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仮の面はどう足掻いても。  作者: 月乃宮 夜見
第二章 その日の難逃れ
74/86

開始。


この話の投稿日は、『仮の面はどうあがいても。』の一周年記念の日です。


ついでに言いますと、この話を作った時に作った登場人物を全員出すことができました。


関連作品の『素顔を晒して。』の第一話に、この作品を作る上で欠かせない存在である妹が寄贈(?)してくれた一周年記念の詩的な文章があるので、是非とも見てやってください(何様)。


「アタシたち、幹部のお手伝いするんすか?」


新しくなった仮面は、二等戦闘員だった時と違ってなんだかとても付け心地が良かった。組織の制服も、着やすくて、これが正社員とアルバイトの差なんだとなんとなく思った。(こんな待遇でも、この組織内じゃアタシたちはまだ末端だから大手はすごいっすね)


「そう。今回は申クンと未クンの仕事の手伝いだよ」


わたしたちを呼び出した酉さんは、そう言って資料を手渡してくれる。申さんと、未さん……どんな幹部なんだろう。


「君達は、魔法少女達と年齢や見た目が近いだろう?だから、君達がどのくらい組織に役に立つかを示してもらうのと同時に、君達にしかできない仕事なんだ」


そう、酉さんは言う。でも、ほんとは魔法や()()をすれば、自由に見た目は変えられるんじゃないかな。


「申クン達と家族の役をしてもらいたいんだ」


「家族っすか?」


同期の少女は首を傾げる。わたしも一緒に首を傾げた。


「簡潔に言えば申クン達が担当の世界に上手く馴染ませる為の舞台装置の一部になってもらうよ」


残念ながら拒否権は無いんだよねぇ、とわたしたちに胡散臭く笑いかける。……呼び出されたところから、なんとなくはそんな気がしてた。(そだったんすか?)


「出撃はしなくて良いし、衣食住は、申クンだから充実する筈」


申さんだと、衣食住が充実するんだ。同期の少女は、その言葉に目を輝かせる。


「出撃しなくても、美味しいご飯食べられるんすか?!」


でも、それだけじゃない気がする。美味しい話には裏があるってよくいうから。気を付けて、と、同期の少女の服の裾を引っ張る。


「ただ、君達には、魔法少女達と同級生になってもらいたいんだよねぇ」


でも、と前置きをして、酉さんはわたしたちにそう言った。


「魔法少女達の事を教えて欲しいんだ」


それくらいならできる、かも?



読んでくださっている皆様、


此方まで足をお運び頂き、


誠にありがとうございます。





自己満足100%の文章なので拙い部分しかないとは思いますが、今後とも是非よろしくお願いします。


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