始まりの森と鉄の巨竜
帝国歴120年、僕達はこの森を開拓し、平和に住んでいた。僕達は、小人で巨大なツノの生えた黒い馬(カブトムシです。)ににまたがり、自由に空を飛び、中には二つのギザギザが付いている怪物に乗っているものも居た。(クワガタです。)
20年前まで僕達は、この森の生物や、周辺国家と戦争をしていました。僕達の帝国は、凄まじい、訓練と教育で、とても強い軍団でした。そのため20年と言う、素晴らしい、平和な時代が来たのでした。ですがその平和は長くは続かなかった。
僕の名前は、エルフィン、帝国の次期皇帝です。
今日も僕は、城を抜け出して遊んでいます。この森の外は危険で、鉄の巨獣などが生活し、巨人達が大半を支配しているらしいです。
エルフィン「うわ〜い風が気持ちいい、やっぱり馬で空を飛ぶのは気持ちいいなぁ〜」
そして馬を樹液のある所に止めると、自分も樹液を取る。そして、野イチゴを取り、城塞都市に帰る。
ちなみに城塞都市は巨大な、木をくりぬいて作ったものだ!
エルフィン「今日も平和だなぁ城塞都市内はとても平和で穏やかだ!」
僕が、城に戻ると父や母が心配してくる…
父「エルフィンお前またっ」
母「森の奥には入っちゃだめってあれほどっ」
エルフィン「ごめんよ、父上、母上、話はまた後でね」
エルフィンは、さっき取った野イチゴと樹液を混ぜて甘い食べ物を作る。そしてそれを食べる。
エルフィン「これがうまいんだよな〜」
エルフィンは食べ終わるとすぐに眠りにつく、
同時刻〜
丸々建設株式会社による建設が始まっていた。どうやらここに事業所を建てるために、この林を伐採して、その後真っ平らにするらしい。
現場監督「ではこれより作業を開始する。作業!開始〜」
ブォーンオオオオオオオオオオ
キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル
ショベルカーのエンジンがかかり、草を踏み潰しながら、進む、ショベルカーの先端には、大木専用のカッターが付いており、どんな太い木であろうと簡単に伐採する。
小人達「鉄の巨龍だあああっっ」「キャーっ」「うわぁああっ」ブチブチブチブチっっ
鉄の巨龍は御構い無しに、小人や虫や草を踏み潰していく。そしてショベルカーはクヌギの木を切り始める。
小人「あの鉄の巨龍は、どうする気だ?」
グイーンガチンッブーーーーー
ショベルカーが木を伐採していく。
小人「辞めろ〜、辞めてくれ、」
メキメキメキメキっっ
小人達「きゃあああっっ」「うわっあっああ〜」
現場監督「お前達は草刈機で、長い草を伐採してくれ。
作業員「分かりました。」
作業員は、草刈機で草を伐採していく。
ブォーンブォーンブォーンオオオオオオっっ
ギュイーンジジジジジジっギュイーンジジジジジジ
小人達は、草刈機の刃をかわすのに必死だ!
小人「きゃあああっ」「うわぁ〜んお母さ〜ん」「逃げろおおっあの刃に触れると死ぬぞ!」
そして作業員の1人が、小人の存在に気づく、
作業員「こいつは?何んですか先輩?」
作業員の先輩「何だ?お前、小人を見るのは初めてか?こいつらは、自然と共に生きる奇妙な四足歩行の虫だよ、哺乳類だと言う説もある。」
作業員「へぇ〜そうなんですか、都会人なもんで」
小人達「辞めろ〜辞めてくれ〜」「巨人だあああっ逃げろおおっっ」しかし聞こえない
作業員「なんて言っているんでしょうね。」
作業員の先輩「さぁ、虫の考えている事なんてわからないしな、作業を続けよう、監督に見つかる前にな、」
作業員「はいっ」
作業員達は作業を再開する。
ブォーオブォーオ…♾
ギュイーンジジジジジジギュイーンジジジジジジ
小人達は、作業員達から逃げる。逃げ遅れた奴は、踏まれるか、草刈機で伐採されるかだ、」
小人達「ぎゃああっっ」「うわぁ〜んパパ〜」
だが巨人(人間)達は、御構い無しに、小人達の村を潰し、草を刈り、またそこに小人達が踏まれようが、切られようが伐採していく。小人達はただ黙って見ている事しか出来ない。 ただ、破壊尽くされた家や、踏み潰された、同胞を見て涙をこぼす事しか出来ない。又は、恐怖で頭がおかしくなるものもいる。
小人達「うわぁああああっっ」「あはははあはははっっ」
彼ら巨人達は、小人や虫の死骸と一緒になった、草を一緒に袋の中に詰めて、巨大な鉄の巨獣背中(中型トラックの荷台)に乗せていく
そしてショベルカーが木を伐採し終わると、エルフィン達が住んでいる城塞都市のある楠に向かうのだった。
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(`・∀・´)俺よく仕事で草むしりするんやけど、
(`・ω・´)虫達から見たら俺たち災害だよぁって毎回思うんだよな〜って思いながら書いてます。
感想よろしく!(`・∀・´)
次回!帝国の崩壊と、遭遇する巨人達!