3.いざ、盗賊退治!
GM:村の中では、村人が1人のほほんと歩いている。
イルネリア:もう堂々と歩く!!
GM:そしてイルネリアさんを見て……ぎょとした顔をする。
GM/村人A:「ひ、ひぃ……ば、蛮族っ!?」
イルネリア:「……誰が蛮族よ!! 失礼ね!!」
GM/村人A:「い、命だけはたすけてくれっ!!」ぺこぺこ。
ブラッド:「いえいえ、違いますよ。盗賊退治に来たものです」
GM/村人A:「蛮族が……盗賊退治……?」
イルネリア:「よりによってエルフを蛮族と勘違いするなんてっ……!!」
ブラッド:隣には、漆黒ベースだけど騎士の鎧着てたり。
GM/村人A:「蛮族と騎士さまが一緒? って、ええっと……その……?」
ブラッド:「まあ、私は蛮族に近いのかも知れませんが…こちらの女性は間違いなくエルフの女性ですよ」フード取りつつ。
イルネリア:「だから、私も蛮族退治しにきたの!! てか、老眼にでもなってるのかしら? この爺」
GM/村人A:「そ、そうですか……よかった……ただ、あれは蛮族でなく、ただの人間の盗賊団ですじゃ」
ブラッド:「まあ、服装の方に目が行き過ぎたようですね」小声で。
イルネリア:「ああ。人間なのね。盗賊団」
GM/村人A:「村長の息子と……村娘が何人か、盗賊団に浚われて、困ってたところです。是非助けてやって欲しいです」
イルネリア:「ともかく、助けに来たんだから、知ってることは教えなさい」
ブラッド:「盗賊団は10人足らずと聞きましたが、できるだけ正確な人数は分かりませんか?」
GM/村人A:「さあ? そこまでは分からないです……村外れの魔導機時代の遺跡がある洞窟にいます。場所は……」と場所を教える。
ブラッド:「そうですか…では10人と考えておいた方が良さそうですね……」
GM/村人A:「それと……魔法使いらしい者もいます」
イルネリア:「魔法使い?――何それ。聞いてないわよ」
ブラッド:「……少々厄介な事になりそうですね」
GM/村人A:「え、えっと……頼みました」
ブラッド:「勿論、頼まれますよ」にこり。「それでは、行きましょうか」
イルネリア:「そうね。小細工は私の趣味でもないし」
GM:じゃあ、洞窟の前についた。洞窟から30mくらい離れた場所。洞窟の前には見張りが2人いる。2人は暇そうに立っている。そこから先に進むと、茂みがないから、発見されそう。入り口には扉はなくて、結構大きい感じ。
イルネリア:「……見張りがいるわね」
ブラッド:「……出来るだけばれずに行きたいのですが……」
イルネリア:「そう言われてもそんな小細工なんて……」
ブラッド:「よし、私が左翼から出て囮になりましょうか?」
イルネリア:「わかったわ。援護はまかせといて」
ブラッド:「ええ、任せました」ぽんっと頭へ。「……では」って事で左の方へ回りこんで近づきます。
GM:うん! じゃあ、ブラッドさんが近づくと、山賊は剣を構える。
GM/山賊A:「とまれっ! 何だ、お前はっ!」
ブラッド:「見たままなら騎士じゃないでしょうか?」
イルネリア:そっちが気を引いているうちに右に回りこむわ。
ブラッド:とりあえず、止まってます
GM/山賊A:「ちっ、おやぶんに知らせにいけっ!」1人に命じる。
GM/山賊B:「へ、へいっ、わかりやした!」山賊Bはとてとてと洞窟の中へ入っていく。
イルネリア:山賊Bを撃つ
ブラッド:「おっと、それはお断りしたいですねっ!」走りこみ。まあ、こっちはAにつっこんでるだけだけど。
GM:どうぞ! でも、その前に、先制値!
イルネリア:(ダイスを振る。達成数は「8」)あら?
ブラッド:(ダイスを振る。達成数は「5」)ほろり。
GM:こっちが先手! Bは中に入っていく。Aは剣を構えて、ブラッドさんに備える。
ブラッド:あら、残念。攻撃はしてこないのね?
GM:うん、してこない。入り口を死守するつもりみたい。そっちの番!
ブラッド:なるほど。じゃあ、切り込んでみるかな、弾の無駄遣いもあれだし。
GM:どうぞ!
