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転生先で死にかけたら…… 確率操作ができる様になりました。

作者: チキンとり


なんとなく転生チートスキルがもらえるなら……


このスキルが欲しいかなと、思って書きました。




あ…… 死んだ……


振り落とされて地面に叩き付けられた後……


自分に倒れてきた馬車を見ながら、数えて3年にも満たない人生が駆けていく……


ああ…… 葛餅が食いたかったな……


黒蜜ときな粉が…… たっぷりとかかるプルプルの……


うん? 葛餅って何?


ふいに知らないはずの食べ物の姿形と味を思い出した……


ああ…… 二度目の人生は短かったな……


幼女の〝あたち〟の中で、前世の〝おっさん〟だった自分が思う……


前世の自分も、年末年始の喧騒の中…… なけなしの金で葛餅を買いに入ったコンビニで…… 強盗に刺殺された。


運の無い人生だった……


どうやら、転生しても運の無さは変わらなかった様だ。


そう思った瞬間、頭に〝即死確率100%〟と出た。


そんなの見たら分かるんだよ!


「どうにかちて!!!」


八つ当たりで叫んだら、目の前に迫った馬車が…… ブレた。


「ぎゃあ!?」


下半身に激痛を感じ、失いそうな意識の中で即死確率を確認すると……〝死亡確率100%〟に変わった。


即死確率では無いけど、死亡確率100%…… このままだと確実に死ぬ!!!


「だ…… だれか…… た、たすけて……」


薄れていく意識を必死に保ちながら、死亡確率が下がる様に足掻くと……


死亡確率の横に〝召喚魔法発動…… 成功確率0%〟と出た。


「ふ…… ふざけりゅなぁ!!!」


生死の境中に発動した召喚魔法が失敗確実って、運が無さすぎるだろうが!?と前世よりになった意識が叫んだ。


〝召喚魔法発動…… 成功確率100%〟


『マスター登録を確認…… マスターの異常を感知…… 時間(とき)を停止します……』


自分の身体が浮いた感覚を感じた。


 ・

 ・

 ・


「きゃあ!?」


背後からの衝撃と幼い悲鳴で、過去の事がフラッシュバックした。


油断したわ……


〝死亡確率を0にして〟普通の人間らしく生活する様にしていたから……


王公貴族の社交界パーティーで、幼い妹と歳が近い王女と王子の様子を見ていたら……


背後から押し倒された。


あの時から〝身体の成長が遅くなった〟私の身体は……


今の状況に泣きそうになりながらも、止める大人達を必死に振り払い、私に駆け寄ろうする妹に近く小さい……


妹と同じく幼い王女と王子が、私の妹をかばっているのが見える。


あっ…… 殺す……


不安気に涙を堪えてる3歳下の妹と王子王女、その姿に…… その原因達に殺意が沸き上がった。


「きゃ!?」


短い悲鳴と一緒に、何かが割れる音と金属音がした。


「いたたた…… おもいわ」


床に押さえ付けられた状態から、背中に重りを乗せられた様に感じ、その重りから這い出ると……


「うう……」


青年が壊れたシャンデリアの横で、頭から血を流していた。


王位継承権の高い次期侯爵の取り巻きの1人…… 近衛騎士団長の4男坊で脳筋残念イケメンだ。


私を押し倒して押さえ付けていたのは、お前か?


私を押さえ付けていた処に、照明のシャンデリアが落ちたらしい……


身体能力しか取り柄がないんだから、避けなさいよ。


4男坊を押し退けて埃を払いながら立ち上がると……


「イーサル! 大丈夫か!? おのれ…… 魔女め!」


私を睨みながら、次期侯爵と取り巻き達が4男坊に駆け寄る。


「なんの事でしょうか?」


倒された事で乱れたドレスと髪型を直して、次期侯爵と取り巻き達を見る。


「貴様のせいで、イーサルが怪我を負った…… 許さんぞ!」


「はあ?」


この次期侯爵と取り巻き達は、何を言っているの?


