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ゾンビから生き残るための百のルール  作者:
第五章、応用編その2
86/109

その80・ちゃんと守ること






 外には出ないで下さい。

 河井には短くそう伝え、未だ眠ったままの鴉の傍らに戻った奏は、無線機の充電を速やかに行った。

 しかしそもそもが、いい歳の大人1人を、屋上から教室にまで運んだ直後の話。


(流石に腕……ダルい)


 たかが充電用ハンドルの回転にすら倦怠感を覚える奏の腕が、どれだけの充電を行えたのかは定かではない。

 けれども、そこまで通信が長引く事もないだろう、という予想の元。無線機のスイッチを入れた奏は、真っ先に通話に出た飯島にとりあえず、河井と研究所の元研究員を引き離す事に成功した旨のみを伝えた。

 そして速やかに、楠と2人だけで話がしたいという私事を、無理に押し通した。


『鴉君を起こす方法? 無い無い、そんなの。ってかそれ出来ちゃったら意味ないし』


 しかし。

 通話口に出たもう一人の上司の、あまりにもアッサリした声色に、奏は数秒絶句する羽目になる。 

 

「そ、それは、どういう……」

『ん? どういうって。鴉君に打ったのは……まぁ簡単に言うとちょっとやっておきたかった実験というか。黒液ワクチンとの関連性も多少はあるしね? やらないよりやってた方が良いし。っていうかぶっちゃけほら、人間以外の生き物って黒液に感染しないじゃん? その辺りが気になったからから、つい?』

「つ、つまりどういう効果を持った薬を?」

『黒液を強制的に休眠させる薬』


 そうして返された、酷く分かりやすい答えに。

 奏は壁を背に座り込んでいるのにもかかわらず、立ち眩みのような眩暈を覚えた。


「そ、それは……なんで、そんな……」

『なんで? あはは、何でって。自分の研究所に検体が来たら実験するのは当然だよね?』


 あはははは、と無線機から届いてくる笑い声が、階段に反響する。


(当然……確かにそりゃ、当然だけど……)


