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ゾンビから生き残るための百のルール  作者:
第五章、応用編その2
69/109

その63・主題を忘れないこと(※挿絵あり)

挿絵(By みてみん)









 地下という場所は暗い・陰鬱・そしてなんか寒い、というイメージを抱かれがちだ。

 しかし人と機械が集まれば、地下でもある程度、明るく暖かくなる。

 これが季節を経ていくと、残念ながら“暑苦しい”という表現に変わってしまったりもするが、とりあえず今はまだ暖かい、なんだか最近たまり場のようになっている、楠の研究室にて。

 “次の任務の伝達”という目的で集まった数名は今、各々好きなことをしていた。


 まず、次の任務の内容を部下に伝えきった飯島は今、ティッシュ箱程度の大きさの機械を黙々と組み上げていた。

 次に、任務の内容を伝えられたばかりの河井はまだ、関連資料に目を落としていた。

 そして、部屋の主である楠は、任務内容になど興味は無いといわんばかりに、始終顕微鏡のつまみを弄くり、何十倍だか何百倍だかの世界に没頭していた。


 最後に、奏は。

 ついに。ついに、この日が来たと。

 そんな思いをじぃんと噛み締めながら、心中でガッツポーズを作っていた。


 そう。

 捻挫やら、風邪やら、悪夢やら。

 どうやら自分は普段体調を崩し難い反面、一度どこかが崩れてしまえばそれはもうドミノ倒しのようにボロボロになってしまうらしい、と。

 別に知りたくも無かった事を体感する羽目になっていた奏はまず、任務によって漸く体を動かせること、そして外の空気を吸えることが、物凄く嬉しかった。

 建物の中で身体を動かすことも出来ず、何日間も過ごすなんて。今思い返しても辛すぎる闘病生活を、良く耐え切ったものだと奏は自分で自分を褒めてやりたくなる。


(それに……)


 飯島が語った次の任務の内容にこそ、奏のガッツポーズの理由はある。

 前回の任務地よりも更に遠くにある場所で、変異型と思わしき感染者から、身を隠しているらしい人間の集団。

 その集団のトップに立っている男の事を考えると、奏としては腹の底からグラグラと熱い怨念が込み上げると同時、思わず口角が吊り上ってしまいそうになる。

 今回の目的は変異型の討伐の方なのだが。


(なんにしろ、会える。そして会ったからには――)


 これ以上無くスッキリさせてもらおうじゃないかと。

 堪え切れなかった邪な笑みをさり気無く片手で隠した奏は、チラリと顕微鏡に没頭しているらしい楠へと横目を向けた。

 もう手筈は全て、整ってある。


「ああ、あと。先程の任務の件だが」


 不意に落とされた声に、さっと視線の向きを戻せば。

 奏の視界の先、機械の細かいパーツを部分ごとに組上げているらしい飯島が、手を止めないままに補足を吐いていく姿がある。


「状況的に困難かもしれんが、可能な限り人間の救出を行って欲しい」

「報告書にも書いてあったしね?」


 そして、一息入れたい気分になったのか。

 うーんと大きく伸びをしながら口を挟んできた楠の言葉に、奏は隣にいた河井の手元へと改めて顔を向けてみた。

 すると速やかに、手にしていた資料を寄せてくれた彼は恐らく、此方の意図を理解してくれたのだろう。

 先程一度目を通しているそれに、無かったはずの人命救助といった単語を探し始めた奏は、また耳に届いたカラカラとした笑い声に落としたばかりの視線を上げた。


「あはは。具体的に文字として“彼らを助けてあげて下さい!”って書いてたわけじゃないけどね?  ほら、“集団の一員と思われる兄弟が庇いあって”とか、どうとか……つまり、助けてあげて下さいってことなんじゃない?」


