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日常が変わってしまった日


「なんなんだよ!」

俺は駅の近くのゲーセンで遊んでいた

俺、霧谷歩きりたにあゆむ高校二年生だ。

俺は小さい頃からゲームが好きで様々なジャンルをやるがその中で特にRPGが一番だ。

両親もそんな俺を早々に見切りをつけて妹を可愛がるようになった。

だから俺が何をしようと何に時間を潰そうと何も言ってこない、俺にとっては天国だった。

「そろそろ帰るか…」

俺はゲーセンを後にし帰り道に近所の古本屋に入った

俺はファンタジー扱っているコーナーに目を通していた。

「魔法の本?」

ここは日本だぞ、作者が厨二なのかと思いながらも俺はその分厚い本を手にとって読んでみた。

ペラ…ペラ……。

「火の基礎魔法『ファイヤ』」

最初は練習が必要だが上達すれば身の丈以上の火も出せる。読めば読むほど俺はこの厨二ぽい感じの本が気に入り買うことにした。

ところでこれはいくらなんだろう?

「1万円!」

ありえない金額に大声を出してしまった。

俺は財布を見ると1万円ちょっどあった。

次出るゲームを諦めればと思い魔法の基礎を買った

我ながら余計なものを買ってしまったと思ったものの家に帰って読むのが楽しみになっていた。

「ただいま」

家には誰の声もしなかった。いつものことだ、妹は塾

両親は共働き、もう慣れた。

それよりも今はこの本だ。俺は時間を忘れて本を最後まで読んだ。最後のページには異世界転移の魔法が書かれていた。

これなら俺でもできると思い興味本位でやってみることにした。

「えーとこの魔法陣の上でこの呪文も言えばいいのかな?『テレポート』」

急に当たりがまぶしくなり意識が飛んでいく感じがした。

気がついたら俺は森の中にいた。

「俺は本当に異世界にいけたのか!?」

まさか、これで異世界に行けるとは思いもしなかった。

「実績を獲得しました『異世界転移者』」

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