前へ目次 次へ PR 13/55 異生物の恋 君は、美しい。 青い大空を自由に羽ばたき、雲の隙間を通り抜け、何処までも飛んでいける。 それに比べて私は醜い。 川辺に積み重なったヘドロのように臭く、大きく、汚かった。 どうして。 どうして私達は、こうも違うのだろうか。 私は君の側に居たいのに。 と。 見上げていたら。 君が突風に煽られ、落下してきたのだ。 私は助けようと思い、慌てて駆け寄る。 が。 君は私の顔に向かって落下してきたので。 つい。 ごくん。 「……あ、うめぇ」