 再度顕微鏡を覗き込みながらヒラヒラと掌を振った楠に、一旦顔を上げた奏はすぐさま、また河井の持つ資料の方へと視線を戻す。

 言われて見ると確かにそういったような文面は存在し、同時に、なるほど。

 情に訴えるかのような文章が書かれている以上、ある程度の人命を優先しなければならないという理屈は分かるような気がした。

 そして、部下の要望を可能な限り聞くのが良い上司というものだ、と。いつだったか飯島が言っていた“良い上司の心得”とやらを、奏はぼんやり思い出す。


「ほんとは報告書には必要ない文面なんだけどね? 印象に残ったから書きたくなったのか――やっぱそういうの見ちゃうと、助けたいなって思うものなのかな?」

「そりゃあ、そうじゃないっすか?」


 しかし、良い上司の心得など(興味がなかったので)ろくに覚えていなかったので。

 現在の話題についてを考えることにした奏は、速やかに楠に対し返答をした河井に横目を送る。

 確かに彼は面倒だろうと困難だろうと、人命を優先する性格っぽいところがあった。実際そういった場面を見たわけではないが、恐らく口だけではない。

 奏は、軽く眉根を寄せた。

 なんだか最早、次の任務中に怒りうる争いの種が見えてしまったような気がするのは、気のせいだろうか。


「しかし君達にとって重要なのは、感染者の数やその個体の強さなどだろう。人命は確かに重要だが、二の次に考える事ではないかね?」


 そう。その通りだ、と。

 腕を組みながら思うも空気を読んで口には出さなかった奏は、出来上がったパーツを機械本体の中に収納していっているらしい飯島に、全面的に同意だった。

 確かに人命は大事だが、それを救出する自分がゾンビに喰われてしまってはお話にならない。

 つまり自分らにとって何よりも重要な情報は、庇いあっている兄弟などではなく、感染者の数と質なのだ、と。

 改めて奏は心中で頷くも、続きを吐き出す河井の方はやはり、自分らとは意見が違うらしく。


「いや、確かにそれはそうなんっすけど……やっぱその、兄弟が庇いあってるとことかみたら、尚更ほっとけない気分になるというか」

「え? 河井君って兄弟いたの?」

「いや……いませんけどね?」


 いないのかよ。

 と、ツッコミの意思を込めて相手の顔を上目に見れば、河井の視線がつつつ、っと逃げていく。

 その様子に奏は軽いため息を落とし、なんとも甘い考えの相棒に、次の任務の先行きがまた少し不安になった。

 共感によって“つい動いちゃった”というのも困るが、“だってなんか可哀相だったから”などという同情で動かれては、危険な任務中たまったものではない。

 もしやこれが俗に言う、“一人っ子の我侭”というヤツなのかと。

 自分も一人っ子であることを棚に上げていた奏はそこでふと、また顕微鏡の倍率をなにやら調節している楠の背中へと目を留める。


「ん、でもそういえば、楠さんには兄弟がいらっしゃるんですよね?」


 ならば一人っ子の自分や河井とは違って、庇い合う兄弟とやらに何か物思うところがあるのではないかと。

 しかし、それにしては先程の楠の物言いは、随分と人事のようだったなんて思い返しながら声をかけた奏は何故かその時、一瞬顕微鏡のダイヤルを弄っていた研究者の手が止まったことに首を傾げた。


「……ああ、そうだね。妹がいてね?」

「桜」


 パリッと。

 楠の手元から何かが砕ける音がして、奏はぱちりと目を瞬いた。

 今の音は一体、何なのか。


「――確か、そんな名だったな」


 完全に停止している楠の背中から視線を動かせば。

 手元から顔を上げないままに、何やら飯島が一人で頷いている。

 どうやら先程の“桜”というのが、楠の妹の名前らしい。

 そしてそれを知っているという事は、飯島は楠の妹と面識があったと言うことか。


(そ、それじゃあ……)


 この空気は一体、何なんだと。

 フリーズしたままの楠の背中の理由を求めるよう、奏は隣の河井とそろって、呑気にドライバーをくるくる回している飯島へと注目を向ける。


「うむ?……違ったか?」


 すると漸く、落ちた無音の異質さに気付いたのか。

 手元から顔を上げた飯島が瞬きをし、確認を求めるように楠の方へと目を向けるのに習って、奏も恐る恐る、未だ微動だにしない白衣の背中へと視線を移す。


「……へぇ。覚えてたんだ?」


 そうして、やがて。

 ギリギリとぎこちなく動き出した楠の手元で、今度は先程よりも大きい、何かが砕ける音がする。

 その出処に今少しばかり遅く気がついた奏は、今となっては途轍もなくおぼろげな中学時代の理科実験の記憶を、現実逃避気味に思い返した。


(た、確か拡大しすぎると、レンズの先がガラスにぶつかって割れるんだっけ?)


 それは、顕微鏡の倍率調節の際に起こる事故。しかし楠ともなれば、そうそう起こす事もない事故であるはずだと。

 曖昧な知識ながらに異常事態を再確認した奏は、振り返った楠の引き攣った笑みに、事態が全く好転していない事を察した。


 そう。

 とりあえず楠には妹がいたのだという事はわかった。

 ならば、その名を知っていた飯島と、桜さんとやらは一体どういった関係性なのか。

 楠を通じての只の顔見知り、というには凍った空気の理由が分からず、分からない限りこの状況を何とかする言葉も浮かばず。


(っていうか所長、妹さんの名前を覚えてるんだったら、楠さん本人の名前も覚えてるんじゃあ……)


