社交辞令
掲載日:2016/09/06
俺はいわゆる、「社交辞令」を本気にしてしまうタイプの人間だ。
今回もそうだ。「あの辺でいいタイ料理の店知ってるんだけど今度行かない?」なんて誘われたから本気にしてたけど、今日会ってそのことをあの子に聞いたら「あ~ごめん。それ本気で言ってなかったんだ。」だって。
よくあること。よくあること。
例えば、小学生の時静岡から大阪に引っ越したときのことだ。最初は友人なんていなかったけど、ある日クラスメイトの一人が「今度の土曜日の昼ぐらいにでもうちの家にこいよ、ここが俺の家やからさ。」なんて帰り道で誘ってくれた。
うれしかったから実際に彼の家に行った。ドアベルを鳴らしても誰も出てこなかった。
月曜日の朝に彼に聞いたんだ。「土曜日何かあったの?」って。そしたら、「あ、もしかして俺んちに来てたん?ばあちゃんちに親戚で集まっててな~。ごめんな、そんな本気じゃなかってん!」
小学生のそのときが初めてで、それからも何度もそういうことは起きてて。さすがにもうそろそろ「日本式社交辞令」には慣れてきたつもりだよ。別に傷ついてない。
そういえば、良いタイ料理屋さんを知ってるあの子、生まれはスペインでアメリカ育ち。海外にも社交辞令ってあるみたい。




