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ゾンビから生き残るための百のルール  作者:
第五章、応用編その2
79/109

その73・民間人の話を聞くこと







 合理的な言葉。論理的な言い回し。

 それらの大前提にある、相手が納得するであろう“理由を探す作業”を奇麗さっぱり放棄する事にした奏は、女が何を言おうとゴリ押しで己の我を通す事に決めていた。


「ちょっと。あなたは彼女の事、どう思ってるのぉ?」

「これは俺のだと思っている」


 しかし。

 ここからが本当の第一戦になるか、と思われた状況は、そんな鴉の応対によって幕を閉じた。

 人任せな考え方なのかもしれないが、このやり取りをもう少し早くおこなって欲しかった奏である。



「はぁ……辛いわ。私、生きてる意味あるのかしら?」


 そして現在、未だ女子トイレの中。

 しかし場所はほんの数歩移動した、4つ並んでいる個室のうちの1つの中で、奏は手早く女のボディチェックを行っていた。

 当人気づかぬうちに感染してました、というパターンが無くはないからだ。

 特に現在、必死に逃げている間に黒液の付着した壁にぶつかって気づかず擦り傷を作ってしまっていた、という可能性はそれなりにある。

 そして、そう。

 黒液に感染してから発症するまでには個人差があるため、『救出した人たちを一カ所に集めたけど、その中の一人がなんかゾンビになったよ』なんて事にならないためにも、このボディチェックは必要不可欠な作業だった。

 のだが。


「私はただ、若くてある程度イケメンで私より身長が高くて強い男の人を求めてるだけなのに、それすら叶わないなんて……っ!! ってあなた聞いてるの?」

「はぁ……壮大な夢をお持ちのようで」

「当たり前じゃない! 生きていく限り夢は持っていないと……ってそれが叶わないから落ち込んでるんでしょお!?」

「はぁ……」


 奏がボディチェックを行っている間中、女は非常にやかましかった。

 まずは傷口をチェックする意味を説明するところから始まり、納得したかと思えば女の口から土石流のように流れ出す愚痴、愚痴、そして愚痴。

 ボディチェック自体は1分程度で終わったものの、個室から出た奏は謎の疲労感に心の中でぐったりと溜め息を落とした。

 視線をやった先、個室の向かいの壁に凭れていた鴉が、どこか機嫌良さそうに見えるのがなんとも腹立たしい。

 恐らくそれは、二人で個室にこもる前にパンを与えておいたお陰なのだろうが、いつの間にやら愚痴の集中攻撃を浴びせられる立場になってしまった奏としては、正直「お前一人で呑気にしやがって……」という気分である。


「まったく……同じ女なら通じるものがあるかと思った私が馬鹿だったわ。同年代の同性と会うの、久しぶりだったのに……」


 しかし、女はまだまだ言い足りないようで。

 愚痴から文句への移行、更にはよよよっと同情を誘うかのように口元に手をやるものだから、奏はうっと一瞬言葉に詰まってしまった。

 同年代かどうかは置いておくにしても、確かにあの集団は男性の比率が極端に多かったので、彼女はもしや長年気楽な話し相手を求めていたのかもしれないと。


「でもあなた、見れば胸もまな板だし。女性ホルモンが足りてないのなら……仕方ないわねぇ」


 同情しかけた自分が馬鹿だったと、奏は引きつったこめかみに指を当てた。

 これはもう、女の言葉は聞き流してさっさと行動を進めた方がいい状況である。


「胸くらいあります。さらしで潰してるだけです……って。そんな事はいいですから、ともかく移動しましょう」

「何故さらしなんか巻いているの? ああ、そういえばあなた、さっき私に声かけてきたときも、なんか低い声作ってたわよね?」

「い、色々と事情があるんです」

「男のふりをする事情が?」

「と、いうより変装をする事情が」


 ふぅん、とどこか上の空にも聞こえる返事をしてくる女の手を無理矢理に取り、奏は強引に歩を進めた。しかし当然、もう片方の手も寄って来た鴉によってがっちり塞がれるわけで。

 小学校低学年の頃おこなった“はないちもんめ”をふっと頭に過らせた奏は、なんとも絶妙な気分になった為、トイレの扉をあけてくれた女に心中で感謝しつつもここは速やかに彼女側の手を離させてもらう事にした。


