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ゾンビから生き残るための百のルール  作者:
俗にいう幕間〜団体への馴染み方編〜
51/109

その47・仲良くする相手は選ぶこと






「オレ、なんか-……ちょっとあの人苦手かもしんないっす……」

「まぁ、言いたい事は分からんでもないけどな……」


 廊下の少しへこんだスペースには、机とそれを取り囲むよう配置された数個の椅子。

 まぁ簡単な雑談スペース、といった空間で椅子一つずつに腰を下ろした男二人は、二人して多大なため息を落としていた。


「何ていうんですかね、どっからが冗談でどっからが本気なのか分かんないっていうか……何処にツッコミ入れても良いのかわかんない人、苦手なんっすよ……」


 そして、ぐったりと。

 肩を落とす卓郎君は、急激に入ってきた知識量と解読不能な楠の思考回路に今、遅れてきた疲労をずぅんと感じていた。

 一方、向かいに腰掛ける河井は河井で、報告書の書き直しに相当疲れたらしく。

 ぐっと背筋を伸ばしてストレッチをし、両手首の関節をバキバキ鳴らながらもその首をゴキゴキと回しているという様である。


「……ま、そこまで心配しなくても良いんじゃね? お前畜産に入るんだろ、そうでなくても楠さんに会う事なんか、自分から会いに行かない限りねぇよ」


 そうして、ふうっと。

 ストレッチが終了したらしい河井が軽く息をつきながら吐き出した言葉に、無意味に肩を揉む卓郎君の内心で一つの疑問が浮かび上がった。


「え、そうなんすか?でもあの人、結構偉い人なんじゃ? 若く見えますけど」

「まぁ若く見えるけど偉いかって言うと偉いな、多分相当古株だし。けど楠さん、まず研究室から出て来ねぇから」


 けれど、足を組みくつろぎ始めた河井の説明からして。

 偉い人だからと言って特に何かの指揮をとっている訳でもなく、誰かに指示をしているわけでもなく。

 『研究室から出て来ない』――つまり楠さんは、研究室に引きこもっているのだと。

 なるほど、理解した卓郎君は『古株の引きこもり』というのはどうなんだと一瞬思ってしまったが、とりあえず口にはしないでおくことにした。

 どんなものだろうと上司というのは、尊重してしかるべきものである。

 そんな案外昔古風な概念を持つ卓郎君の数秒の無言を、「あー」などと言いながら思い切り首を逸らしていた河井は、どうとったのか。


「お前、もし、楠さんに会いに行くことがあったら絶対部屋入る前にノックしろよ。あと、部屋の前では絶対騒ぐな」

「は、はい」

「あの人まじ研究の邪魔されると怒るから。あと頭に物投げられても怒るから」

「え、それは誰だって怒るんじゃ――ってかそんな事しないっすよ、誰がするんすか」


 ガバッと首を起こしたかと思えば、酷く真剣な調子で向けられた河井からの言葉に。

 始め真剣に聞いていた卓郎君は、少しばかり噴出してしまった。

 頭に物を投げられたら怒るのなんて当然で、そもそも、そんな子供じみた事をする人間などそう居ないはずで。

 なので最後の注意は正直、河井の冗談かと思った卓郎君だったのだが。


「……所長?」


 何故か疑問符着きで落とされた、けれど確固としたその名称に。

 先程考えていた事が考えていた事なので、ノーコメントしか返せなくなった卓郎君はそっと河井から視線を逸らした。

 そして河井の方も、それが『新人』にとってコメントしにくい話だという事に気付いたのだろう。


「あー……ってかお前、所長には会ったんだっけ?」

「ああ、なんとか会えました」


 そうして軽く話題を変えた河井が、肯定を聞いて苦笑いする様を卓郎君は疑問符交じりに眺める。

 苦笑されるような要素が、何かあっただろうか。

 それは所長と対面した時の事を回想すればかなり確実にあったのだが、それを卓郎君が回想するより先、また河井が笑いながらその口を開く。


「いや、お前すげぇなと思って」

「?」

「俺、所長を自力で探し当てれるようになったのマジ最近」



 マジ最近。

 その意味を理解するのに多少惑った卓郎君は、理解するのと同時に河井へと一つ瞬きを返した。


「え。所長ってそんなもんなんっすか。常に所長室でふっかふかの椅子に座ってるもんじゃ無いんすか?」

「知らねぇけど。少なくとも此処の所長はそうだな、行動パターン掴むまでは本気で見つけれねぇ……まぁそもそも会う必要性もなかったんだけどな」


 恐らく何年か研究所に所属しているのであろう河井が、最近になってようやく所長の居場所を掴めるようになったとは。

 そして会う必要性がない、というのも卓郎君には驚き混じりの疑問点で。

 普通、何か色々と支持などがあるんじゃないのか、という卓郎君のそれは表情に乗ってモロに伝わったのだろう。


「個別任務の時は口頭で伝えられっし、そうじゃない時は部隊の班長さんとかから内容聞く」

「え、そんなんで大丈夫なんすか。聞き間違いとかしたら一人、置いて行かれたりするんじゃ……」

「一応詳しい内容は掲示板に張られてんだよ。だから問題ねぇっていうか、別に会う必要もねぇって言うか」


 補足を吐き出した河井に、卓郎君は一応納得した。

 しかし、それはそれで先の言葉を考えれば新たな疑問が出てきたりもするわけで。


「ん、じゃあ何で今は河井さん……ああ、やっぱ此処で長く勤めてると会う必要も出てくるんすか?」

「……。まぁ、副産物ってのかな」

「?」

「ま、もしお前もこれから所長探す事があったら――楠さんの研究室か、食堂か、奏の部屋の前で一日張ってたら絶対見つけれるから」


 けれど。

 『会う必要がないならば何故、行動パターンを把握しているのか』という卓郎君の質問は、何だか曖昧に誤魔化された。

 一体、副産物とは何の、なのか。

 それに若干首を捻りつつも、追求しても無駄だとスッパリ判断した卓郎君は、多少モヤモヤしつつも今日、最もまともな会話の最中ということで。とりあえず所長の出没地に対するコメントを述べてみる事にする。


