プロローグ1!「オフ界がお不快のようです」
ティオ「・・・む?」
ティオはある日目を覚ますと、見覚えのある本が目に入った。
ティオ「・・・これは確か、あの世界の写本・・・ふん?」
ティオはしばらくそれを見つめていたが、あることを発想した。
ティオ「そうだ、可能なはずだ・・・・フフ、面白いことになりそうだ」
龍馬「・・・?」
おかしい。
俺はファンタリオンに来たはずだ。だがこの景色はまるで・・・・
龍馬「それに聖子・・・セインも見当たらない・・・ミカゲ!何処にいるんだ!」
普段ミカゲはセインが持っているので、セインが居なければミカゲもまた居ないと同義。
龍馬「! あれは」
智「龍馬君!?」
龍馬「智さん・・・ってことは、ここはファンタリオンじゃなく、オフ界・・・でも」
智「龍馬君、この景色は・・・」
まるで、日本じゃないか。
あきら「うわあああああああああああああああああああ!?」
龍馬「!?」
智「誰か降ってくる?」
龍馬「1人・・・いや、2人だ!」
龍斗「うおわああああああああああああああああああ!?」
龍馬「クッ・・・ジェネレート!速度上昇!」
俺はいつもの様に速度を上昇させようとする・・・が。
龍馬「何故だ・・・!?何故速くならない!?」
龍斗「おちるううううううううううううううううううううう」
間に合わず、想像通りの結果になった。
ただし、俺の想像をはるかに超えた。
龍斗「もが、もがが」
あきら「もががー!」
龍馬「・・・生き・・・てる・・・?」
智「でも、これは・・・」
2人は生きていた。
ただし、明らかに硬いはずの地面に、まるでギャグ漫画のごとく突き刺さっていたのだ。
龍馬「んな、阿呆な・・・」
智「非科学的だ・・・」
龍斗「モガモガガー!(いいから助けてー!!)」
あきら「・・・(星が・・・見え・・・)」
あきら「助かった。礼を言うよ」
龍斗「死ぬかと思った・・・」
そして、互いに自己紹介を終えた所だった。
?「皆さん、おはようございます」
智「?君は・・・」
中学生ほどの小柄な眼鏡の少年が、スーツに帽子という姿で現れた。
龍斗「お前は?」
?「僕はこれから始まるエンターテイメントの進行役だよ」
あきら「エンター・・・テイメント?」
?「そう。題はこれ」
いつの間にか薬玉が現れ、それからぶら下がっている紐を少年はクイ、と引っ張った。
[笑ってはいけないオフ界24時!ギルド編]
龍馬「・・・何これ?」
?「見ての通りです。あなたたち4人にはこれから笑顔と言うものを封印していただきます」
あきら「テレビで正月に同じ様なものが・・・」
?「細かいことは気にしないでください。それに最終的には、ミカゲさんの全面協力です」
龍馬「何やってんのミカゲ!?」
智「ふむ・・・ともかく笑わないようにすればいいんだね。簡単じゃないか」
龍斗「いや、それがかなり難しいんすよ智さん」
?「あなたたち4人にはあるギルドのメンバーとして働いて貰います」
智「ギルドって言うと・・・RPGの?」
?「そんなものです。分かりましたか?」
4人は、怪訝な顔をしながらも、結局皆頷いた。
?「では、今からクジを引いて貰います」
龍斗「クジ?」
?「そのような服装ではギルドメンバーとしての示しがつかないので、こちらで用意した服装をくじ引きで決め、その場で着替えてもらいます・・・あ、財布などの貴重品はそのまま持ち歩いていただいて結構です」
言われるがままにくじを引く4人。
龍斗「3番。」
龍馬「4番だ」
あきら「1番」
智「・・・99番」
あきら「ぶっ!?」
あきらは智の突拍子もない番号に吹きだした!
智「これは・・・どういうことだい?」
?「今のあきらさんのように笑ったりしたらペナルティを受けて頂きます。お忘れなく」
智「・・・」
?「では、今引いた番号の個室を用意させて頂きましたので、そちらの方に入って着替えてください」
4人はそれぞれの番号の書かれた部屋に入った。
着替えタイムの始まりだ。
?「・・・・ふぅ、少し休憩。」
その間、少年は帽子を取り、眼鏡を取ると・・・・・・
あら不思議見覚えのある黒いポニーが垂れて。前髪少し整えたら。
?「それにしても七宮が気付かないなんてね」
なんと!謎の少年の正体はちゃん唯だったのです!流石ちゃん唯。出るとこ出てないのでちょっと締めたら男の子!まさに男装のスペシャリテ・・・すんませんした。
?「さて。次回には4人の着替えが終わったとこから始まります。お楽しみに。」