前へ目次 次へ PR 23/55 2人の会話 ※200文字 「福岡の方に、面白い昔話が残ってるよ」 「どんな?」 「ある村に未婚の若い娘さんが居たが、ある時、庭の木が悪さを始めた。それを止めようと、娘の父親は木と相撲をとったのだ」 「それで?」 「いや、終わりだよ」 「は? オチは? 未婚や相撲は伏線でしょ?」 「違う違う、そういう意味は全くないの。ちなみに似た話しが他にも沢山あるぜ」 「……昔の人も、オチから開放されたかったのかもな」 うんうんと、小説家の卵達は頷いていた。 福岡の昔話しは本当です。