第7話 クエスト
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おー、1日しかたってないのに久しぶりな気持ちだなぁ、あ、ギルドに顔出そう!
「すいません、誰か私のお姉ちゃんを助けてくれませんか」
「おい!ガキが邪魔なんだよ」
「うゎ」バタッ
「あ、大丈夫?《ヒール》」
「あ、ありがとうございますお姉さん」
「さっきお姉ちゃんを助けてって言ってだけどなにかあったの?」
「お姉ちゃんがね、ケガしちゃったの」
「どうしてケガしたの?」
「私にお母さんがいないからお姉ちゃんが働いてくれるのでも、働いているところでは治せないの」
「私聖女だから連れてってくれないかな?治せるかもしれないから」
「うん、」
「お姉ちゃんただいま」
「お邪魔します」
「こっちです」
「これは、」
「お姉ちゃんはこの街の兵士で大隊長でした。でも、あのモンスターによってこの街の兵士の半分程が亡くなり、4分の1は重症をおいました。それでも抵抗して撃退には成功しましたが、お姉ちゃんはその時のケガが災いして寝込んでしまいました。だから!お姉ちゃんを治してあげてください」
「わかったよ『エクストラヒール』」ピカッー
「う、ここは?」
「お姉ちゃーん」グスグス
「どうしたの?」
「お姉ちゃんが帰ってきてから一度も起きないからだよ」グスグス
「あ、そっか私あの酒呑童子にやられたのか」
「そのリカーデーモンってなんですか?」
「あのあなたは?」
「そのお姉さんは、お姉ちゃんを助けてくれた人だよ」
「そうなんですね。ありがとうございます」
「別に構いませんよ」ニコッ
「///」
「どうしたんですか?」
「あ、いえいえ、リカーデーモンのことですね。リカーデーモンとはここら辺を住みかにする鬼の最上位種の酒呑童子のUMです」
「そうなんですね。...あの私が倒しましょうか?」
「無理ですよ!これでも私聖騎士Lv89ですよ」
「そうなんですね。でもほっとけないじゃないですか!」
「でもあなたのLvそこまで高くないでしょ」
「はい、まだ聖女Lv8とホワイトラビットLv9の従魔です」
「それじゃ、UMは倒せませんよ」
「でも、それじゃあ妹さんの気持ちはどうなるんですか!」
「それは、私が弱かったからこうなったんです人に頼むなんてできません」
「じゃあ、あなたがリカーデーモンを倒しに行くときについて行きます。それならいいですよね」
「それなら、...もう!別にいいですよ!」
「じゃあついていきますね」
エクストラクエスト発生
難易度7
酒呑童子の討伐
失敗条件
討伐の失敗
リリルカ・ラーレットの死亡
成功報酬
???
これクエストなんだ、報酬が?ってなんだ?
まあいいや勝てばいいんだから
「じゃあ、私は明日に北門にいますから」
「わかった、一応自己紹介しとくと私の名前はサキです。」
「私はリリルカ・ラーレットです。明日は死なないでくださいね」
「うん、大丈夫私強いから」
「そっかなら安心ですね」
「それじゃあまた明日」
「ええ、また明日」
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