「うーん、なんというか案外、所長って行動パターン単純なんすね」

「……そうだな」


 しかし、それに対しても何故だか河井は苦々しげな表情をしていて。

 正直、河井の中の苦々しさというのは奏と面識が出来て以降、所長との遭遇率もかなり上がったという何とも複雑な心境から来る話なのだが。

 そんな事は知らない卓郎君はともかく、何か話題を変えた方が良いかと。


「ってか楠さんと所長って仲良いんすか?」


 所長出没地として上げられていた場所に居る人物の話題を振ってみた卓郎君は、いまいちその二人の関連性が良く分からなかった。

 あえて言うなら自由人同士、というところか。

 けれど逆に眉根を軽く寄せて小首を傾げるのは、苦々しさをすっぱり忘れる事にしたらしい河井だ。


「ん?ってかそもそも楠さんの研究室に入り浸れるのなんか、所長くらいだろ」

「まぁ、それはそうかも知れないっすね」

「それに結構長い仲なんじゃねぇの?色々手伝ってるみてぇだし」

「ん?楠さんがっすか、それとも所長が?」

「所長が」

「え、逆じゃないんすか」


 そうして今や、完全に世間話、といった雰囲気をかもし出し始めたその場。

 しかしその内容は依然、卓郎君にとっては不可解なものばかりで。

 疑問が一つ解決すればまた次の疑問、終わりの見えない疑問符の数々を時折スルーしながらも大体真面目に返す河井は、中々に面倒見が良いのかもしれない。


「俺もそこまで詳しくは知らねぇけど。なんか楠さんって飽きっぽいから、研究しても理論だけ完成させて良くほっぽり出すらしいぞ」

「そ、それを所長が完成させてるって事っすか?」


 そして。立場逆なんじゃないっすか、と。

 言いはしないが思う卓郎君は、なんだか凄くいろいろがおかしいような気がしていた。

 研究をしても、結果として物にしなければ意味がない。

 そして物にしなければ意味がないとはいっても、その理論だけでほっぽり出されたものの後始末を所長がしているというのはかなりおかしい。

 完全に上下関係が狂っているように思える二人の関係に、そういえば楠はあの研究室を一人でフル活用しているようだったなと。

 ついさっき訪れた場所の様子を回想してみた卓郎君は、かなり眉根にしわを寄せていた。

 与えられた個室に篭りっきりで研究をしている――そんな楠は、研究者として優秀なのかも知れないが。

それにしても優遇されすぎなんじゃないかと。


「まぁ全部じゃないだろうけどな。所長も格好からして研究者なんだろうし……ああ、でもこの前壊れたパソコン直してたから。同じ研究者でも畑違いなのかも知んねぇ」

「……だから楠さん、パソコンが落下してても特に動じてなかったんすね」


 心中で唸りながら河井に返す卓郎君の声は、自分で気付かないうちに少しばかりトーンの低いものになっていたが。


「ああ、でもアレ。楠さん、多分自分でもパソコン治せるぞ」

「え」

「なんかこの前、機械の組み立てみたいなのしてたから。パソコンくらい行けんじゃね? 流石に液晶は無理だろうけどな」


 普通に言ってくる河井に、卓郎君は思わず間抜けた声を上げた。 


「って、事は……楠さんって、生物系の研究から機械類まで行けるんすか」

「そうみてぇだぞ?」


 そしてやはりアッサリ返してくる河井に。

 卓郎君は抱えていた『その他大勢の僻み』的なものをスッパリ忘れて絶句した。


「スペック高すぎっしょ……ほんと、何者なんすか」


 研究、と一言に言ってもそのジャンルはかなり多種多様である。

 畜産でも牛と鶏は大きな差があると知っている元、畜産農業の息子・卓郎君は今、楠が重宝されている理由がとてもしっかりと理解できた。

 そしてそれならば個室を与えられようと、その個室に篭りっきりであろうと、好き勝手な気分で研究をしようと。全く持って許されると。

 楠の脳みそに驚愕を超えた感動を覚える卓郎君に反し、けれど河井はいまいちピンと来ていないのか足を組みながら呑気な事を言っている。


「さぁ?なんか、あんま此処に来るまでの経歴とか聞かねぇから。そんな凄い人なら本とか出してっかもな――あ、そう言えば此処、図書館あるぞ」

「……探して出てきたらびっくりっすね。ん、ってか楠さんって下の名前なんでしたっけ?」

「それ、俺も知らねぇんだよな。なんか研究ばっかしてるうちに本人も忘れたらしい」

「ま、マジっすか……やっぱ天才って良く分かんないっすね」


 はぁ、っとその時口から漏れたのは感嘆の息だったのかどうなのか。

 自分自身でも分からない卓郎君はふと、そこで先行きの不安を感じた。


 どうにも、この研究所には『普通』とは言い難い人物が集まっている。

 性格もそうだが特にその能力においてが顕著であると。

 重いため息を落とした卓郎君は、自分とはかなりの桁違いの人物らの中でやっていける自信がちょっぴり無くなって来てしまっていた。

 所詮、自分は凡人――今まで彼がきちんと接したのは奏・飯島・楠という研究所の中でも『何だかアレ?』レベルがかなり高い人物らだったのだが――そう感じてしまった手前、卓郎君の気分は落ち込んでいってしまう一方という訳である。