「なんの事か…… わからないのですが?」


どう見ても…… 私、なにも悪くないよね?


端から見ても、公衆の面前で男性に押し倒された被害者女性だと思うけど……


この星の貴族社交界だと違うのかな?


あの死にかけた時から、私は最低限の貴族社交界マナーとこの国の常識や一般的な学習以外は免除されていたので……


社交界パーティーに出るのも、かなりひさしぶりだ。


「妹との社交界デビューから5年…… パーティーで男性が女性を押し倒すのが、今の社交界での常識とは知りませんでした」


知っていたら、パーティーには出ずに妹と王子王女の茶会をセッティングしたのに。


「そんな常識など無い」


私を睨みながら罵倒する次期侯爵と取り巻き達を黙らせる様な声が響く。


「これは…… 近衛騎士団長様、お疲れ様です」


「サイハ男爵令嬢…… うちの末息子が無礼をした。お怪我は無いか?」


「ドレスと髪が乱れてしまい、お見苦しいかったですか?」


「お怪我を負わせては無かったか…… ドレスの弁償と償いをさせて欲しい」


「ならば…… 陛下に挨拶前に下がる無礼、その原因説明とお詫びを代わってもらえませんか?」


「ドレスの乱れた令嬢に、恥をかかせる訳にはいかんな…… 副長」


「はい、私と近衛騎士団でサイハ男爵令嬢と妹君…… 王子と王女を別室に護衛します」


「うむ、私は陛下に説明に行く。1番騎士団長殿、この場を頼めるか?」


「騒ぎを起こした者の拘束、落下した照明の原因調査だな? 任せよ」


「すまないな…… 愚息を頼む」


「ちゃんと治療を優先するから、陛下と王妃様達に説明…… 頼むぞ。本当に」


王様に説明に向かう近衛騎士団長に、1番騎士団長が念押しすると……


「怪我人を慎重に医療部に運べ! 残りの皆さんは、落ち着いて我等の指示に従っていただきたい」


1番騎士団長の言葉に、また次期侯爵と取り巻き達が騒ぎ出した感じだが……


「こちらに」


近衛騎士団副長に誘導されて…… 私は、不安がる妹の手を優しく握りながらパーティー会場の大広間から出た。


 ・

 ・

 ・


「どうぞこちらに」


近衛騎士団副長に誘導されて、別室に向かった私は……


治療の名目で侍女に促され…… 王城の大浴場にいた。


「何で?」


「ご令嬢には、細かい傷痕も許されませんから…… 全身をくまなく舐…… ゴホン、確認させて下さい」


「え?」


「さあ、どうぞ」


「あの……」


「「「「「さあ、こちらにどうぞ」」」」」


増えた!?


王城侍女Aは、仲間を呼んだ……


王城侍女Bが現れた。

王城侍女Cが現れた。

王城侍女Dが現れた。

王城侍女Eが現れた。


「お嬢様は、お相手が決まっていませんので…… 御家の者だけにしていただけますか?」


「カナタ!?」


王城侍女の後から、クラシカル風なメイド服のサイハ男爵家の侍女達が現れた。


「おねえさま!」


待機していたお付きの侍女2人を連れて、妹のララティーも現れた。


「そうですか…… 必要があれば、お声下さい」


妹のララティーとサイハ男爵家の侍女が5人になったので、王城の侍女達が大浴場の脱衣場から下がる。


「お着替えのドレスを御持ちしました」


「ありがとう、ナオミ」


「おにねちゃん、汚れを落とすね」


「ユメカさん、言葉使い」


「あっ、ごめんなさい」


「此処では、気を付けてね」


「はい、では落としますね」


私付きの侍女3人が手際良くちゃちゃと、私の仕度を整えてくれていると……


コンコンとノックされた。


「もうすぐですので、少しお待ち下さい」


「あら? 出遅れたかしら?」


ナオミが持って来たドレスに袖を通していると、ドアが開いて王妃様が現れた。


「これは王妃様…… 失礼をいたしました」


「もう! 相変わらず可愛らしいわ♥♥♥」


「わふぅ!?」


正室の王妃【カルティーナ】様…… その豊満な胸に顔が沈んだ!?


