第15話 予選②
俺の名前は田口政宗知っている人はいるだろう。なぜなら俺は関東最大のヤクザの組長の息子なのだから。でも俺はそんな面倒臭いことはしたくないから無難に教師になってみた。それは、親父に猛反発を受けたね。でもまぁお袋が説得してくれたから教師になれたんだけど、まぁ俺の身の上話はここまでにして、NewLifeOnlineについて話そう。
俺の学校の生徒は優秀な生徒が多いんだがな、それにともなって問題児も多いんだよ、だから休日に現実逃避するためにNewLifeOnlineを始めたんだがこれはもう楽しくてたまらないんだわ。休日しかやってないが、トッププレイヤーになれたんだ。これが良かった。
そろそろNewLifeOnline内の話をしないときりがないな、第1回イベントが始まったんだが隣の席のプレイヤーがどっかで見たことあるような顔だったんだが、気のせいだと思っていたんだ。しかしなそのプレイヤーの試合を見て驚愕したんだ、圧倒的と。
おっと試合が始まるな、話はここまでにしよう。って誰に話してたんだろう?
ゲーム内での名前を言ってなかったな、俺は破壊のクリムゾンと呼ばれている。あぁぁぁ!恥ずかしいぃぃ!何でこんな年になって中二病みたいな名前で呼ばれるんだよ!まあ仕方ないよ、破壊しまくっていたもん、でも二つ名が破壊って、もういいや諦めよ。
てか、暇すぎる!人を探しても探しても出てこん!なぜだ!
それはクリムゾンが手に入れた称号にある。それは職業が初級の拳士で王都の付近にあるダンジョンをクリアしたことにより、『真の強者』を手に入れた時にゲットできるスキル 王者の風格のせいで、オーラが見えて弱者は近寄れないのだ
「予選突破者が決まったぁぁぁー!破壊のクリムゾンは全く実力を見せずに突破してみせたぁぁぁ!」
え?なに俺何もやってないんだけど。暇すぎたんだけどぉぉ!
「さすがですねクリムゾンの実力は誰にも知られることがなく突破する実力があるってことです!」
どうして何にもしていないのにこんなに褒められるのぉぉ!いやまじで、今回の試合暇すぎたんですけど、本選からは楽しめるのかな、はぁぁー、
「「「ウォォォォ」」」プレイヤー達が沸いた!
「次は予選第四試合を始めまぁぁす!」
「試合会場はぁぁぁぁ!平原だぁぁぁぁ!」
「スタート地点はランダムです」
「スタートまで5!4!3!2!1!試合開始だぁぁぁぁ!」
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