前へ目次 次へ PR 7/55 そんな奴は知らん! ガチャ! 夜中にドアが叩かれ、寝ていた俺は起こされた。 が。 外に出ても人影は無い。 訝しみつつドアを閉めたら、またやられた。 それが数回も続く。 流石に頭にきた俺は、掴まえるべく待機した。 そして、また叩かれた瞬間にドアを開くと、 「ギャ!」 そう叫び声がした筈だが、人影は無かった。 部屋に戻ると、お袋から電話が来た。 「夜中に何」 「それが泥酔してた父さんの顔に痣ができて、お前の名前を言っては謝ってるんだよ。何か知らない?」