 そもそも、鴉の体調不良の兆しは、研究所に居た直後から始まっていた。

 それを踏まえて考えると、楠の実験室で何かをされたという事は明白で。

 けれど、それを行った張本人ならば何か解決策を知っている筈だと。寧ろ知っていて当たり前なんじゃあないかと。

 すっかり思い込んでいた奏は、無線機が伝えてきた、原因は分かっても解決策は無いのだという絶望的現状にその眉根を寄せる。


「……何か、方法は無いんですか」

『無いよ。薬の効果切れか、鴉君の黒液が変質するのを待つしかないんじゃない?』

「それは……いつ頃でしょうか」


 チラリと視線をやった先。

 先程からずっと、ほんの微かにすら震えることのない鴉の睫毛に、奏の眉間のしわが一層濃くなる。

 背にした壁が落とす影、溜まりこんだ湿気、代わり映えしない雨音その全てが、静かに現実を縁取っていく。


『さぁ。1分後か1時間後か1年後か。それを知るための実験だからね……それで。君は、待つつもり? その、いつ起きるか分からない感染者を』

「……。」


 なにやら色々と現状がバレているという事を悟った奏は、腕の中にある無線機をじぃっと見下ろした。

 今まで行った会話の中、口を挟んでこなかったという事は飯島は本当に退室したのだろう。

 楠と2人で話したいと進言していたものの、近くで飯島が耳をそばだてている可能性も、ちょっぴり危惧していた奏なのだが。

 今は、完全に2人きりなのだと。

 核心して、それでも少しだけ逡巡して、やがて奏はひとつだけ、吐息のような溜息を落とした。


「……待つのは、正直面倒です。でも、置いていきたくないんです……私は、間違っていると思いますか」

『あはは。奏ちゃんから真剣に相談されるのは久しぶりだね?』


 本当に久しぶりだと。

 寧ろ人に何かを相談するという事からして久しぶりな気がする奏は、ほんの少しだけ昔を懐かしんだ。

 研究所に来たばかりの頃は、そう言えば色々と楠に相談事を持ちかけていたような気もするが、

それを行わなくなったのは、何故か。

 きっと単純に、いつの間にか自分の新しい住居に対する不満がなくなっていたからだろうと奏は思う。


「ちなみに河井さんには、“変”だとか“おかしい”とか“普通じゃない”とかボロクソに言われたんですが……」

『河井君は知らないけどさ。君が間違ってると思うなら、間違ってるんじゃない?』


 そうして、久々の相談事に返された答えに。

 奏は正直もやっとした。楠の返答は曖昧というか、なんというか。ぶっちゃけ奏としては感情論的な答えが欲しかったのでは無い。


「い、いや……そういうのではなく」

『“そういうの”、なんだよ。悪いことの指標なんてもう機能してないんだから』


 しかし。

 無線機から届いた補足のそれに、奏の瞼がパチリと瞬く。


『是非を決めるのは所詮、一個人の感情でしかないって事だよ。大体もしそれが間違ってたからって何? 駄目だったからって何?』


 馬鹿馬鹿しい、とでも良いたげな口調に、しかし混ざった苦笑。

 楠が普段の笑み以外で笑声を漏らすところを聞くのも、相当久しぶりのような気がした奏は、少しの 驚きと共に相手には届かない視線を無線機へと送る。

 対し、無線機の向こうの研究者は、そんな奏の無言から微妙に何かを感じ取ったのか。


『情なんて気づけば移ってるもんだし。……ただ、そうだね。先人の言葉を借りるなら――』


 まとめに入ったかと思えば、これまた珍しく言い淀まれた楠の言葉の続きに、奏は静かに耳を傾ける。


『辛いって。言ってたよ? 年をとっていくのは自分の方なのに、なんでか……一緒にいるうちに自分の方が、置いていかれてるみたいだって』

「……。」

『桜がね。そんな風に言ってたことがあった』


 桜。楠の妹。

 最近得た楠の身内情報に、これまであまり興味をそそられていなかった奏だが今、ほんの少しだけその存在が気になった。

 ポツリと落とされた研究者の声に、無感情という色濃い感情が宿っていたような気がしたからかもしれない。


『ま、好きにすれば良いよ。全部自己責任だから。ただ奏ちゃん、君が今そこで待っている事について言うなら――』


 けれど楠の言葉の続きに意識を向け続けることも、ちょっぴり気になった部分に質問を向けてみることも、奏には叶わなくなった。

 無線機の充電が切れたから、ではない。

 奏の聴覚が、雨ではない何かの音を確かに捉えたからである。


「……?」


 無線機を置き、速やかに立ち上がった奏の背には屋上への扉。目の前には、廊下に下りる階段という一本道。

 現れたそれが彼女の視界に入るのは、酷く容易な事だった。


(…………え?)


 軽く話には聞いていた。そもそも、任務出立前に報告書でその文字は追っていた。

 けれど目の前に現れたそれに対する理解が追いつかず、奏は数秒階段の下をただ見詰めていた。


 現れたそれの口が、酷く小刻みに動かされている。

 けれど、声は響かない。もしかすると、声が小さいのかもしれない。

 否、子供と言うものは総じて無駄に声が大きいものではなかっただろうか――と。


「――っ!!」


 反射的に抜かれた奏の刃が、一瞬で眼前に迫った小さな歯並びを受け止める。

 思い切り腕を振りぬけば、小さな身体は驚くほど簡単に後方へと飛んで、遅れてきた冷や汗と動悸に奏の喉が小さな呻き声を漏らす。


(これ、は――!)


 話には聞いていた。報告書も当然、きっちりしっかり読んでいた。

 今奏の脳裏に過ぎるのは昨晩、“資料見た瞬間に気付けなかったのがショックだった”と漏らしていた河井の複雑そうな横顔だ。


(確かに……っ)


 気付けないというか、反応が遅れるというか。

 何の事も無かったかのように階段に着地した小さな影に、奏は改めて身構える。

 腐敗なし、知能は未詳、性別は髪の長さからして、女。

 正確な年齢はわからない、まだら模様の半袖ワンピースを着た、小学校に上がるかどうかと言った年頃の――幼い子供。


“――僕としては、遺伝子に先天的な奇形が見られる者を検体にするのは反対だったんだけど”


 ついでに蘇ってきた楠の言葉に、そういう問題じゃないだろうと奏は今更なツッコミを飛ばす。

 子供、とは聞いていたがまさか此処まで幼い子供が、まさか感染者しかも特殊型として襲ってくるなどと思ってもみなかった彼女である。

 しかも良く考えれば、相手は昔の研究所の元・検体。

 なんだか過去の研究所とやらが、限りなくブラックな存在のような気がしてならなくなってきた奏は、けれどそんな事に意識をやっている余裕など直ぐに無くなる。 


「っ……く、ッ!」


 開けた間合いが詰まるのは、一瞬だ。

 足に飛びついてきた柔らかそうな頬をした感染者を眉根を寄せながら蹴り飛ばした奏は、やはり酷く容易に吹っ飛んでいったその身体に軽く目を眇める。

 先程から感じていたことだが、この感染者は非常に軽い。恐らくそれは、そもそもが非常に幼い子供の体重である事に加え、内臓器官の幾つかが自己消化によって消失しているためだろうと奏は推測する。

