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①訃報
こんにちは。私は前書きなどをつけるのは嫌いなのですが、今回の話は短いのですが構成に少しアイデアがあるので、短い話の集合体になっています。そこをご理解下さい。
作家・国文学者で、TVでも活躍した宮本氏政さんが17日午後5時58分、老衰のため死去した。90歳。
岐阜県大垣市郭町〇―〇―〇。告別式は大垣別院で行われる。後日、お別れの会も計画。葬儀委員長は日本国文学会の亀井彰会長。
東京帝国大学文学部国文科卒業。終戦後、在野の研究者として、和歌文学を研究。戦後の前衛短歌運動に影響を与え、文壇とも広く交流する。軽妙なエッセー「ちゃうのとちゃうか?」シリーズで人気となり、TVやラジオにも出演。特に70年代から80年代にかけてはクイズ番組にレギュラー出演した。平成に入ってからは著述活動に再び力点を置く。現在の皇室の祖である北朝の文学の研究の重要性に最初に気づいた一人だった。「14世紀の光源氏~北朝の天皇たち~」で角川源義賞。「私の戦後文学史」で菊池寛賞。「水都」で読売文学賞。「虚の愛~評伝・塚本邦雄~」で大仏次郎賞。「詩歌と日本文学史」で毎日出版文化賞など多数受賞。芸術院会員。文化功労者。勲二等。
大垣藩主の血をひく教養人で、上品な物腰はお茶の間でも人気だった。




