前へ目次 次へ PR 33/55 正しいタイムマシンの使い方 私は30年掛けてタイムマシンを完成させた。 嫌われている彼女との未来を変えるために作ったのだ。 「それだけ愛してるんだ、私は」 それから私はタイムマシンで過去を改ざんする。 でも、彼女に嫌われたままだった。私という個を好く可能性は始めからゼロだった。 「もういい……」 人生に嫌気が差した私は自殺用の毒薬を飲んだ。そして最後に知人と合うと尋ねられた。 「なんで彼女の気持ちを変えるなら、洗脳装置を作らなかったの?」