「それで、何? その安全な場所ってところに、良い男はいるの?」

「あー……良い男かどうかというのは、個人の好みもあると思うので……」


 廊下を早足に進みながら。

 左隣の女の言葉に返していた奏は、右隣からじとーっとした視線を感じる。

 それは“また”、だ。

 そんな確かな既視感に、どうやらこの鴉のじっとり視線は河井の話題が出た時に向けられる物らしい、と流石に確信してしまった奏は、どうしたものかと眉間に眉を寄せてみる。

 駅からずっと、鴉は一体何を気にしているのか。何が言いたいのか。

 “何かを長時間気にする”なんて彼らしくないし、今なら気分的に「言いたい事があるのなら言え」と言えそうな奏だったが、しかしそれを聞くには状況的に恐らくまずいだろう。

 なので、この件に関してはやはり、後で聞く事にしようと。


「お前はあれを“良い男”だと思っているのだろう」

「!?」


 任務に集中する方向で決断しかけていた奏は、右隣からの言葉にマスクの下で鼻水をちょっと吹き出した。

 同時に、足も止めてしまったのか。

 一歩先で振り返った女からの視線によって我に返った奏は、無理矢理に大股の一歩を踏み出す。


「え、なぁに? もしかして修羅場?」

「べ、べつに……」

「別に、なんだ」

「別に、河井さんの事は……“悪い男”だとは思いませんけど」


 下手な一休さんのような事を口走る自分に呆れつつ、さしかかった階段の先を無意味に凝視する奏には、よく見ると階段に血痕また黒液が付着しているという事と、現状が自分にとってかなりマズい状況だという事くらいしか分からない。


「ならばやはり、良いと思っているという事だろう」


 そして新たに、残念ながら鴉には言葉をもじった言い回しなど通じない、という事が分かった奏は気分的にピンチだった。

 そう、鴉はあくまでも感染者。

 初めて会った時に比べ物凄い勢いで言語を吸収しているとは言っても、どうやら一休さんレベルにはまだまだ到達しないらしい――なんて逃避気味の思考に流されつつも、奏は必死に別の言い回しを探ていた。

 けれどそれがそう簡単に出来ないからこそ、彼女はコミュニケーションに関するハウツー本なんぞを飯島からプレゼントされているわけで。


「えー、なになにぃ? その人、どんな人なのぉ?」

「えー……どんな人、と言われると……」

「道具に頼り切った情けない男だ」


 銃を使っている。

 二十代後半。

 髪がふわふわ。

 などなど、パッと浮かんだ情報のあまりのパッとしなさにモゴモゴしている間にも鴉がすっぱり返すものだから、奏はちょっぴりショックを受けた。

 感染者に言葉で出遅れるというのは、中々に不名誉な事である。


「え。それは……つまりどういう?」

「あと火薬臭い」

「……火薬って、どういうことぉ?」

「隙あらば俺の脳を狙ってくる。鬱陶しいと思っていたが、最近は俺の“これ”にまで目を付け出したようで更に鬱陶しい」


 “これ”呼ばわりされるのは不本意だったが。

 “非常食と呼ぶな”という訴えをどうやら聞いてくれる気になったらしい鴉に、とりあえず感謝――なんて気分になれる筈も無い奏は、何でも良いからもう黙っていてくれと言いたくなった。

 なんだかもう、無言じっとり時代さえ恋しくなってくる彼女である。


「えーっと……つまり、三角関係?」


 奏は地球の裏側まで穴を掘って埋まりたくなった。

 しかしそれを行うには途中地球の中心核がある筈で、中心核は確かかなり熱かった筈で、今現在顔面がかなりの熱さになっているというのにこれ以上暑い場所にいってどうするのだ、なんて。

