第2話 最初の街 ファスター
あー、書いてたら時間があっという間にたってた
「すごいなぁーめっちゃきれい、てか人多いなー、おぇ吐きそう」
サキは人が多いと酔いそうになるのだった
え~と最初はギルドに行くんだったけ、あでも私ギルドの場所知らないじゃん。
はぁ人に聞くしかないのか。
「あのぉすいません」
その人は聞こえないのか、自分のことじゃないと思っているのか、反応しなかった
「すいません」トントン
「はい、なんかようかお嬢ちゃん」
「ギルドの場所どこかわかりますか?」
「あー、えっとメニューって開いた?」
「開いてないです。てかメニューって何ですか?」
「まぁメニューって唱えればある程度わかるさ」
「わかりました、メニュー」
━メニュー━
ログ
インベントリ
フレンド
マップ
GMコール
ログアウト
━メニュー━
「あ、出てきました」
「そっか、その中のマップてのを開けばギルドの場所がわかるぜ」
「ありがとうございました」
「まぁ、βテスターが初心者に教えるのは当然だからな」
「βテスターだったんですね」
「あれ、俺の装備を見て聞きに来たんじゃないのか」
「はい、優しそうだったので聞きました。βテスターって装備が貰えるんですか?」
「貰えるとはちょっと違って、βテストの時の装備を少し弱くしたのを使えるんだ。でも1種類づつしか持ってこれないけどな」
「カッコいい装備ですね!」
「まぁこれはUMがドロップしたUWだからな」
「UMとUWって何ですか?」
「UMってのはな、普通のモンスターが進化を繰り返した個体や突然変異で生まれた強個体など基本一体しか存在しないモンスターのことだ、UEはUMを倒した時にMVPに選ばれた者に送られるドロップだ、まぁ得られる部位はその人の運次第だけどな」
「いろいろと教えてくれてありがとうございました」
「いいよ別に、一応フレンド登録しとくか?」
「フレンドって何ですか」
「あー、何も知らない初心者だったな、フレンドってのはログインしているのがわかるのと、チャットができる機能だな」
「します!」
「よし、これでできたな」
「本当にありがとうございました!」
「おうよ!狩りをするなら東がいいぞ」
「では、さようなら」
「おう、さいなら」
━ギルド━
「どういったご用ですか?」
「ギルドに登録と職業を登録したいのですが」
「わかりました。ギルド登録はこちらの水晶に触れてください」
ペタ
「はいこちらがギルドカードです、ギルドのルールを説明しますか?」
「はい!お願いします」
「ギルドは依頼を冒険者に斡旋するところです。もちろん冒険者も依頼をだすことはできます。
依頼には難易度があり下からE,D,C,B,A,S,SS
の7種類あります。依頼を失敗した時に罰金があるのとないのがあります。これでルール説明を終えます。次に職業を決めるのであちらの部屋に入って水晶に触れるとなれる職業が出てきます」
「いろいろ教えてくださりありがとうございます」
《称号 礼儀正しい人》を獲得した
あれ、称号を手に入れてるまぁあとで確認すればいいか
ガチャ
ペタ
職業
見習いテイマー(下級職)詳細
見習い魔術師(下級職)詳細
聖女(上級職)詳細
え、なんで上級職があるの?詳細で見れるのかな
聖女
人々に好かれた神聖な魔法を使える者に送られる職業
条件
神聖魔法所持
NPCの好感度上昇の称号所持
そんな称号ってあ、礼儀正しい人ってもしかして
称号 礼儀正しい人
礼儀正しい人に送られる
効果 NPCの好感度が上昇する
まあいいや、気にしないー
聖女っと
《職業が聖女になりました》
《称号 規格外》を獲得した
えーなにそれ
称号 規格外
初期職業が上級職以上の人に送られる
効果 スキルを獲得しやすくなる
まぁ気にしない方がいいよね
ガチャ
「終わったんですね」
「はい」
「差し支えなければ教えて下さると嬉しいのですが」
「聖女になりました」
ガタッ
ガタッ
ガタッ
「え、聞き間違いかな、もう一度言ってくれませんか?」
「聖女になりました」
「え、え、なんでなれたのですか?」
「神聖魔法を持っているからです」
「え、なんで最上位である神聖魔法を持っているんですか!」
「スキルを選ぶ時にランダムにしたからです」
「聞いたことがあります。異人はスキルを最初から3つ持っていると。でもランダムってのは聞いたことがありません」
「あーランダムを選ぶと変なスキルが出ることがあるからじゃないかな?」
「そうなんですね、まぁいいですパーティーなど組む予定はありますか?」
「テイマースキルを持っているので1人ですね」
「そうなんですね」
「はい!では行ってきます」
「はい、行ってらっしゃいませ」
《称号 ギルドのマドンナのお気に入り》を獲得した
称号 ギルドのマドンナのお気に入り
ギルドのマドンナに気に入られた人に送られる
効果 表に出てないことを教えてくれることがある
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