「ちょっと! カルティーナ様、ズルいです!!!」


「そうです!」


側室の第2王妃【エルカ】様と第3王妃【マティーア】様の声がする。


『マスター…… お助けしますか?』


頭にカナタの声がする…… 大丈夫、心配ないから。


コンコン!「王妃様、サイハ男爵令嬢様、陛下がお呼びです」


「あら」「残念」「時間切れだわ」


王妃様達から解放された私は、侍女達の〝魔法と科学〟の力で仕度を整えて王妃様達の後を追った。


「サイハ男爵令嬢トワール、その妹ララティー…… 迷惑をかけたな」


国の政治をする元老員と貴族員、軍部を指揮する各騎士団と兵士団の代表格の前で…… 私達サイハ男爵家令嬢姉妹に国王陛下が頭を下げた。


その光景に…… 一部の代表達が騒がしくなる。


その感じが、つい数日前に〝地球〟で見た光景と同じだなと思いながら陛下の言葉を待つ。


「この国の発展に多大な貢献をするサイハ家に、継承権を待つ王族の者が害するとは……」


「陛下、その…… それはその方に問題があって…… 陛下と王族皆様と私達の関係には、かかわらないかと?……」


「そう言ってくれるのか…… だが、王族として社交の場を乱した責任は取らせる。後日、サンナ侯爵家の嫡男とその側近、関係者達を詮議する。それまでは貴族牢にて謹慎を命ずる」


国王陛下の言葉に、元老と貴族の1部が驚愕して声を漏らした。


次期侯爵と男爵令嬢……


普通なら、私の方が投獄されただろうけど……


「不思議に思う者が非礼に走らない様に言うが…… このトワール嬢は、東の種族問題の解決に貢献し、その恩恵でもたらされた鉄道などの革新的な技術の開発者の1人だ。各辺境に住む辺境伯や周辺領主達ならば、彼女の存在がいかに重要か…… わかるであろう?」