 お陰で、振りほどく事には然程の苦労を要しなかった。

 しかし同時に、その軽量さ故の超速度。

 足を振り払ったかと思えば腕に、腕を振り払ったかと思えば胴にと、周囲の壁を足場のようにして飛び掛ってくる子供の笑みはもはや、シュールを通り越した完全なるホラーである。

 そしてそれを可能にしているのは恐らく、いつの間にか行われていた脚部の変異。


(ひ、一人波状攻撃とか……っ)


 なんなんだこれは、ありえない、と。

 感染者の速度にギリギリ追いつき対応を繰り返す奏には、変異部分を詳しく観察する余裕など無い。

 ただ一つ分かるのは“人のものとしては何か骨格が変”という事くらいで、自分の対応が幾度の攻撃に少しずつ遅れ始めていることも悟り始めていた奏は、先の雲行きの悪さに奥歯を噛む。

 既に何度か噛み付かれている防護服に、あとどれだけの耐久が残っているのかは分からない。

 持久戦となれば間違いなく分が悪いのは此方の方で、それにしても普段より鈍り始めるのが早い己の身体に、数週間の休養期間を恨み始めた奏の踵が、そこで絶妙な柔らかさの何かを踏む。


「…………!」


 何か、なんて決まっている。

 おおかた鴉の掌か足か何かだろう。


(や、やば! ……って)


 しかし、何故か。

 何故かそれを自覚した途端に、奏は己の視界が開けるのを感じた。

 ここで、引くわけにはいかないと。

 一瞬で脳が下した指令は単純明快で、半ば浮いていた踵を奏は強く踏み出す。

 動揺によって曇っていた彼女の瞳に、今確かな戦意と殺意が宿る。


(ってか……なんでこんなタイミングで来るんだこの野郎!)


 深く息を吸い込む……事はサラシによって叶わなかったが、冷静になった視界で相手の軌道を予測した奏は、鋭く短くその刃を振るった。

 速度はあるが、感染者の攻撃はあくまでも直線。

 加えて此方の体を狙っている以上、着弾点はかなり絞られ、奏の刃はいとも簡単に感染者の黒い体液を散らした。

 しかし。


(やっぱ一発で、とはいかないか)


 裂けたのは感染者が纏っている、ワンピースの袖口の部分。

 まず足をどうにかして機動力を奪わない事には、脳幹破壊にまで漕ぎ着けそうにも無いと。


『――奏ちゃん。おーい、奏ちゃーん? 聞こえてる? ってか聞いてる?』


 後の無い狭い一本道という圧倒的不利な状況で策を巡らせ始めていた奏は、そこでふと、スイッチを入れっぱなしにしていた無線機が何やら声を届けてきている事に気がついた。


「な、なんですか楠さん今ちょっと立て込んで――っ!!」

『いやぁ、そうっぽいとは思ったんだけどね? 君、さっきの僕の話、聞いてた?』

「え、は? 何――っ!!」


 奏が無線機に言葉を投げれば、今がチャンスとばかりに感染者の攻撃頻度が上がる。

 これでは、埒が明かないどころか、噛まれる。

 そんな予感のもと、若干崩れたペースを元に戻すため、しばし防戦にと奏は舌を打ちながら左手でもう一本の刃を抜いた。


『だから君、そこから離れた方が良いよって』

「い、いや無理というかちょっと――」

『置いていけないって言ってたけど。多分、君がそこに居る方が鴉君も危険だよ?』


 奏は抜いたばかりの包丁を、ポロリと取り落としそうになった。

 その一瞬産まれた隙をカバーすべく動いた奏の腕は、疲労を蓄積しながらも己の経験を忘れていない。


「ちょ、そ、それはどういう!?」

『あはは、この前言ったよね? 君、感染者に好かれてるよって』


 言ってました。聞きました。 そういえば狙われるのはいつだって私の方でした、と。

 奏がガックリ膝を折らずにすんだのは、目の前に命を脅かしてくる存在が居てくれたお陰かもしれない。

 そして今の今までこの感染者が目の前に現れなかったのは、そういえば先程女から聞いていた話からして、この学校から逃走を図ろうとする人間達を追い回していたからだろう。

 即ち導き出されるのは、逃走者のいなくなった今、この感染者はごく単純に、最も魅力的な餌の元にひょっこり現れただけなのだという事実。


(でも、それだったら――っ)


 この状況を、一体どうすれば良いのか。

 背後は屋上への扉。前には感染者の立ちふさがる一本道。

 単純な逃走など許してくれそうにも無い相手に、背を向けることすら困難な気がしてならない奏は、一つ大きく蹴り飛ばした事によって階段下まで落ちていった感染者をぐっと睨みつける。

