壊力が上がってる・・・・」


龍斗「本当に始め叩かれた時より痛いし・・・ん?あきら、TV」


あきら「お?」


TVを見るとドット絵のゲーム画面。

見るとク○ボーがマリオに接触するところだった。



♪トゥルッ テレッテテレレレ


マリオが倒された!その時!



デデーン 佐藤 アウト


あきら「エエ!?」


ガチャ。


パシン!


あきら「オウアッ! なんで叩かれたんだよ!?」


智「・・・マ○オが死んだから?」


龍斗「やられたらアウトになる?・・・ポチッと」


龍馬「やるのか・・・」


龍斗「クリアしたらどうなるのか知りたいだけ・・・で、コントローラはPSの?」


龍斗はPSのコントローラを手に取った。


龍斗「・・・え?アレ?動かない」


智「罠!?」


龍斗「・・・あ、動いた!アナログスティック!?やりにくっ」


スーパーマ○オブラザーズをアナログスティックで移動。中途半端なやりにくさだ。


龍斗「あ、クリ○ーがきた、ジャンプ!・・・あれ!?ジャンプが出来ない!?」


智「龍斗君落ち着いて!」


龍斗「・・・え!?何でジャンプがR2ボタン!?」


キーコンフィグがが嫌がらせだった。

気付いたのも遅く・・・


♪トゥル テレッテテレレレ


龍斗「あ」


デデーン



佐藤 アウト


あきら「何で!?」


パシン!


あきら「ウヴァッ」



智「どうやらミスをすると無条件で(佐藤あきらが)アウトになるようだ・・・龍馬くん、ゲームの経験は?」


龍馬「ありません」


剣の道を行ってる子なので。


智「僕も得意なジャンルじゃないからなぁ(主にギャルゲー・エロゲーが得意)」


龍斗「とうっ(ボタンを押す)」


あきら「龍斗オイ」



テレッテッテレッテ♪



しかし、流石に初めのステージは簡単で、すぐにゴールまでたどり着いた龍斗。


龍斗「クリアすると・・・?」



マリ○が旗に触れる。


ヒューッ♪ テレレレレレテーレーテレレレレレテーレーテレレレレレレーテテテテー♪




デデーン 坂本 七宮 佐藤 アウト


龍馬「は?」


智「はぁ?」


あきら「はぁあああ!?」



パシン!×3



どうやらこのマ○オ、1-1だけで終わりでクリアするとクリアした人間以外がアウトのようだ。



しかし、○リオだけで終わるほどこの部屋は狭くない。

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