国王の言葉に…… 3人の王妃様も上品に微笑み頷かれている。さらにパーティーに同席されていた王子様と王女様方も誇らし気に頷かれている。


妹のララティーと仲良しだから……


国が荒れると困るから……


国王様と王妃様達、王子様と王女様方が揉める確率を0にして、ララティーが好かれる確率を高くしていたんですけど……


ちょっと…… やり過ぎちゃったんだよね……


始まりは、ララティーの5歳の社交界デビューパーティー……


私はあの時の事を理由に辞退した王城で開かれるパーティーで……


ララティーを着飾り過ぎてしまった。


辺境の最奥で、多種族達と私の持てる全てを使い…… 最上級のドレスとアクセサリーを用意した…… 王族すら持たない物を……


この国では見ない複雑なレースの布で作った花やリボン……


それらで飾り付けたプリンセスドレスを着たララティーは、天使だった。


自己満足の為にやり過ぎた結果……


ララティーは、王妃様達と王子様と王女様方に気に入られた。


そして、私の天使(ララティー)は…… 我が家の領地の現状を王族にバラしてしまった。


東辺境の海と山脈と大森林に囲まれた開拓地の領主のサイハ男爵家…… その二人目で長女に生まれたのが、私トワール・サイハです。


東の辺境伯領の最奥の秘境中の秘境…… その開拓を任されたのが当時騎士爵だったサイハ男爵家。


ひい祖父さんが魔物討伐で騎士爵を獲て、その時に東のファレス辺境伯家から気にいられ庇護に入り、祖父さんの代で秘境に住む多種族達と交流を功績に男爵家になった。


その流れから、サイハ男爵家には多種族の血が流れている。


ひい祖父さんの時には、地球的に言うエルフの血を持ち王族の血統の辺境伯の末の姫を娶り。


祖父さんの時には、大森林に住む地球的に獣人と言われる山猫部族の族長の姫を娶り。


父の時には、山脈に住む地球的にドワーフと言われる部族の族長の姫を娶った。


その結果……


あの時に〝カナタに助けられた私〟は、エルフの寿命と魔法力にドワーフの力と体型と獣人の身体能力……


その因子を最大限に覚醒した身体に〝超科学で再生〟されたのだ。


ユメカが言うには、ララティーが北欧系美少女なら…… 私は日本の可愛い幼女に小動物系の可愛らしさを足した感じらしい。


実際に獣人の様な感じのたれ耳だし、ふさふさの尻尾も生えてるけど……


あの時から私には、全ての〝確率を操作する力〟が備わった。


例えば…… 庭を掘ったら温泉が湧く確率は普通なら0でしょう?


でも、私が確率を操作して確率100%にすると……


庭の好きな処を掘った瞬間に温泉が湧くんだよ。


そんな感じで…… やりたい放題していた領地の事を王族に私の天使(ララティー)は、事細かく話してしまったんですよ。


そこで私は、全てを話して国王様と王妃様達と仲良くなろうと考えました。


確率を操作して忍び込んだ夜に…… 深刻な顔で話し合う国王様と王妃様達を発見!


会話の内容は…… 王妃様達の御実家の国で御家騒動が起きそうだとの事。


「お困りですか?」


怪しまれる確率を0して、国王様と王妃様達に声をかけた。


その後は、信用を獲る確率を100%にして…… 事情を聞きながら原因の確率を操作しては、問題にならない様にした。


そんな事をしている内に…… 数日後には、東の辺境伯家と王都の王族や関係者に好かれる様になっていた。


あの時から今日までの約10年間で…… 私は、この国の中枢に深く関わってしまったのだ。


いくら前世の記憶があるとは言え、前世では小市民のオッサンだった……


数えて13歳の辺境の秘境の男爵家の小娘が、そんな事になっても困らないのは……


あの時に〝召喚したカナタ〟のおかげだ。


私専属の侍女カナタ…… 彼女の正体は、銀河を航る〝古代の超科学文明の宇宙船〟の人型生命端末です。


彼女を産み出した超科学文明人は、肉体を捨て意識だけの集合生命になる事を選んだとカナタに聞きました。


その超科学文明人達に産み出されて、銀河に放置されていたカナタを……


あの時の私が無理矢理召喚したらしいんだよね。


後は、死にかけの私の身体を……


超科学文明の医療設備で〝遺伝子と意識に合わせ、前より完璧な状態〟にしてしまったの。


だから、私は御先祖の多種族の遺伝子の良いとこ取りして…… 前世と今生の意識が混ざった状態の身体になった。


今生の幼女の私に前世の男性(オッサン)が混ざった状態……


しかも偶然にも、カナタを作った超科学文明人は〝両性〟だったらしい。


つまり、私は…… 局部に男性機能も持つ幼女になってしまったのだ。


そして、私専属の侍女ユメカ…… 彼女は地球の日本人である。


私の前世…… オッサンだった時の関係者で、試しに私の確率操作とカナタの超科学文明の力を使い。


地球を探して見たら…… 同じ世界の別銀河に見付かったんだよね。


私の確率操作とカナタの超科学ワープを使い、前世の関係者に会いに来たんだけど……


いかんせん戸籍とか無いので、資金が用意し辛かったんだよ。


その手助けを前世の親と関係者に頼むのに、彼女を頼ったんだよねぇ……


当選確率100%の宝くじの換金とか…… 拠点にする小島の買収とか……


ユメカは、前世の両親の友人の孫娘で病弱な娘でした。


そこをカナタの超科学で治療して、信用を獲る確率を上げて前世の事を話……〝俺〟だと信じてもらいました。


そのさいに…… 身体の全てを確認されてしまい、私の身体の秘密がバレました。


「おにねちゃん♪」と、なつかれました。


そこからは、この星と地球を行き来する生活をしていました。


だってほら…… 自分の死んだ後のアニメやマンガと小説の続きが気になるでしょう?


