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『汽笛の音は物悲しい気分を呼び起こす』

『汽笛の音は物悲しい気分を呼び起こす』



 零時をわずかに過ぎたころに通る列車の汽笛は、冷たい空気をつらぬいて高く長く響いた。

 いくつも連ねられた貨物車両が去ったしばらく後も、その余韻は肌を撫でるほどの存在感とともに残る。

 ふと口に出したら、隣で友人が笑った。

 センチメンタルだね。物語の出だしにいいんじゃないか。


 もう友人は言ったことさえ覚えていないだろうけれど、助言に従い、この話はそのように始めることにする。


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