目が覚めたら
翌朝、目が覚めたら、いつもの自宅のベッドだった。
もしかして、ギリシャから自宅のベッドまで、瞬間移動してきたとでもいうのか?
あれは夢だったのか?それとも・・・。
とりあえず、いつもの朝食を食べることにした。
食パンを焼いて、トーストに。その上にバターを塗って、ハムを乗っける。
あとは、バターロールと、レーズンロールと、サラダと、牛乳。これが、いつもの朝食だ。
「いただきまーす!」
いつものように朝食を腹に入れ、いつもの満員電車に乗り、いつもの会社のいつものオフィスに向かう。これが、いつもの日々だ。
ふと、気がつくと、『世界195ヶ国 小説執筆の旅』のパンフレットと、例のチラシを見つけた。
もしかして、これは夢ではなく、まぎれもない現実なのか?やっぱりこれは、現実に起こっていることなのか?と思った。
今、自宅にいる。ふと、あることを思い出した。私は、つい先日、勤めていた会社を辞めてきたんだった。
とんでもないブラック企業で、退職代行サービスを使って、ようやく辞められたんだったな。
だからもう、あの会社には行かなくてもいいんだ。
不意に、スマホが鳴った。
どうやら、次の旅先を指定してくれとのことだ。まだまだギリシャも充分に楽しんではいないし、とりあえず次の旅先を指定することにした。
すると、次に現れた画面は、移動手段を指定するものだった。
移動手段
その中に、瞬間移動とか、家ごと移動とかいうのがあった。もう、何でもありだな。
ツアーコンダクター「おはようございます!ゲストさん!
さっそく移動手段を選んでくださいな。」
そう言われて、『家ごと移動』を選んでみた。
ツアーコンダクター「ご心配なく、家ごと移動しても、家には一切、損害などは残しませんので!」
そして、本当に家ごと、ギリシャまで移動したのだった。
家の玄関のドアを開けると、ギリシャだった。
そして、パルテノン神殿はすぐ近くにあった。さっそく、パルテノン神殿を見に行こう。
そこから、どこへ行こうかな。ギリシャの見所って、他にあるかな?
続いて、オリンピックスタジアムを見に行くことにした。ここが、古代オリンピアの発祥の地であり、近代オリンピックの第1回大会が開催された場所だという。
ギリシャの見所は他にもあるが、なんといってもギリシャ料理は、本場に行かないと味わえないものだ。このようにして、世界中の本場の料理を味わいに行くぞ!と決意を新たにした。