 冷静に見せかけて全く冷静ではない思考の片隅で、奏はこの時代を恨んだ。

 こんな時代で無ければ、日々粛々と過ごしている自分に“三角関係”などというドラマの中でしか無いような小っ恥ずかしい言葉を向けられる事は無かった筈だと。

 けれど、あまりの羞恥にちょっと泣きそうになりながらも、やっぱり中心核は熱そうだから海の底の貝となる事に決めた奏は、その前にと最後の気力を振り絞った。


「違います、そんなんじゃないです。河井さんは私の事をそんな風に見ていないと思いますし、もし見ていたとしてもそれは間違いなく一時の気の迷いなだけです」

「え? 恋愛ってそもそも、一時の気の迷いから始まるものでしょ?」


 奏は跳ね返って来た言葉の威力に脳内で息絶えた。

 もう、何を言おうと無駄である。

 否、彼女はもう屍なので何も言えない。


「この時代に二人なんて、贅沢ねぇ……でも、どっちかに絞った方が良いと思うわよ?」

「ああ…………はぁ……」

「なんだったら、どっちか貰ってあげるわよぉ?」


 片方人間じゃないですけど良いんですか。

 なんて思考で返しつつも、現実ではゾンビと同レベルの言葉しか漏らせない奏は緩慢に、女の方へと死んだ魚のような目を向けてみた。

 するとそこにあった、見事なまでにキラッキラとした瞳の輝きに。

 生ける屍と化した脳内が更に灰になりそうになるのを何とか堪えれば、いっそ女に対し敬服の念すら湧いてくる奏である。


「……楽しそうですね、あなた」

「当たり前じゃない! それで、そのもう一人の人って若い!?」

「確か20代後半くらいだった……はず?」

「全然おっけーよ!」


 全然おっけーなのか。

 と、只の反復でしかない感想を浮かべる事しか出来ない奏は、非常にワクワクしているらしい女の顔を依然じっと見つめ続けた。

 すると、女の方もそんな奏の物言いたげな視線に気が付いたのか。


「なぁに?」

「いえ、その……なんというか、逞しいなと?」


 現在、どうやら女は楽しんでいるらしいが。

 そもそも現状はそんなお気楽なものでは無い筈で、現実、仲間が生ける屍に襲われている可能性も先程ゾンビに会った以上、彼女はわかっている筈であり。

 タクロウ君の時も感じたがこの集団は仲間意識が薄いのか、それとも単にこの女の性格的なものなのかと、精神的に苛めを受けた八つ当たり混じりで視線に胡乱を混ぜた奏は、ちょっぴりやさぐれた気分だった。

 しかし、当然というかなんというか。


「当たり前じゃない。特にこの時代、女は逞しくないと生き残れないでしょう?」

「いえ、それはそうなんですが。その、前向き?な姿勢が、現状にふさわしくないな、とか思ったり……」

「あなた、本当になんにも分かってないのねぇ」


 全くへこたれも悪びれもしない女に。

 もしや自分の嫌味加減が足りなかったのかと思う奏だが、顔の前で軽く指を振ってみせてくる女のその態度からして、何やら彼女には確固たる理由があるらしい。


「いつの時代でも、女である限り、その第一目標は“最高の伴侶を見つける事”なのよ。だからどんな状況でも、その目標を忘れちゃ行けないの。女ってのは、誰かに守ってもらうべき存在なんだから」


 成程。

 確かに、“逃げる”という行為はその場の一時凌ぎにしかならない。

 先を見るのなら、自分を守ってくれる存在を見つける事が第一であると女は言いたいのだろう。

 しかし、胸を張って言った女に奏は率直に首を傾けた。


「自己防衛すれば良いと思いますけど」

「私は一・般・常・識の話をしてるの! あなたみたいな変なのと一緒にしないで、どうせあなた“趣味・腹筋”とかでしょ」

「そうですが」

「そ、そう……じゃなかった、違う違う。私が言いたいのは、ただ生きてて楽しいのかってこと!」


 そんな話をしていただろうか。

 とは思いつつも口に出せば面倒な事になりそうだったので、奏は黙って女の話に乗る事にした。この女相手に面倒事を起こせば、被害被るのは自分だからである。


「今のご時世、息吸って寝て食べれてるだけでも幸せなんじゃないですか?」

「それじゃあそこらの草とかと変わらないじゃない! 私はそんなふうに生きていたくないわ、最低の環境でこそ最高を望まないと!」


 しかしそうきっぱりと言い切った女に、奏は正直衝撃を受けた。

 確かに食事や睡眠なんぞというものは、それがあって初めて生きている事になるという、言わば大前提のものであり。

 それ以外の何かがなければ何時いつまでもスタートラインのまま、それこそ只存在しているだけという事になってしまうのだと。

 到底理解不能に思えた女の行動パターンを、奏は不意に、今何故かしっかりと納得する事が出来た。


「――という事で、誰か良い男がいるなら紹介してちょうだい」

「そうですね……残念ながら、誰かに紹介出来るほど交友関係が広くないので」

「あ、あなた使えないわね。鴉君は?」

「俺以上の……?」

「あー、彼には聞かない方が良いと思います。――しかし、いくら顔が良くても強くないと意味が無いのでは?」


 なんだか少し女のことが分かってきたような気がする奏は、先程より随分と楽に言葉が紡げるようになった。

 そう、本当のところ、この女は到底理解不能だと思ってしまっていた奏だが。

 生き残るために必要な事、そして同時に娯楽になること。

 それが女の場合は“伴侶探し”で、己の場合は“筋トレ”なだけだったのだと。


「確かにそうなのよね、イケメンでも強くないと守ってもらえないし。だけどね、考えてみたけどやっぱり、“ちょっと強い不細工”より“ちょっと頼りないイケメン”の方が良いってことに落ち着いたわ……」

