10/55
とあるMの喜び、と悲しみ
痛い。
ビシッと音を立てて、俺の体にムチのように鋭い刺激が走った。
部位の細胞が死に、そこだけ発熱する。
痛い。
が。
気持ちいい。
体が痛み付けられると、下半身が熱くなってくる。
自分が如何に獣なのかと教えられ、皮膚の穴から臭いが抑えられないぐらいの性衝動が沸き上がった。
もっとだ。
もっとやってくれ。
と。
悶えていたら。
顰めっ面をした妹が、俺の部屋に入ってきた。
「お兄ちゃん、五月蠅いから1人SMは程々にしてよね」
痛い。
ビシッと音を立てて、俺の体にムチのように鋭い刺激が走った。
部位の細胞が死に、そこだけ発熱する。
痛い。
が。
気持ちいい。
体が痛み付けられると、下半身が熱くなってくる。
自分が如何に獣なのかと教えられ、皮膚の穴から臭いが抑えられないぐらいの性衝動が沸き上がった。
もっとだ。
もっとやってくれ。
と。
悶えていたら。
顰めっ面をした妹が、俺の部屋に入ってきた。
「お兄ちゃん、五月蠅いから1人SMは程々にしてよね」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。