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解読不能小説詰め合わせ  作者: 仲仁へび
本文
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第1話 さんらん都市



 卵が落ちてきた。


 手のひらにぽとり。


 鶏が鳴いた。


 朝来たな、と思ったらすぐ夜。


 時間が車に乗って、びゅんびゅん高速道路。


 つっきって、ガードレールぶち破った。


 標識意味ないね。


 残念。


 頭悩ませて、とても痛い。


 おかしな街並みだ。


 けれど、誰も彼も、そう思っていない。


 何でだろう。


 ビルはねじれて、よじれてく。


 どこまでも一回転。


 それで空まで飛べていったらいいのに。


 ぜんぜん、そんな事はなくてだね。


 ああ、きみきみ。


 君だよ、君。


 はい、何でしょう。


 あっ、何でもなかった。



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