☆異☆世☆界☆転☆生☆物☆語☆
中3の時の我が記した。
プロローグ
「ぴゅ〜〜〜」
さわやかなそよ風が僕のほおをなでる。涼しくて、心地がよいが、風に心おどらしている僕の髪が少しわずらわしい。いや、少しどころじゃない、めっちゃわずらわしい。
ああなんとじゃまなんだ。このかみのけ。これがあるせいで何も集中できない。
そう考えたところまでは覚えていて、次気づいた時には僕のまわりにはたくさんの髪の毛が、手にもかみが、まわりにはおどろいた表情の学友が・・・
僕は状況を理解した。
「もう異世界転生するしかねえぜ☆」
学友にそうつげると、僕はまどへと近づいた。僕の体は宙にいた。
いせかい・・・いけるかな?
その時突如不安がめばえた。
「うわあぁあぁあぁ〜〜〜〜〜〜〜」
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「はっ…」僕が目を覚ますと、そこには知らない天井が…!
「もしかして、異世界転生できたのか⁉︎」
おれがそうつぶやいた時だった。
白衣の男がおれのかおをのぞきこみ、一言こう言った。
「記憶に少し問題がありそうだが、命に別状はなさそうです。」と。
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二日後には退院した。
異世界なんてなかったんだ。
fin
☆異☆世☆界☆転☆生☆物☆語☆
完
むかしむかしの駄作ですが、忘れる前に載せてみました。急転直下な展開がお気に入りですが、飛び降りを推奨してるとか文句言われるんですかね。
裏紙に書いた原稿の方がテンポも良く勢いもあり素晴らしいです。