「ああ、なんかもう癒されたいっす……」

「今からそんなんでどうすんだ。……っていってもまぁ、会った人が会った人だからしょうがねぇかも知れねぇけど」

「いや、ちゃんとバリバリ働きますよ。間違っても実験体とかにはされたくないんで」

「いやまぁあれは冗談だろ……多分」


 はぁ、っと。

 今度ついたため息は、河井の口からも小さく漏れたものだった。

 何やら良くは分からないけれど、きっとこの人にも何か思うところがあるんだろうと。

 それにちょっぴり親近感を覚えた卓郎君は気分的お疲れモードながらにまだ、この研究所内でもまともだと言える先輩に一筋の希望を投げかけてみる。


「……河井さん、なんか美人な女の子とか知らないっすか」

「美人、美人なぁ……なんか最近もう“女”ってだけで良い様な気も……」

「……まぁ正直、その気持ちは分かるっす」


 しかし、どうやら駄目だったらしい。

 河井自身到底癒しとは程遠い生活を送っているらしく、また少し希望が費えた卓郎君はけれど、同類がいた事にちょっぴり安心したりもした。

 やはり、この先輩はかなり普通の人だ。

 それは確かに腕っ節はかなり強いのだろうが、少なくとも自分と同じ感性そして同じ女関係境遇にあるのならば、と。

 しかしそこでふと、同属歓迎しかけた卓郎君の脳裏に過ぎったのは一人の女性の姿。


「え、でも河井さんは奏さんがいるじゃないすか」


 そうだ、少なくとも河井はそれなりに奏と仲良しであると。

 そんな事実に卓郎君は少しばかり恨めしげな視線を送った。

 少なくとも河井は奏にある程度信頼されているし、間違っても偽の鍵を渡される自分なんかよりは到底高い地位に居ると思える。

 しかし。


「え。お前、そう見えんの」

「え。美人だし、良いんじゃないすか? 何よりほっといても大丈夫そうって言うか」

「まぁ後半には同意――ってか、いや。なんつーか……いや、別に奏とはそう言うんじゃねぇよ」


 向かいで驚くべきほどその眼を見開いたかと思えば途端、苦々しげになる河井の表情に今度はまた卓郎君が首を傾げる番だった。


「え、でもなんか鴉さんにおんぶされてる奏さん見たとき、河井さん凄い顔してた気が」

「あれは――っ! いや、それを差し置いても、だ。これは例えの、例えの話だけどな?」


 声を荒げたかと思えば、直ぐにそれを押し殺して。

 しばしの沈黙を作る河井は、恐らく何事かを言い淀んでいるのだろう。

 それを黙って見守る卓郎君の前、やがて腕を組んだ河井がゆっくりとその口を開いた。



「お前……自分に腕相撲で勝った女の事、そう簡単に忘れれる?」

「……負けたんすか」

「だから例えの話だ!」


 身を乗り出してくる河井がそのまま机を叩きそうな勢いだったので。

 軽く身を引いた卓郎君は相手の少しばかり赤くなった顔に『河井さん実はそこまで強くない説』を浮べながらも、とりあえずそこはスルーして質問にだけ正直に答えてみる。


「そりゃまぁ、印象には残ると」

「そうだろ!? だから、そういう感じって事だ。……ああ、そもそも俺もちょっとくらい真面目に対人格闘訓練やってれば――」


 しかし、うだうだ、うだうだと。