地球に行った時には、3歳だったんだけど…… 地球時間では1年しかたってなかった。


カナタが言うには、途中にあるブラックホールとかの影響で時間の流れが違うかららしいけど…… 良くわからない。


で、移動用のワープゲートをセットするために、日本の小島を買う事にしたんだけど……


資金があっても信用が無いので、国王様の時と同じ様にして日本の偉い人に会いに行きました。


その時に…… ある御方の治療に難事件や外交問題などなど、確率操作で手伝って信用を獲る事に成功。


沖縄に近い位置にある無人島を買う事ができました。


日本と沖縄と言えば…… 台風などの自然災害が多いので、発生確率を操作した。


まったくの0にすると、自然環境や防災意識に問題が出そうなので…… 下げるだけにした。


確率操作が消える可能性も考えると、仕方無い事だと思う……


私も何時かは、消えるだろうから……


そんな事をしていると、地球でも偉い人に頭を下げられる事があるんだよね。


そんな感じで互いの良いとこを男爵家の領地に集めていたら、ララティーの話を聞いた王子と王女が来たがったんで……


王都と東の辺境領に地下鉄を通す事にしました。


私の転生先は、ファンタジーな魔法や魔物がいる星だったので…… 魔物や盗賊に会わない地下に鉄道を通す事にした。


事故や事件の発生確率を操作しているので、かなり安全にできました。


地球からユメカが付いて来たので、確率操作で魔法を取得させたり、私も確率操作で超能力に覚醒したりしたし……


サイハ男爵領は、近未来と自然環境が融合したリゾート地に発展して、王公貴族や国民に愛される地になり、私は好きに楽しく過ごしていたんだけど……


「すまない。トワール嬢、今回の事は…… 君を娶ろうとしたサンナ侯爵家に次期侯爵が反発した結果の様だ」


あっ…… サンナ侯爵家って、王妃様の出身国の御家騒動の原因問題児と組んでた家だ。


そう言えば…… 王太子の第1王子と貴族学院で同級だと、ララティーと仲良しの王子様と王女様達に聞いた事がある。


なんでも先王様の腹違いの兄で第3王子だったけど、産んだのが側室だったので継承権が低かったから、サンナ侯爵家を作られたとか……


まだ王位に未練があったのか? アホらしい……


私は、サイハ男爵家を兄に継がせて、サイハ男爵家領地の片隅で好きに生きると王族の方々に了解を獲ている。


最初は、王妃様達に王子の誰かと婚姻をとせがまれたけど…… 身体の秘密と女性が好みと告げたら…… 引き下がってくれました。


でも最近…… 王女様達とのお茶会の誘いが多いけど…… 王妃様達、なんでですか?


今回の事も、私的には問題無しなので……


「じゃあ、領地に帰りますね」


「詫びもしたいし、泊まっていかぬか?」


「すみません…… 新作が届いていますので……」


「「「「「「新作!?」」」」」」


あっ…… しまった…… 言っちゃダメなヤツだった……


その後、私と天使(ララティー)は……


王族の方々に連行される様にサイハ男爵領に戻る…… 国王様を始めとした王族の方々を連れて……


お父様とお母様にお兄様、マジごめん……


心の中で今生の両親と兄に詫びながらも…… 大スクリーンにどの新作を見ながら、なに味のポップコーンとドリンクを飲食するか?


私は、楽しみに笑う。




長編版が頭から離れなかったので……


ちょっとだけ書きました。


その内に投稿すると思うので、よかったらどうぞ。



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