 相手も相手で、“これは一筋縄ではいかない餌だ”という事を漸くにして悟ったのか。

 一度動きを止め見上げてくるその顔に浮かんでいるのは無表情だったが、相手が特殊型である以上、恐らくこの感染者も“この餌はこの自分にとって有利な状況で仕留めるが吉”という非常に懸命な答えをやがて導き出すように奏には思えた。


「……。」

「……。」


 無線機は、もう言葉を発しない。

 どうやらついに、充電が切れたらしい。

 落ちた無音の中、空いた間の中で奏は短い呼吸を繰り返す。

 やはり、戦闘時にサラシはつらい。

 ついでに働かせっぱなしの腕は、既に限界に近いところまで来ている。

 包丁の柄を握りこむ掌のしびれた感覚にぐっと一つ唾を飲み込んだ奏は、いっそ屋上に出てみようかとすら思った。

 場所としてみるには、今のこの四方壁に囲まれた閉鎖空間より、よっぽど良い。

 けれどもそれは、愚作だ。屋上の扉が開かれるのを、感染者がじっと待っていてくれる訳がない。


「!」


 そんな、八方塞の状況が動いたのは、その時だった。

 奏から一寸たりとも放されることのなかった感染者の視線が、顔ごと後方を向いたのである。

 となれば、今がチャンスか。

 一気に階段を駆け下りるべく一歩を踏み出した奏の足はしかし、途中でギギッと急ブレーキをかける羽目になる。


「……は!?」


 さっきのさっきまで、今の今まで執拗に此方を狙ってきた感染者が、瞬く間に踵を返して行ったからだ。

 ぽつん、と一人残された奏はマヌケな声をあげ、混乱した頭でなんとか状況を纏める。


(え、えーっと……なんか知らないけど逃げていってくれた? ら、ラッキー?)


 何が何だか良く分からないが。

 包丁をしまいながらも兎に角今成すべき事として、自分もあの感染者に続き、速やかにこの場を移動するべきだと奏は一つ、胸中で頷く。

 楠に言われるまで完全に失念していた奏だが、己は感染者に何かと狙われる身だ。


(そうだよな……鴉といる時も、狙われるのずっと私だったし。ってか私に群がってきてるのを、あいつは相手してくれてたのか……)


 まさか、まさか自分が近くにいることこそが。

 眠っている鴉の危険になっているなど、全く思っても見なかった奏は壁の隅に座り込んで“の”の字を書きたい気分になりつつも、数段降りたばかりの階段を上り、地面に置きっぱなしだった無線機に手を伸ばす。


「……。」


 その際、覗き込んでみた鴉の瞼はやはり、開いていない。

 白い肌に微動だにしないその姿は、死後硬直している人間そのもので、それが生きているのか、屍なのか。そもそもが“生ける屍”である以上分かるはずも無い事だと。


(でも楠さん、“休眠”って言ってたし……)


 もう何度も出してきた代わり映えしない結論に少しの希望を抱きながら、鴉の横顔へと視線を送っていた奏は、やがて相手の頬に指先を伸ばした。

 先程は思い切り抓り上げたが、今度はそっと撫でるように掌を沿わせて。


「……。」


 最後にやっぱりぎゅっとその頬を抓り上げた奏は、速やかに立ち上がり、足早に階段を駆け下りた。

 気にならない、といえば嘘になる。

 けれどこれまでに鴉が狙われている場面など見たことがないと、自分に言い聞かせるようにして奏はその歩調を早める。


(……っていうか、気になるといえば)


 そういえば、先程の感染者。

 あの個体が何故、急に踵を返したのかも気になる奏は、軽く頭を振って其方の問題に意識を向けてみることにした。

 感染者とは、栄養価の高い餌に惹かれる生き物。感染者とは、己の欲求に忠実な生き物。

 そこで考えると先程の感染者のとった行動はやはり依然謎のままであり、けれども相手は特殊型。

 特殊型としての、何か特別な行動原理があっただろうかと。


(…………。まさか) 


 まさか、とは思いつつも奏の足は徐々にその歩速を早める。

 あの幼女感染者には、“人間をこの学校内から出させないようにする”という甚振り目的としか思えない趣旨がある。そして、この学校に逃げ込んだ人間の集団は、既に皆その趣旨を知っている。

 どこかでそれを目撃したからこそ、現在まで生き残ることが出来ている。


(ま、まさかね? え、ってか私“外に出るな”って言ったよね?!)


 なんだか嫌な予感しかしなくなって来た奏は、先を行った後姿を追うべく、ぐっとその利き足に力を込めた。







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