ブラッド:接近して両手持ちで切ります。(ダイスを振る。達成数は「18」)
GM:(ダイスを振る。達成数は「12」)命中!
ブラッド:(ダイスを振る。ダメージは「19」)
GM:痛い、瀕死!
GM/山賊A:「ぐはっ!?」
ブラッド:「これで…どうです!」
GM/山賊A:「まだだ、まだだ、ここは絶対とおさんっ!」でも、まだ倒れない。
ブラッド:頑張ってるなぁ、山賊さん。
イルネリア:「悪いけど、時間を無駄にする気はないわ」撃っちゃえ。
GM:どうぞ!
イルネリア:補助でソリッドバレット。(ダイスを振る。達成数は「18」)
GM:(ダイスを振る。達成数は「9」)命中!
イルネリア:(ダイスを振る。ダメージは「8」)あら、ひく。
ブラッド:なんだかダメージは低めだったね。
GM:でも、それで倒れた! (ダイスを振る。生死判定は「10」)まだ生きてるけど。
イルネリア:「……運が良かったわね」
GM:それで山賊Bの奥へ走っていく足音が二人には聞こえる。中は明るい。天井自体がなんだか灯りを放っている。
ブラッド:殺生しにきたわけじゃないので、この子は放置しておこう
イルネリア:「追いかけるわよ」
ブラッド:「まあ、殺すだけが全てじゃありませんよ……ええ、急ぎましょう」
GM:じゃあ、2人は全力で走る! そしてしばらく走ると……道が右手と左手、Yの字に二つに分かれている!
ブラッド:「……どちらでしょうか」スカウトなんて無いもん。
イルネリア:足跡はどっちに行ったか聞き耳。
GM:どうぞ!
イルネリア:(ダイスを振る。「9」と出る)
ブラッド:(ダイスを振る。「3」と出る)
GM:うんと、右手!
ブラッド:わーい。
GM:ブラッドさんは分からない!
ブラッド:ほろほろ……。
イルネリア:足跡は?
GM:足跡は調べてみるなら、時間かかる。
イルネリア:じゃ、右に行くわ。
ブラッド:多分足跡は出入りしたりしてるからはっきりしない可能性も有るし。
GM:じゃあ、右にいくと……また道が分かれている。
ブラッド:ひぃ。
イルネリア:「……また分かれ道?」
GM:今度はトの字に。
イルネリア:もっぺん聞き耳ー。
GM:それで山賊Bは敵襲だ、と大声で正面の道から奥に向かって叫ぶ!
ブラッド:直進だ!
GM:じゃあ、正面に出へ進んだ!
イルネリア:この通路ってどれぐらいの幅があるの?
GM:幅は5mくらい。
ブラッド:2人並んで戦えるくらいか
GM:それで正面へ進むと、そこは大きな広間になっている。
イルネリア:ふぅ。弾丸補充しとこ。
GM:そこに……4人、男がいる。ローブの男と、リーダーらしいのと、手下1人と、今駆け込んだ手下。
GM/首領:「ちっ……衛視かっ!」リーダーっぽいのは剣を抜く。
イルネリア:「4人? ……聞いてたより少ないわね」
ブラッド:「これで計5人…伏兵の可能性も有りますね」一応戦闘前に前には出ておきますよ、できれば。
イルネリア:リーダーっぽいのって魔法使い?
ブラッド:ローブのがじゃない?
イルネリア:ああ。ローブのは別ね。
ブラッド:なるる。そこは、魔物知識判定じゃない?
GM:魔物知識、どうぞ!
イルネリア:ひらめる。(ダイスを振る。「4」と出る)無理。
ブラッド:(ダイスを振る。6ゾロが出る)おおう。
イルネリア:お見事!
GM:魔術師は基本ルールブックⅠの魔道に魅入られた魔法使いのソーサラー。リーダーはルールブックⅠの腕利きの傭兵。共に375ページ。
イルネリア:ソサかぁ。
GM:手下の盗賊はルールブックⅡの山賊の突撃兵。302ページ。って感じ!
イルネリア:「ま、とにかく目の前のから片付ければいいだけね」。じゃ、先制判定するわね。(ダイスを振る。結果は「15」と出る)
ブラッド:(ダイスを振る。結果は再び6ゾロ)あは。
イルネリア:2連続!
ブラッド:ここからが悪そうで怖いわ。
GM:先制した!