XIII∮逆しまな死
望んだものか
望まれたものか
望んでいいものか
望まれざるものか
繋がれたまま
永遠に離れないよう
刹那の願いに
全てを委ねた
君の腕の中で
僕は一度死んで
君の腕の中で
僕はすぐ生まれ変わる
何度でも
何度でも
遠ざかりかける意識に
君の声が降って
君の鼓動を聴いて
僕の声を届けて
僕の鼓動をあげる
疲れきって眠りにつき
君のいない朝を迎える
目覚める瞬間の絶望が
君に伝わればいいのに
君の腕の中で
僕は一度死んで
君の腕の中で
僕はすぐ生まれ変わる
何度でも
何度でも
僕らは惹かれ合い続ける
“終わりか始まりか”