 というか何故、妹の名前を認識しているくせに、楠は自分の名前を覚えていないのかと。

 なんだかズレ始めた思考と共に、どうにも複雑な事情の裏側が垣間見えたような気がして、奏は軽く頭を振った。

 8年の研究所生活で、この二人の性格や関係性はある程度把握したと思っていたが、やはり未だに謎な部分が多い。


 しかしなんにしても、飯島が何か途轍もない地雷を踏んだという事だけは、間違いない。

 そしてこんな時、第三者は一体どう行動すべきなのか。


「あ……あー! だから楠さんって、結構説明とか上手いんすね!」


 不意の事態に動揺し始めていた奏は、河井に尊敬の念を抱いた。

 こんな第三者にとっては謎でしかない空気の中、口を開くのは相当の勇気が要る行動のはずである。


「そういえば前、卓郎も言ってましたよ。楠さんはきっと、誰かに何かを教える立場だったんじゃないか――って。下に兄弟とかいたら、そういうのって自然と上手くなるもんなんっすね!」


 はははは、と良く分からない笑い声を上げている河井は、奏から見てかなり必死だった。

 否、実際かなり必死なのだろう。

 一応多少の関連性はある話題、しかしその内容には少しばかり首を傾げたくなる奏はけれど、河井の気遣いに何も言わず親指を立ててやりたくなった。


(ああ……楠さんって確かに、特に説明上手なイメージは無いけど……)


 実のところ楠の説明は、上手い方なのだ。問題はヒートアップしてくると途端に、自分の世界に飛び立っていってしまうだけなのだ。

 そして楠は説明の8割が大抵ヒートアップしており――すなわち人に聞かせるための説明を行っていない気がするのだが、 そこは言わぬが花なのであると。


「本気で言っているのか、河井君。コイツの説明が分かりやすいと」


 しかし。

 眉を寄せた飯島が、ドライバー片手に文句を吐くさまに。

 地雷発言をした本人なのだからもう黙っていれば良いものをと、奏は心中で舌打ちする。


「いや、というかなんというか……他の人の世話を焼く事に案外慣れてる、というかなんというか?」


 けれどそこは河井、こういう時には頼れる男であると。

 少しずつ通常へと戻り始めた空気の中 、既にさり気無く傍観者ポジションへと回っていた奏は、心中で頷きながら、己が風邪を引いたときの事を回想する。

 あの時。

 看病に来た誰よりも適切な処置を行ってくれた楠は、確かに人の世話を焼く事に慣れていた。

 そして、それを不思議に思った自分が尋ねた時、まさしく楠は言ったのだ。

 兄弟がいたから、と。


(……ん? って事は実は河井さんって凄い人!?)


 トンチンカンな事を言い始めたかと思えば、結果的に全て『兄弟がいたから』へと綺麗に繋がっていた話。

 そんな驚きの事実に気が付き、まさかそこまで計算ずくだったのかと奏が瞠目して見上げた先、それに気付いた河井が瞬きで疑問符を向けてくる。


「はぁ……まぁ、物事を教える立場にはいたかもね?」


 そして軽いため息をついた楠は、何だか良く分からないが、「もういいや」という気分になったのか。

 このお話はお終いと言わんばかりにヒラヒラと掌を振るその姿に、奏は瞬きで了解を返しながらも、新たな疑問に内心で首を傾げた。


(物事を……教える立場?)


 改めて奏は白衣の背中へと視線を注いで見るが、やはり、残念ながら楠は全く教師には見えない。

 理科の先生、と言われればなんだか納得できそうな気もするが、そもそも人格的に楠は“先生”ではない。


「しかし、お前は上に立つものとして不向きだ」


 そんな思いを代弁するかのように口を開いた飯島に、奏は軽い横目を送った。

 もう余計な事は言わない方が良いんじゃないか、という気持ち半分。所長にしかいえない台詞ですグッジョブ、という気持ち半分。


「あー。なんだっけ? “男であること、頭が良いこと、ガタイがしっかりしていること、人の話をちゃんと聞くこと”だっけ?」


 しかし当の本人である楠は特に気にしてない様子だったので、奏は只静かに成り行きを見守る事にした。


「それは上に立つものとして必要最低限の条件だ。頭が悪いというのはそもそも話しにならない、モヤシの様な外見では頼りなさそうな印象を持たれる、そして話を聞かない者も反感を持たれやすい。あと、そうだな……本当のところ確固とした根拠は無いが、女性を上に立たせるのは良しとされていない」