「……それは不細工はどうしても生理的に受け付けない、という意味ですか?」

「あ、あなた結構言うわね……じゃなくてね。規格外のが来たら、結局不細工でもイケメンでも死んじゃうじゃない?」


 さらりと。

 女がいきなり途轍もなく現実的な事を言うものだから、相手を理解した気になっていた奏は、またもや驚いた。

 否、しかし良く考えれば、そもそもこの女はそういえば自分を守ってくれる相手を探している――すなわち自分が生き延びる為、自分を守る道具として伴侶を求めているのだと。

 まさに逞しい女の思考回路にちょっぴり恐ろしさを感じつつ、けれど先程の言葉に少し引っかかる部分を見つけていた奏は、相手の顔へと真っすぐな視線を向けた。


「だからね、それだったらイケメンの方が良いと思うの。それに、美形ほど健康で繁殖力が高い事が証明されてるって、ハカセが言ってたし」


 けれど、求めていた答えも、相手の視線すらも返ってこなかったので。


「その“それ”、というのは……規格外、というのは、今回貴女方を追っていた感染者の事ですか?」


 率直に聞きたい部分を聞いてみた奏は、視界の先で女の表情がピシリと凍る瞬間を見た。

 どうやらそれは、彼女にとって避けたい話題だったらしい。

 けれど奏にとっては重要な情報を入手できるかもしれない話題、このまま流させる気など毛ほども無く、じっとりと視線を送り続ければやがて相手の口から音の無い溜め息がこぼれ落ちた。


「……そうよ。今もきっと追われてる、いえ、“追われている”というのはちょっと違うのかもしれない」

「……すいません、もっと分かりやすく言ってもらえますか」

「あなたまさか、私たちが好きでこんな学校なんかに逃げ込んだと思ってる? そんなわけ無いじゃない。残り缶詰あと1個よ、1個! それなのに、好きでここに残り続けてるとでも?」

「いや……知りませんけど」


 そういえば始めに助けた長袖男も“追い込まれた”とかなんとか言っていたなぁと。

 少し遅れて思い出しながら、奏は眉をつり上げた女に先を促す視線を送った。


「追い込まれたのよ、ここに。それにもちろん私だって、同じ場所にとどまってても食べ物がなくなるだけってことくらい、分かってるわ。分かってるから、逃げようとしたんだけど……」

「だけど?」

「ここから逃げようとすると、あれが来るのよ。いつもはどれだけヤバい時でも、誰かが犠牲になってる間に逃げればまぁ逃げ切れるんだけど――あいつら、食事中は襲ってこないし。……でも、今回のは違うの、そんなの関係なしで、私はたまたま、隠れて見てただけだったから、助かっただけで……」


 語ると同時に、恐怖が蘇って来たのか。

 震えだした女の唇から、奏は軽く視線を逸らした。

 どうやら今回遭遇する特殊型は、この女をここまで恐怖させるほどの存在らしい。

 そう、なんだかんだ言って。

 否、なんだかんだ言わなくとも、この女はゾンビが発生して以降10年間、ずっと“外”で生き抜いて来た人間のうちの一人である。

 すなわち彼女はある意味、奏以上にゾンビに近しい生活を送って来ているわけで、そんな人間を怯えさせる感染者とは、一体どんなものなのだと。

 本当のところ、今回遭遇する感染者に対しあまり興味を抱いていなかった奏は、今更にちょっと嫌な予感がして来た。

 人間の把握は鴉と同じように、恐らく臭いによって行っているのだろうが、それにしたって学校という場に集団を追い込み、更にはそこから逃亡しようとする者を察知し脱出不可な状況を作り上げるなど、相手は中々にタチが悪い特殊型のようである。

 だが逆に、その習性を利用すれば、想定していた以上に早くコトは片付くかもしれないと。


「なんか……ハカセが言うには、良く分からないけど特別なゾンビらしいわ」


 久々に真面目に思考回路を働かせていた奏は、落とされた言葉に女の方へとチラリと横目を向けた。

 見ればその表情は未だ曇ったまま、震えは多少収まったようだが、その視線は暗く落とされたままで。

 きっとまだ平常心にまで戻れていないのであろう女に「ハカセとやらに言われずとも明らかに特殊だろうが」という突っ込みは入れない事にした奏は、また己の思考回路へと戻そうとした意識を、次の瞬間全てもっていかれた。


「彼と一緒で」

「……は?」

「彼よ、彼。鴉くん……だったわよね。彼、人間じゃないでしょう?」




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