 小声で何やらを吐き出しながら机に沈み込んでいった河井は既に、先程のが例えでも何でもない、という事を相手に悟らせてしまった事を理解しているのだろう。 その内容が正直かなりへこむものだと男として共感できる卓郎君の中には、少しばかりの申し訳なさと同情心が沸いている。


「あー、でもほら、アレっすよ。やっぱでもゾンビ相手なら銃の方が断然強いんじゃないすか?」

「……このご時勢、そうとも断言できねぇんだよ」


 けれど。

 突っ伏したまま喋るのでモゴモゴと口篭ってしまっている河井の言葉は依然、ずぅんと陰鬱な空気を漂わせており。

 話を微妙に逸らしつつ行った遠まわしな励ましは効かなかったのだと理解した卓郎君は、腕を組み頭を悩ませた。

 もしかするとこの人はそれなりに強い割りに、自分に自信が無いのかもしれない。

 思考の流れから出たそんな考察に、卓郎君はまた河井の『普通の人』感に少しばかり親近感を沸かせるが。

 今はともかく、彼を浮上させるのが先決であると。


「ん、んじゃあ……なんで河井さんは武器に銃を選んだんすか?」

「え?」


 また違う方向から言葉を選んだ卓郎君は、返って来た疑問符に疑問符を浮べた。

 机に顎を乗せながらも顔を上げた河井が、目を丸くして頭上にありありとクエスチョンマークを出し首を傾げている。

 そんな姿に「え?」と聞き返したいのは此方の方であり。

 もしや声がきちんと聞こえなかったのかと、質問を繰り返しかけた卓郎君はそれより先、開かれた河井の口から漏れた言葉に声を失った。


「見つけてから殺すまで、銃器の方が早いから」


 そんな当然のように言われても。

 というのが正直な感想で。

 やはり口には出さなかった卓郎君は、未だ何故そんな当たり前の事を聞かれたのか分からない、とでも言いたげな河井の表情をまじまじと見つめた。

 もしや、この様子からして、この人は。

 実はちょっと変な人なんじゃないかと思ってしまった卓郎君は、周囲の変人率に絶望した。

 「遠距離から攻撃できるから」ならまだ理解できたが、「見つけてから殺すまで早い」というのは正直、到底理解できない発想である。

 なんたって、この研究所が相手にしているのはゾンビなのだ。

 普通は避けて通る、遭遇したら逃げる相手に何故そんな見敵必殺的発言が当然のように出来るのか。


(ああ、そうか……)


 しかし、そこで卓郎君は理解してしまった。

 外でゾンビと戦っている人の思考回路なんて、ゾンビと自ら関わろうとしている人の思考回路なんて、そもそも理解できる筈がなかったのだと。

 そしてそんな卓郎君の脳裏には数時間前、所長室で告げられた言葉がありありと蘇ってきている。


――正に、適材適所だ。


 ああ、そうだ。

 その通りだ。

 ならば自分は、適所である畜産で牛でも育てているのに限ると。


 そうして自身のこの先の展望を思う卓郎君は漸くにして、『関わる人間を間違えたから』という、憂鬱の理由に気が付いたのであった。









この幕間はこれでおしまいです。普通の人と結構普通の人の会話って地味ですね←

けれど普通の人の視点と言うのは、こんなものですね。


次に一応人物表をのせた後、本編に入っていきます。

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