「やっぱそれも、なんか頼りないからじゃないすか?」


 会話に加わっていく河井の様子を視界の端で傍観しながら、奏は器用に動く飯島の手元を見つめていた。

 最初はバラバラだったパーツも今では全て組みあがり、最後の上蓋を止めるためにドライバーが回転すれば、それが見覚えのあるものだという事に少し遅れて思い当たる。


「恐らくはそういった理由だろう……そして奏!」


 ビクリと。

 急に名前を呼ばれ慌てて視線を上げれば、目の前に飛来したティッシュ箱程度の物体に奏は慌てて手を伸ばす。

 顔面にぶつかる前にしっかりと指先を伸ばしキャッチしたそれは、中々の重量感がある、やはり見覚えのある、前回の任務で少しだけ使用したあの無線機だった。


(これ、作ってたのか)


 思いながら顔を上げれば、何処から取り出したのか。

 同じものを耳に当て、充電ハンドルを回しながらスイッチをオンにする飯島の姿がある。


「先程はああ言ったが。私は男性に対し、女性が極端に劣るとは思っていない。劣るとすればそれはやり方が間違っているだけだ、つまり言いたいことが分かるかね?」


 無線機に向かって話し始めた、飯島の意図を察し。

 己の持つ無線機のスイッチを入れ、奏は充電ハンドルを可能な限りの最速で回転させた。


『分かりません』

『風邪、そして捻挫の休養期間を経て君の身体は鈍っている!』

『っ!!』


 無線機から、そして同じ部屋にいる以上、無線機を当てていない方の耳にもきっちり突き刺さった、飯島の鋭い指摘に。

 反射的にお腹に手を当ててしまった奏の視界の端で、手放された充電ハンドルがプラーンと揺れる。

 そう。怠惰な生活で消えた筋肉は、簡単には戻ってこない。

 ちょっぴり柔らかくなった太ももに、ちょっぴり増量した腹回りに、師匠である飯島が気付かないわけが無いのだ。


『君には、蓄積してきた経験がある。それによって重大な問題は起きないだろうが、普段通りに動けるわけではないという事も忘れないようにしたまえ』

『……了解、しました』

「うむ。通話は良好のようだ」


 くっと顔を背けたくなる奏に反し、無事作動した無線機に飯島の機嫌はまぁまぁ良いようだ。

 しかし奏は、奏としては、数分ほどショックから立ち直れそうに無い。

 好きで鍛錬をサボっていたわけではないが、元はといえばうっかり足を捻った自分のミス。

 否、やっぱり全ては唐突に部下を盾になんかした、あの男のせいなんじゃないかと。

 どちらかといえば逆恨みのような事を考え出し、グツグツとまた怒りを沸かせる奏の隣で、不意にその身を乗り出したのは少しの間傍観に徹していた河井だった。


「……え!? ってかそれ……もしかして無線機っすか?!」

「何を見ていたのだ、河井君。もしかしなくとも当然、無線機だ」

「ま、まじっすか!? なんか良く空調とか直してるとは思ってましたけど、所長、無線機とか組み立てられるんすか!?」

「ふっ……当然だ。寧ろこれが私の生き甲斐と言って良い、作り上げたものが完璧に作動するところを見るとこれ以上無い幸福を感じる。ある意味この研究所についても、そうだ」


 始まったのは、なんとも平和な会話。

 それを聞いていると何だか一人ワナワナしているのが馬鹿らしく思えてきて、奏は小さくため息をついた。

 何にしても、腹の肉について突っ込まれなかった事はありがたい。


「そ、そうっすか……あ! 俺も昔ミニ四駆とか作りましたけど、そんな感じっすかね?」

「良く分からんがそんな感じだろう」

「え。所長、ミニ四駆作ったことないんすか? 男なら誰しもが通る道だと――」

「はいはいはい。ミニ四駆でもプラモでも何でも良いけどね? 次の任務は気を引き締めていかないと危ないよ?」


 しかし、とても平和かつ呑気な会話というものは、長く続かない。

 そしてこの部屋にいる以上、その話題の重要性を決めるのは、あくまでも部屋の主の独断で。

 速やかに雑音認定され打ち切られた話題に、河井が少しばかり不満げな顔をするが、楠の笑顔はさらりとそれをスルーする。


「報告書にあった感染者、かなり強いから。呑気な頭で行ったら死ぬかもね?」


 にこにこと笑いながら中々に物騒な事を言ってくる楠に、奏は軽く眉を寄せる。

 その思いは、恐らく河井も同じだったのだろう。


「……そんなに強いんすか?」


 楠から任務に対しての忠告を受けたのは、初めてだった。

 そしてそれはまるで、その感染者を知っているかのような言い草だった。

 怖い話をするかのようにポツリと落とされた河井の質問に、楠がもっさりした前髪の奥で笑う。


「この所内の人間も、過去に何人か殺されてるから。っていうか多分、河井君はあった事がある感染者だよ?」




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