登場人物・用語覧
登場人物が増え、話もややこしくなる恐れがあるので紹介覧を置くことにしました。
いつもお話を読んでくださる方、本当にありがとうございます。
ちょっと覗いてくださった方、これだけ見ても良く分からないかも知れません。
随時加筆します。
~登場人物~
奏:
田村 奏。
近距離戦闘が非常に得意。
コミュニケーション障害気味。なので友達がいない。
しかし寂しさは全く感じていない様子。
何かと無表情。
案外、苛立ちの沸点が低い。
河井:
河井 亮介。
銃器の扱いが非常に上手い。
社交性がある。空気も読める。
しかし何処と無く漂う残念臭。
何かとフォローにまわる事が多い。
案外、好戦的。(感染者相手に限る)
飯島:
飯島 哲哉。
研究所の所長。奏の義父であり師匠。
いつまでたっても打ち解けてくれない愛娘に頭を悩ませている。
しかし、めげない。
何かと奏の居る場所に現れる。
案外、研究室にも良く現れる。
楠:
本人曰く「下の名前は研究してるうちに忘れた」
黒液・感染者の生態研究から機械類までいじくれる脳みその持ち主。
常に研究室に引きこもって研究をしている。
しかし、飽きっぽい。
何かと色々教えてくれる。(感染者の話題に限る)
案外、癇癪で良く物を壊す。
鴉:
命名・河井&奏。
人語を解する感染者・特殊型。なんか凄く強い。
奏を『非常食』だと言い張りストーキングする。奏に手を出されそうになると怒る。
しかし実際彼女に最も手を出しているのはコイツである。
何かと上から物を言う。
案外、単純なところがある。
卓郎君:
近江 卓郎。
元・不良集団の下っ端。
奏に捕まったのを期に不良グループから抜ける。研究所にて畜産系の部署に配属される。
とても真っ当で、コミュニケーション能力が高い。
しかし普通すぎて上記の人達についていけない。
何かと男性に対し彼女がいるかの確認をする。
案外、逃げ足は早いらしい。(本人談)
兄貴:
本名不明。不良集団のボス。
研究所の者から奪った拳銃を所持。
拳銃で仲間を脅したり、村から食料を奪ったりしてるらしい。
奏の愛犬を昔食べた人。
しかし、本人は全く悪びれない。
何かと言葉を区切りながら喋る。
ケンタロウ:
奏が溺愛していた今は亡き愛犬。
可愛く、頼もしく、賢かった。(全て奏談。客観性は薄い)
ゾンビから逃げ回る生活を送っていた時も、奏の心の支えになっていた模様。
~単語~
黒液:
単純な生存本能と食欲の権化。
人体に寄生する生物兵器らしい。
人の皮膚を消化する事が出来無いため、傷口などから人の体内に進入する。
寄生された人間は過去の記憶・人格を全て失い、黒液の欲によって動かされ続ける。(後述・感染者)
人体組織しか栄養に出来ないので、エネルギー効率が悪い。
外気に弱く、人の体の外で24時間以上生きられない。
感染者:
黒液に感染した人間を言う。
食べれるものは何でも食べる。人間も食べる。
食欲旺盛。
寧ろ通常の感染者は食欲しかない。
充分に食事が出来ないと内側から黒液によって自己消化される。
残った皮膚は栄養や酸素が供給されないため腐る。
但し栄養さえとれれば、自己再生可能。
黒液が脳を操作する事によって動いているので、脳幹を破壊されると動けなくなる。
逆に言うと脳幹を破壊されない限り動き続ける『生ける屍』。
つまり腐りはするが、不老らしい。
~感染者の種類~
通常型:
食欲のみに突き動かされている。
大した知能や力もないので、今となっては大抵は栄養不足によってボロボロである。
俗に言う『只のゾンビ』。
変異型:
上記と同じく、食欲のみに突き動かされている。
身体の一部が人として有り得ない形に変異している個体。
『獲物を狩りやすいように』又は『環境に適応するように』変態している場合が多い。
しかし知能自体は通常型とそう変わらないレベル。
特殊型:
このタイプの感染者のみ、食欲に加えもう一種類の欲求を持つ。
そのもう一種類は感染者となった人間が元々、最も強く抱いていた欲求だとされる。
欲求の種類によって知能指数は様々。
欲求がそのまま『性格』になる事が多く、それによって危険度も多種多様である。
基本的に遭遇した際は即、逃げた方がいい。