始まりの朝
夢というのは残酷で楽しい夢もあれば悲しい夢もありますよね
皆さんが見る夢は中断セーブみたいなどはついてなくて一話で終わってしまう事が多いですよねそれが悲しい夢なら良いものの楽しくて夢の中で友達ができたりするとその分、残酷ですよね
なので将来、夢をセーブすることが出来る夢の機械ができることを祈っています夢だけに(笑)
あれは春の桜が舞い散るはなはだしい高校の入学式に起った謎めいた日の事であった。
「ぴろろろろろ!」
七時に設定していたアラームが耳の鼓膜に響きわたった。
「んんっ何の音だ、、、まっまぶしい」
アラームの音に少しばかり目を開けると、朝のまばゆい日の光と朝のにおいが全身にいき渡った。
その時、何故かスマホの時間を確認し少し間が空いてからもう一度、時間を確認した。
「七時?んん?え、、、遅刻?」
昨夜、アラームの設定時刻を六時にするつもりが指がスマホに擦れて七時になってしまったのだ。
その日はついていない事に高校の入学式だった。
冷や汗をかき慌てて学校の支度をすまして家にあったパンを口に加えたまま家を飛び出した。
その高校は電車でしか行けないので最寄の駅まで全力で走っていった、その道中ふと今日の夢が無性に思い出したくなった、だけど思い出せない
「はぁはぁ、、、なんて付いていないんだろう」
走っているのが苦しいのか何故かはわからないが涙が流れるしかし別に苦しいわけでもない
そして駅につきその時何故か安心感が生まれた、もう電車は目の前に到着しており、すぐに駆け込んだその時、一瞬ではあるが夢の一部の言葉が聞こえた気がした
(大好き、、、逃げて)